
昼休みにふと思い立って、
リアアクスル廻りの締め付けトルクを調べておこう、、、
と思い調べ始めました。
で、ひとつ間違いに気付いてしまいました。
それはサイドギヤとジョイントフォークを
固定するボルトの締め付けトルクなんですよね。
以前、レース屋さんに
デファレンシャルケースと古い方のジョイントフォークの
クリアランスを調整してもらうべく、お願いしに行った時に
トルクはいくつで締めるの?って訊かれたんですよね。
逆にレース屋さんに『今のボルト、どのくらいの太さでしたっけ?』
とお聞きしたら、『M8だったんじゃない?』との答えが返ってきて、
確かにボルトの頭が14mmだったので、
そうなんだろうな、と思って、
『んじゃ、2.5kgmですね』ということにしてしまいました。
で、それ以降そのボルトが完全にM8だと思い込んでしまっていたのですが、
今日調べた値が6.5kgmと妙にデカイ…。
ひょっとしてM10?と思って調べたらやっぱしM10でした…(汗)。
サイドギヤに対してジョイントフォークのスプラインはドン突きになっているので
トルクが4kgm違う影響がクリアランスに出る事は無いだろうと思いつつも、
一寸気になってそのトルクで締め込んでクリアランスを確認してみよう、、、
と思ったのですが、
そこでまた
『うそぉん』という事実が発覚してしまいました。
ボルトが締められない…(汗)。
ボルトはスリップユニバーサルジョイントの中を通し、
ユニバーサルジョイントの真ん中に空いた穴を通して
ジョイントフォークの穴に入れる感じになるのですが、
ユニバーサルジョイントの穴をボルトは通過するのですが、
それを締め付けるソケットが通過しないんですよねぇ…。
えっ?なんで???
と思って調べたら、車両に最初に付いていたユニバーサルジョイントと比べると
穴が全然小さいんですよね。
そういえば、EPCに
品番変更後のスリップユニバーサルジョイントを交換する時には
そのボルトも一緒に交換するように指示されていたんですよねぇ。
でも実はそのボルト、新品を取り寄せてあったんです。
しかし、調べてみたら、頭が同じ14mmのボルトだったんですよね。
むむむ、これは一体…。
色々考えたのですが、
恐らくボルトはやっぱり頭が12mm程度になっているか、
或いは内六角のタイプに変更になっていて、
一方取り寄せたボルトは純正部品ではないようだったので
恐らくドイツの部品屋が変更を反映させていないのだろう、、、
という考えに行き着きました。
そう判断したのでボルトを取り寄せねば、、、と思い、
期待薄と思いつつヤナセに国内在庫を確認してもらった所やはり無し。
故に本国オーダーとなってしまいました(涙)。
週末は頑張るぞぃ!と思っていたのに作業を大幅に進める事は
ほぼ絶望的となってしまいました。
しかもボルトが本当に私が考えた通りになっている保障もないので
ボルトが到着するまで暫く落ち着かない日々が続きます…。
ひとつ嫌な感じがする事もあります。
古いスリップユニバーサルジョイントを使おうとしていた時に
交換したユニバーサルジョイントの穴も
調べてみたら小さかったんですよね。
新しいスリップユニバーサルジョイントに交換する場合は
ボルトを交換する事になっているんですが、
古いタイプのユニバーサルジョイントのみを交換する場合には
その指定がないんですよね。
これからするとボルトが必要となる理由はほかにあるのかしら?
と思ってしまいます。
でもどうやら交換したそのユニバーサルジョイントも社外品だったみたいなんですよねぇ。
もう問題は発生しないだろうと思っていたのに
これなので本当にガックリ来てしまいました…(苦笑)。
画像は古いタイプのユニバーサルジョイントの新(右)、旧(左)です。新しい方の内側の縁の分が余分なようです。
新しいスリップユニバーサルジョイントのユニバーサルジョイントの穴はこの新しい方とほぼ同じのようです。
Posted at 2009/06/23 23:27:13 | |
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