
ジャッキアップして潜ってフィルターを外して
ハウジングを外し角細パッキンを摘出しました。
潰れてよれたところが一箇所ありました。
オイルが浸透して液体パッキンはオイル分で
ベースにくっついて無く効き目ゼロ・・・
ハウジングから簡単に剥がれました😣。
まずはベースの溝をパーツクリーナーで綺麗に拭き取りました。
昨日届いたOリングを仮嵌め合わせをして見ました。
線径φ3.5mmx内径φ70.6mmは太過ぎて溝に入らず内径も小さ過ぎました。
線径φ3.1mmx内径φ71.4mmも若干太くて溝に入りきらず内径ももう少し
大きい方が良い状態でした。結局どちらも装着出来ませんでした😱。
Oリングを押えていないと落ちてくるので写真は取れませんでした。
線径2mm前後で内径74~75mmほどのOリングを取り直して組付けるか
悩みましたが、このまま放置も出来ずダメ元で新品角細パッキンでもう一度
試して見る事にしました。
YouTubeで海外のXKエンジンのフィルター交換作業を複数見ましたが
液体パッキンは併用せず逆に少しオイルを塗って組付けてましたので
一旦綺麗に拭き取ってから微量のオイルを塗って組付けてみました。
締め付けはパッキンがよれない様にハウジングが回らない様に押えて
固定ナットは締め過ぎない様にある程度に抑えました。
下から顔を近づけて隙間からパッキンのよれが無いか確認しました。
フィルターを戻して試運転に出ましたがすぐに漏れてくるかもと不安でしたが
シンクロテスターの調整具合も確かめたいのでまずは走らせて見ました。
低速からガバッと踏み込むと以前はキャブからカリカリ音が出ましたがそれも
ほぼ無くなりとてもスムーズに加速出来ました。
正直こんなに変るとは思っておらず感心してしまいました。
今までこの位の水温だと800rpmになっていたのですが700rpmを保ってます。
きちんとセッティングが合うとアイドリングも安定するんですね。
もっと早く購入すれば良かったと思いました😣。
さて問題のパッキンはどうなのか漏れてないか不安です。
ガレージに戻してしばらくアイドリングさせてからエンジンを止めました。
少し置いてからジャッキアップして潜った直後の状態です。
しばらくするとフィルター側面にほんの少しオイルの滴が・・・ダメか〜😣。
ハウジング根元部分にペーパータオルの先を当ててオイルが付くか確認したら
大丈夫そう??しかしタオルにオイルが滲みた所がありました。
フィルターの締付け不足かと思いレンチで確認したらしっかり締まってます。
どうやらフィルターを締め付けた時にOリング周りにたっぷり溜まっていた
オイルが押し出され上部の溝に溜まって垂れて来た様でした。ほっ😌。
ベースとハウジングの隙間を注意深く観察しましたが角細パッキンからの
オイル漏れは治まった様に見えます。と言うか治まって欲しいです。
まだ完全に安心出来ませんがしばらくこれで様子を見たいと思います。
それにしてもジャッキアップして潜り込んでの作業は首が疲れ頭が重くなり
気分が悪くなってしまいます。
反対側は伸縮ロッドステー付鏡を使って確認しました。
ロッドステー付の鏡は狭いJAGUARのエンジンルームではとても重宝します。

今後また再発する可能性があるので角細パッキンに近似値サイズのOリング
①線径Φ2.0mmで内径74.5mm
②線径Φ1.78mmで内径75.92mm
③線径Φ1.78mmで内径72.75mmの3サイズを追加注文しようと思います。
単価は安いので送料の方が高いくらいです😅。
450