キンドルのGT-Romanネタばかりで恐縮ですが、今回が最終回です(笑)。
2巻を購入して、何とかこのように、、、
23話をゲットしました(笑)。
こちらもなかなか面白いお話でありました~。
で、MBファン的にちょいと切り込んでみたいのですが、
気になったのはこのシーン。
リアを沈み込ませながら加速している所が描かれているのですが、
これ、正解じゃないんですよね。
CG選集からの写真なのですが、実際にはこうなります。
そう、後ろが下がると言うよりも、逆にフロントが上がる感じなんですよね(笑)。
作者の方は判っていたけど、これだと格好悪いから(笑)、
あのように描いていらっしゃるのかもですが、
とりあえず、実際にはこんな感じになるようです。
これってW109だけなのかしら?と思えばさにあらず。
W114クーペでも、、、
(こちらは後ろも若干沈んでいるようですが)やはりフロントが上がる感じになるみたいです。
上の6.3の写真説明文に『離陸姿勢』とありますが、正にそんな感じですよね(笑)。
私の220君は非力なので同様にはならないだろうと思っていたのですが、
ある時のミーティング時に他の会員さんから、
さっき、急加速してきた時、えらくフロントが上がってたよ、、、と言われた事があるので、
220君でも発生する現象らしいです。
さて、この23話、内容としては簡単に言うと
当時新車だったW126の560SELとW109の300SEL6.3がバトルして、
後者が前車をやっつけるというものでした。
因みに300SEL6.3は6332㏄で最大出力250ps、最大トルク51kgmで0→100km/hが何と6.5秒、
一方の560SELは5546㏄で本文中1968年式の6.3を21年落ちと書いているのに対して
新車との事でしたから、1988~89年の車両として、
1988年から圧縮比が9から10になって、パワーアップが図られているので、
ディーラー物だとして最大出力285ps、最大トルク44.8kgmで
本国仕様の触媒付きモデルがこれと同じだと思うのですが、運輸省(当時)の測定法が違ったのか、
あちらの表記だと何故か279馬力、43.9kgmと表記され、0→100km/hが7.2秒、
ヨーロッパ仕様に存在する触媒無しモデルだと、
最大出力300ps、最大トルク46.5kgmで0→100km/hが6.9秒なんですよね。
23話はこうした6.3の20年後の車両にも負けない性能の高さから作られたお話であるわけですが、
それにしてもM100エンジンのトルク、恐るべしですね。
M100エンジンはレスポンスはあまり良くないようで、、
6.3にマニュアルミッションを積んだら変速時のアクセルオフによるタイムロスで
却ってタイムが落ちた、、、って話もあるそうなんですが、
その時代に強大なパワーを効率よく伝える事の出来たATも素晴らしいなぁ、、、
って思うんですよね~。
Posted at 2015/10/04 04:30:11 | |
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