これ↓、ドイツの車屋さんで見付けた車で
250SEカブリオレだって話だったのですが、
グリル、低いから、250じゃないじゃ~ん、、、
と思って後ろの画像を見てみると、
ほら、やっぱりネームプレートは280SEじゃん。
と、エンジンルームの画像を見てみると、、、
ゲッ!
ファイヤーウォールにエンジンコンパートメントフラップがあるから、
この車、1963年以前の220SEbカブリオレなんじゃん。
てぇ事はボンネット、グリル、バンパーやラジエターコアサポート等は
後からフラッハキューラー用を移植してるって事ですね。
一寸しか書いていない説明書きをよくよく見たら、
フラッハキューラーオプティーク(ルックって事?)と書いてありました(笑)。
多分、1969年以降に前廻りを事故って、
この機会に新しい方の顔にしちゃえ、、、って感じでこうなっちゃったんでしょうね。
でも、タペットカバーの右側(画像でいう左側)がストレートじゃないから、
250か280のエンジンが載っているみたいですね。
車屋さん的に、この車を250SEとしたのは、
恐らく載っていたのが250SEのエンジンで、
且つ車体番号の頭が111023になっていたからだったんでしょうね。
220と250って車体番号の頭の6桁が共通だから、下6桁でしか区別が出来ないんですよね。
まぁ、そこいらのテケトーな車屋さんじゃ判らないでしょうなぁ(ハッハッハ)。
メーターもフルスケールが210キロだから220ですね(笑)。
※250は220キロ
シートも、、、
バックレストのクロームの金具のネジが3本留めになっているので220用(250は2本留め)、、、
なんですが、このタイプのヘッドレストは220には無いので改造して付けちゃってますね(笑)。
ってな感じな車なわけですが、
1150万以上で売られているこの車、以上の事実を知らないで買ったら、
結構嫌ですよねぇ。
250SEの方が希少だから、恐らく多少は220SEbより評価が高い筈ですし、
前者だと思って後者を買うのは損ですからねぇ。
お店側がどこまで判っていてこの車を売っているかは知りませんけど、
パッと見て気に入ってしまって、こういう車に引っかかってしまいませんよう、
皆さんもどうぞお気を付けくださいませ(笑)。
ご購入は計画的に(笑)。
Posted at 2016/03/19 22:23:06 | |
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