2017年01月09日
今日はお仕事でしたが、コペンさんのアライメント測定をやって参りました。
結果、予想に反してなんだかトーインがキツくなって居りました(汗)。
昨日のブログには
『1Gを掛けた状態で、ロアアームのボディ側(725±125kgcm)、
スタビのボディ側(850±100kgcm)、ロアアーム側(1040±100kgcm)でそれぞれ本締めすれば
交換終了という事になるわけで御座います。』
って書いては居たんですけど、実際には一寸違うやり方をしていまして、
車を接地させた状態ではロアアームの内側の締め付けが難しいという事と、
スタビライザーは両端が共に1G位置にある状態で締め付けるべきだろうという考えから、
先ず、ロアアームのボディ側を1G締め付けするのを左右行った後にスタビライザーを仮付けし、
タイヤを取り付けて接地させた後にスタビのボディ側とロアアーム側を
本締めするという手段を取ったんですよね。
でも、後から考えてみると、ロアアームの1G締め付けの際に
ロアアームの外側の(つまりボールジョイント部の)前後のロケーションの事を
考慮に入れずに締め付けているわけで、
ひょっとしたら、スタビライザーのロアアーム側を締め付ける際に
ロアアームの外側が仮に既定の位置よりも後寄りになる形で
内側が固定されている場合は前に引っ張られる形に、
逆に前寄りになる形になっている場合は後ろに押される形に、
それぞれ内側ブッシュを捩じる形になっているかも?という気がしてきたんですよね。
そこでアライメントテスター上でロアアームのボディ側を緩めてみたのですが、
緩めた途端、サッと値に変化が出て、トーの値が良い感じに戻りました(笑)。
それでトーの値に変化が出る事を期待してやったわけじゃなかったんですけどね~。
やっぱりキチッと整備書の通りにやらないとダメですね(笑)。
完全に失敗で御座いました~。
本締め付けの順序は特に整備書には書かれていなかったと思うのですが、
恐らくスタビのボディ側→スタビのロアアーム側→ロアアームのボディ側が良いのではなかろうかと
私個人としては思います~。
本当にそれでええかどうかは責任持てまへんけどね(大笑)。
しかし、こういう事があるとやっぱり、
足回りを弄った後のアライメントチェックは大切だなぁ、、、と思いました。
Posted at 2017/01/09 20:43:20 | |
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