今日は先日突然不調になった220君弄りをやりました。
予定通り、インジェクションポンプのオイル交換からスタートです。
ドレーンという物が存在しないので後ろ側のカバーを外しての作業なのですが、
カバーのケースへの接触面の真下にサブフレームがあるので
オイルが掛からないようにする処置が必要なんですよね。
ところがサブフレームとインジェクションポンプの間に十分な隙間が無いので
暫し考えて、ゴミ袋でインジェクションポンプの下をカバーする形で作業する事にしました。
そして6本のマイナスネジを取り外してカバーをご開帳(笑)。
下のほうの飛び出している部分の真ん中のネジがアイドルアジャストスクリューなわけですが、
以前、他のインジェクションポンプでそのスクリューの廻りに4つある
別の領域の燃調用のアジャストスクリューの内の
ひとつが抜けてしまっていた事があり、
今回、そのどれかが脱落して不調になっていたりしないかな?と思ったりもしたのですが、
見た限り、抜けているものはもとより抜けてきている物も無さそうです。
あと、上の中央から降りてきているソレノイドのロッドと繋がっている、
右側のレバー状の物の中央部分の向こう側に見えている四角い断面のロッドが
プランジャーの燃料の量をコントロールするロッドで
(エンジン始動時、極短時間そのレバーがソレノイドの作用でそのロッドを押すようになっているんですよね)
手を突っ込んでこのロッドの戻りが渋くないかチェックしてみましたが、
それも問題なさ気でした。
本当はエンジン側のカバーも開けてこのポンプで以前切れていた事のあった、
小さなスプリングのチェックもしようかと思ったのですが、
やはりインジェクションポンプがエンジンに取り付けられた状態でのネジの取り外しが難しく、
また、それが切れていた場合、
上述の燃料の量をコントロールするロッドの戻りがスムーズではなくなりますし、
もっと顕著な異常が生じる筈なので
切れていることはあるまい、、、という事で開くのを止めました。
それで後ろの蓋を元通りに取り付けてオイル注入~。
今まで量を測った事がなかったのでどれくらい入るんだろうか?、、、
と思いながらやりましたが、
この油さし、入れた分のオイルを口から全部排出出来るようになっていないので、
あまり正確にはわからなかったものの、
恐らく180~200mlってところかなぁ、、、と言う感じだったと思われます。
こうしてインジェクションポンプのオイル交換も終わり、
エンジンをかけてみる事にしました。
どこも弄っていないので当然ですが、症状に変化なし。
点火時期をチェックした後、リンケージ廻りを調整でなく、
スロットル側、インジェクションポンプ側のそれぞれで押してみて、
症状の変化をみたりしていたのですが、
そんな中、一寸回転を上げてみようかな?と思い、
スロットル側のアイドルアジャストスクリューを開いてみました。
結構開いてみても、思ったほど回転が上がっていきません。
とりあえず変化する範囲までスクリューを戻して大体900rpmでアイドリングするようにし、
一寸走ってみる事にしました。
走り出してみると、
んー、やっぱし下のほうがバラバラでスムーズに発進しません。
前回同様、速度がのれば(完調かどうかは判りませんが)問題ないんですけどね。
それでいつものテストコースを1キロほど走ったところで何気に、
この状態で上の方まで綺麗に回るんだろうかな?
と思い、2速で5500rpmまで回してみました。
おぉ、綺麗に回りますな。
その後、普通にシフトアップして次の信号が赤で停車。
あらら?なんかちがう…。
で、青になって発車。
何と、治っちゃっていました(苦笑)。
その後、折り返し地点まで行って、会社まで戻ってきましたが、問題なし。
以前よりスロットル側のアイドルアジャストスクリューが開いている影響で
アイドリングが1000rpm位になっていたので
スクリューを少し絞って調整がてら、もう一度テストコースを走ってきましたが、
完全に普通の220君に戻っていました。
実は調子が悪くなる前にも一度、
今回ほどではないものの、2速でガーンと引っ張ってみているのですが、
その時にインジェクションポンプ内のどこかで何かが引っかかっていたんでしょうかねぇ?
ま、一寸納得のいかないところもありますが、
とにかく治ってくれて良かったです~(笑)。
Posted at 2012/08/26 21:37:45 | |
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