一寸色々バタバタしておりまして(苦笑)、
準備は進めていたものの、なかなか書く事が出来ませんでしたが、
今年も代表のHさんにお誘い頂きまして、表題の集まりに行って参りました~。
前々回の時もそうでしたが、220君は丁度車検入庫のタイミングで、
コペンさんでの参加で御座いました。
ってなわけで出発。
雨はすっかり上がっていましたが、
十里木越えはドライにはなり切れずセミウェットという感じでありました。
その途中、心の準備がなかったので画像に収める事が出来ませんでしたが、
前の何台かが何かを避けて走っていくなァと思っていると、
路肩に共に赤い、エスハチ?とヨタハチが停まっていて、
ひょっとしてどちらかがエンコしたのかな?と漠然と思っていました。
ところが忠ちゃん牧場方面への交差点を過ぎたあたりから、
何台ものヨタハチとすれ違いだしたので
これは何かイベントがあるのだな、、、と思いました。
自衛隊の原っぱ、、、
画像を挟んでのヨタハチ他の画像をば。
で、今回の会場である、マースガーデンウッド御殿場の駐車場に着いたのは
この時刻。
駐車場はこんな具合で、、、
なんだ、また前乗りしちゃったのか、、、と、この時は思っていました。
その内、旧車らしき音が聴こえてきたので、そちらの方を見てみると、
E9が走ってきたので撮影。
しかし皆、コペンさんを停めている駐車場はスルーしつつ、
迷っている様子だったので、なんで???と思ったのですが、
実は私が停めていた場所と違う、一寸判りにくい所に駐車場があったのでした。
そちらに移動してみると、なんだ、もうこんなにお揃いなんじゃん(苦笑)。
ってなわけで、撮影の時系列は多少揃っていない部分もありますが、
とりあえず今回の参加車両を一通りご紹介いたしましょう。
CSA
OさんのCSA
CSA
CSA(初参加)
CSA
CSA
maruさんのCSi
YさんのCSi
CSi
HさんのCSi
CSi
あぁ~、アホなのでこうして画像に車種名を付けて行って、今頃ようやく気付きましたが、
これって列でCSとCSiを分けてあったんですね。
CSL
CSL
CSL
CS(US仕様)
CS(初参加)
CS
CS
と、いう感じでE9は総勢18台。
ここまで書いて、一番奥の列はMTのCSだったという事にようやく気付いて、
CSiの前の6台のCSの文字の後にAを書き加えたのでした(笑)。
E9以外の注目車輛はコレでした(初参加)。
これをE3と呼ぶのは調べて初めて知ったものの、
この型の車自体は知っていて、懐かしいなぁ、、、なんて思っていたのですけれども、
なんと特別な一台でありました。
3.0Siという、3.0CSiと同じエンジンを載せたモデルで、
それよりも100kg軽いので滅茶滅茶走るのだそうです。
3.0Sはそうでもないらしいのですが、3.0Siになると結構希少らしく、
バルコム物では確か十数台しか入っていないというようなお話でした。
さて、それでは改めて見学と参りましょう。
ドアが開いていたので一枚(笑)。
ドイツ車は室内にクロームを取り入れるのが上手いですよね~。
使い方によってはケバケバしくなる所を、
品好くまとまっている所が流石だと思います。
MBだと割とシート装飾が地味なのですが、
これは高級感漂う派手さが何とも好いですよね。
このバックレストを支持している部分を素直な形状にせず、
くの字型にしているところと、
後ろ側から回り込んでいるパネルをクロームで縁取っている所がお洒落だと思います。
窓が開いていたので一枚(笑)。
MBとは対照的に艶を抑えた、、、というかほぼ艶無しという感じのウッドパネルが
スポーティさを演出していますよね。
W111/112クーペでは
ダッシュボードの革のラインをドアパネルに連続させるデザインを採用していますが
E9もダッシュ上の素材とウッドパネルをドアパネルに連続させている所に
共通性を感じたりしてしまいます。
よくよく気にしてみると、センターに吹き出し口らしき物が4つ並んでいますが、
ひょっとしてクーラーとヒーターの吹き出し口が別個になっているという事なのかしら?
