300ScカブリオレAの売り物を久々に見付けました~。
RMオークションに出品される車のようです。
総生産200台の300Scの内、カブリオレAは一番少ない49台で
その内、私が知る限り国内には現在2台ほどが生息して居るものと思われます。
ライトがヨーロッパ仕様でその下にも釣鐘型のスモールがない事から、
本物のヨーロッパ仕様だろうと思われます、、、
とまで書いて改めて説明文を読んだらドイツのカールスルーエのディーラーに
デリバリーされた車とありました。
一番人気のロードスターも格好良いのですが、
分厚い幌に張りを与える為のこのランドウジョイントがもたらす
古雅な雰囲気が何とも言えず良いんですよねぇ。
幌を開けた状態の画像が残念ながら無かったのですが、
その姿がまた秀逸なんですよね。
幌が嵩張って後方視界が殆どゼロなのですが、
それをカバーすべく(出来ているかどうかは知りません…笑)ルームミラーは
恐らく根元から上方へ180度回転出来るようになっていて、
オープン時にウィンドウフレームからルームミラーがちょこんと出っ張る様子が
可愛くて好きなんですよねぇ。
幌を降ろしてサイドウインドウを立て、ルームミラーを上におっ立てて
この車をドライブするのが私の夢だったりします(笑)。
エンジンルームはビシッと綺麗だけれども、
必要以上にビカビカにはせず、
きっと新車時はこんな感じだったのだろうなぁ、、、と思わせる、
私好みの仕上げ方がされています。
前身である300Sはトリプルキャブレターなんですが、
Scは300SLと同様のボッシュ6プランジャーポンプによるダイレクトインジェクションで
トランク上のネームプレートは両者とも300Sであるものの、
Scではそれに加えてリアバンパーのセンターに
EINSPRITZMOTOR(燃料噴射エンジン)の文字がはいるんですよね。
う~ん、このプレートだけでも欲しい…(笑)。
続いては室内へ。
スピードメーターは最高200まで刻まれたキロ表示ですし、
油圧計も0123とあるようなので
この部分だけ取ってもヨーロッパ仕様であることは間違いのない所のようです。
一寸地味な感じもする室内ではありますが、
ウッド、クローム、革をふんだんに使用した贅沢な空間となって居ります(笑)。
カブリオレなのにリアウインドウ枠までウッドを使用してますからねぇ…(笑)。
カブリオレなのに凄い所に室内灯を持ってきてます(笑)。
実はW111のカブリオレでも、
クーペと同じ位置(屋根の後端中央)に室内灯を持って来ているんですよねぇ。
ハーネスが長年の使用で傷んでいる中、幌の開け閉めを繰り返したら
そのうちショートして幌の中のアンコが燃えたりしないかしら?
なんて無駄な心配をしてしまうぽおるさんなのでした。
この車、10年位前には恐らく5~6000万円だったろうと思うのですが、
今はきっと一億円越えなんでしょうねぇ…。
どちらにしても私には縁がありませんが、買える人が羨ましいです~。
Posted at 2015/01/30 22:22:54 | |
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