
こないだのバルブクリアランス点検・調整の際には
3箇所しか調整する必要なかったので、やりませんでしたが、
バルブクリアランス調整をする際には
ひとつ点検すべき事があります。
それが表題の調整トルクの測定なんですよね。
画像の頭がボール状になっているところが
ロッカーアームの支点になる部分で
そのボール状になっている部分の下の6角の部分に工具を掛けて
クリアランスを開ける時には締め込む方向に、
狭める時には緩める方向に回すというのは
先日整備手帳に書いた通りです。
で、調整トルクっていうのはこの部分を回す時のトルクの事でして、
回すのに要するトルクが1.5kgm以上でなくてはならないと言う事になっています。
で、もしそれ以下のトルクで回ってしまう場合は
このボール状の部分とその下の土台を交換という事になります。
1.5kgm以下だと振動でどちらかに回っちゃうって事なんでしょうね。
元々載っていたエンジンのそれは確かに軽く回ってしまうものがいくつかありましたので、
まさか私の整備手帳を見て自分で古MBのバルブクリアランス調整してみようという方は
居られないと思いますが、もし調整される場合は、
その点を確認してみる事をお薦めします~。
Posted at 2011/02/16 00:09:44 | |
トラックバック(0) | クルマ