MBではステアリングを交換している率が低い気がしますが、
この車でもナルディに変わっているように、この集まりに参加されているE9では
ステアリングを交換されている車が割と多い印象でした。
こちらはUS仕様。
内装はオリジナルのままなのかは門外漢には判りませんが、
こうした明るい色の革内装になるとまた雰囲気がガラッと変わりますね。
クーラー、ラジオ、PWスイッチ後方にある何等かのスイッチ?シガライター?のノブが
同じ意匠の物になった居るのが私的には好印象ですね。
この車はBMWのステアリングが付いていて、
きっと元々この車に装備されていた物なのでしょうが、
廻りの雰囲気からするとここが一寸新しい感じがしますよね。
E9の当初からこのタイプだったのかしら?と調べてみると
この前に3本スポークでセンターが丸いタイプがあるのですね。
個人的にはそちらの方が好きかもです。
現場にいた時には思いつかなかった事だからチェック出来ていなかったけれど、
3本スポークの車輛って参加していたのかしらん?
因みにこのタイプですね。
あれっ?、似てるけど、これはまた一寸違うなァ。
あらま、ウッドリムのものまであるなァ。
因みにBMWのネット上のパーツリストは、あまり信用出来そうもないのですが、
4本スポークらしき物について、1973年の10月以降と書いてありました。
某イベントで購入されたという車両のエンジンルーム。
やはり、あのイベントで売られていた車だけにキッチリと綺麗に仕上がっていますね~。
ペイントのステッカーとプレートが居なくなってしまっていたのが
他が綺麗なだけに個人的には少々残念でした。
プレートはともかくとして、あのステッカーは色毎の物だから、
リプロは難しいでしょうしねぇ、、、
、、、と思っていーべーを調べてみたら、色を指定すれば、
プリントして送ってくれるところがあるみたいですね。
因みにW111のフューエルドアに貼ってある薄い金属(アルミ?)製の空気圧ラベルは
車種毎で違う筈で、それ故220SEbのような不人気車種用の物はないので、
腐ってダメになった220君のそれに貼ってあった奴を剥がして
大事にとってあるのですよね~。
maruさんにセンターグリルの変遷を解説して頂きました。
初期はこのように総クローム。
中期では内側の柱が黒に。
後期はクローム枠が一寸太くなって内側の柱が左右それぞれ4本ずつになるのだそうです。
なるほろ~、これでおおまかな新旧の判別が出来そうですね。
türkis-metallicのCSiのエンジンルーム。
E9ってどこにA/Cコンプレッサーがあるんだろう?と思って
奥の方を覗き込んでいたら、オーナーさんに話しかけて頂きましたが、
オーナーさんはご自身で色々整備されているそうです。
このエンジンルームの綺麗さを見ると、愛情が伝わってきますよね。
この綺麗さは恐らくエンジンルーム内の再塗装をされていらっしゃるのだろうと思うのですが、
私のもやっているけれど、知らない間にどんどん傷や錆が増えていくので、
どうしたらこんなに綺麗に保てるのかしら?と思ってしまいます。
何気に取り付けられているタワーバーがまたイイですね。
こんなのキットで出ているのかしら?それとも特注?
