
昨日エンジンが掛からなかった600の確認作業
バッテリーを酷使したのでまずは充電器を掛け
しばらく置いてセルを回すとプスンプスンと
音がしました。何か掛かりそうな気配・・・
アクセルをベタ踏みして3回目で始動!😱
空ぶかしでカーポートの中が白く煙りました。
こりゃ何かあるなと原因を追及しました。
すぐにエンジンを止めると再始動し難くなると思いしばらく暖機運転しました。
外見的には何も異常無さそう・・・。
エンジンを止めてプラグの確認から。外すと4本共にすっかりかぶってます。
電極・冷却ホールなど黒くてはっきり写らないくらいでした😓。
以前入れたプレミアム1の割合が濃すぎたのも起因してるかも知れません。
並べて写真を撮ろうとしてたら4番プラグの端子がこんな状態!
分離型の端子が緩んでおまけにネジ部分が傾いてました。
恐らくここが起因して高電圧がリークしてたと思われます。
やっぱり原因があったんだと納得しました。
しかし何で緩んだりおまけに曲がるの?
エンジンの振動で端子が緩み始めその状態でプラグキャップを抜き差したので
ネジ部が曲がったのでしょう。一番奥の4番は見え難かったのも一因かと。
曲がりを修正してプライヤーでしっかり締め込みました。
左端の端子の様に酸化してるので右の2本の様に研磨しました。
4本磨いて端子の通電性が改善すると思います。
冷却ホール内部のカーボンを細いドラバー掻き出すとこのくらい出て来ました。
ギャップの確認もしましたが0.6mmは問題有りませんでした。
中心電極の放電部分もペーパーで磨いて綺麗にしました。
砂やゴミが噛まない様にヘッドのプラグホールも綺麗にしました。
この写真で気付いたのですがプラグホールの脇には番号が陽刻されてあり
ヘッド中央にも製造番号?部品番号?点火順番?の1342があります。
1342はシリンダー番号の数字と重なり紛らわしいので脇にわざわざ鋳型で
陽刻したのでしょうか?
ネジ込は必ず手で行います。指で締まるところまで締めてレンチでギュッと。
プラグキャップ側にリークした跡が無いか確認しましたが腐食も無く大丈夫でした。
元通りにして再始動はセル一発! 当たり前の様にアイドリングしてます。
かぶり気味なのでパイロットスクリューを1/4ほど開けました。
コロナ渦で近所のチョイ乗りしかして無いので余計にかぶります。

「君のメンテが完全じゃないからだよ」と訴えていた様です😔。
昨日何とかエンジンが掛かって出掛けてたら出先でもっと深刻な状態になり
積車のお世話になっていたかも知れません。ちゃんと教えてくれたんですね。
ほんと600はとても素直で良い子だな~と感謝しました😊。
同様な状態でも大排気量のJAGUARでは気付けなかったかも知れません。
ほんとに些細な事象ですが確認メンテは重要だと痛感しました😓。
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Posted at 2020/09/23 12:49:32 | |
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FIAT600 | 日記