フェンダーサイドのクロームのルーバー。
同黒塗り(それともプラ?)。
これも年式による違いのようですね。
んで、ワタクシ、これを本当に穴が空いていると思い込んでいたのですが、
実はダミーで、ベースパネルの着色を忘れるとこうなるらしいです。
まぁ、これはこれで良い気もしますが(笑)。
古いモデル用のワイパーアーム。
一寸画像では判りにくいかもですが、
恐らくアーム部はうちの220君と同様にステンレスの磨き、
逆に判りにくい画像の為に色の違いがハッキリしていますが、
その根元の部分は恐らく鉄にクローム処理だろうと思われます。
やはりステンレスの使用による電蝕を考えて
このような処理がされているのでしょうね。
ネット上のパーツリストを信用するならば(笑)、
1968年の12月から1971年の4月までの車輛にコレが使われているらしいです。
因みに、うちの220君の場合はワイパーブレードの金属部分まで磨きで
これはそうはなっていなかったのですが、
ネットのパーツリストによると、アームの方はCHROMとあるのに、
ブレードの方はBOSCH SILBERNと書かれている事からすると、
やはり元々磨きではなかったのかもしれませんね。
上ではワイパーアームがクロームでエアダクトのアミが黒ですが、
こちらは、、、
ワイパーアームが黒でエアダクトアミがクロームですね。
この辺りはネットのパーツリストの時期の書き方がイマイチで
何が正解なのかよく判りません(汗)。
日本仕様の証、ナショナルのリアスピーカー。
驚くのが、これはラジオ用ではなく、8トラを鳴らす為の専用の物らしく、
その8トラデッキは何と、グローブボックス内にあるという事でした。
この時代ならばベッカーでカセットステレオデッキがあった筈で、
恐らくBMWにもそうしたオプションはあった筈だと思うのですけど、
この時代はMBの日本仕様も何故かナショナル製で
使える物は国産品を使いましょう的なものがあったのかしら?
なんて事を考えてしまう感じですね。
あぁ、でも、ひょっとしてその頃、国内にカセットテープ自体の流通がなかったのかしらん?
WIKIを調べてみたら、一応、、、
『日本では1966年にTDKがOEMでカセットテープの生産を開始した』
ってあるからそうでもなさそうだけど、
生テープとしては存在していたけれど、音楽ソースとして販売された物としては
当時は8トラが主流だったって事なんでしょうかね???
話が一寸戻りますが、Hさんの車には見た目が違う、ナショナルのスピーカーが付いていました。
ずっと昔、220君に付いていた古いナショナルのボックススピーカーをアップした事がありますが、
あれもひょっとして実はディーラー装着品だったりして、、、と思ってしまいました。
アンテナも出荷時にはヒルシュマンの電動が付いていた筈なのが、
私の所に来た時には古いナショナルの手動に変わっていましたしね。
リアエンブレム比較。
上側のクローム部の立ちの高さの違いが判るでしょうか?
上がオリジナルなのですが、後年造られた物はこんな所も違うのですね。
Hさんの車の書類群。
こういうのがキチンと揃っているのが
いかにもキチンとした経歴の車って感じで好いですよね。
私のなんか、何にもないもんなァ。
ドリルドローターに赤キャリパー。
アルミがフィンタイプで中が見えるから、こういう事をやりたくなっちゃいますよね。
MBのバロックなんて殆ど中が見えないからなぁ(笑)。
部品販売。
そこでトランク蓋裏に付く工具箱内を覗くの図(笑)。
プロペラシャフトのセンターベアリングのマウント。
これ、どこかで見た事がある気がするんだよなぁ。
ひょっとしてもっと新しい世代の車輛にも使っていたりしたのかしらん?
エンジンマウント。
瞬時に動力が伝わりやすそうだけれども、こんなんで振動を抑えられるんかな?
と思わせるようなマウントですね(笑)。
こういう所ひとつ見ても、MBとの考え方の違いが判るような気がしますね。
初期ロットのCSLのトランクを開くもどうすれば開けておけるのかが判らないの図。
因みに初期ロットでない方は普通のE9と同じようにスプリングの力で自立するのですよね。
この画像で青いシャツの方がトランク解放部の端を掴んでいらっしゃいますが、
この部分の厚みが初期ロットとそうでない物で全然違うのだそうです。
この後で、初期ロットのオーナーさんが違いの説明をするのに
ご自分の車輛の天井板をノックされたのですが、
いかにも薄い板を叩いているような響き音がしていました。
で、時系列は違いますが、トランク蓋を開いておく正解はコチラでした(笑)。
それではここいらでお得意のお駄弁り画像を載せていこうと思います。
この日はENGINEの記者の方が取材に来られていました。
JAFさん登場。
1台、ATF漏れが酷い様子で臭っていたので来てもらったようです。
その車は帰りまでそのまま置いてあり、最後まで見届けていないんですけど、
ATF継ぎ足しで帰ったのか、陸送となったのか、気になる所であります。
ここで投稿制限に引っ掛かってしまいました(苦笑)。
その2に続きます。