10日に50ユーロ値切って買えてしまった(笑)ブツが届きましたぁ~。
で、中身がコチラ。
って、メルセデスベンツとダイムラーベンツ株式会社って書いてあるだけだから、
これだけじゃ書物である事が判るだけで何だか判りませんよね。
ってなわけで飾り表紙を開きますとこうなっております。
ERSATZTEILLISTEとありますから、スペアパーツリストであります。
220SEbの場合のスペアパーツリストはセダン、クーペ、カブリオレが共用になっていまして
ページ数も1000ページを超えております(笑)。
なんだ、こんなものEPCがあれば要らないじゃん、、、と思われるかもですが
これがそうでもないんです。
確かにピクチャにある部品だけを調べるならば必要ないかもしれないんですけど、
ピクチャに載っておらず、リストに品名があるだけの部品もあるわけで、
その場合、EPCは結構不親切だったりするんですよね。
その点、オリジナルのスペアパーツリストの場合はリスト上の品名の後ろにカッコ書で
どこに使っている部品かの説明が書かれているんですよね。
その他にも金属製のシールワッシャなどはサイズと材質が書かれていたりするので、
代用品を用意する場合にも便利なんですよね。
また巻末には逆引き表もあるので品番から、それがどこに使っている部品かというのも
ちゃんと調べられるようになっていたりします。
じゃあ、EPCは要らないのかと言えばそうではありません。
当時作られたパーツリストなわけですから、
当然50年以上たった今までに行われた品番変更には対応していないわけで、
EPCはその橋渡し役として重要な役割を果たしてくれるので
品番調査にはどちらも欠かせないモノなんですよね。
※とは言っても、古い車種の場合、EPCでも、ある一定の時期以降の品番変更は更新されていない事が多いんですけどね(苦笑)。
正規代理店にこの部品が欲しいんだけど、、、と言っても、
ピクチャで簡単に見付けられる部品でなければ、
時間も掛かってしまうので真剣には捜してもらえないので
品番を伝えて取り寄せてもらうしかありませんから、
こうしたオリジナルのスペアパーツリストを持って自分で調べる術を持っておく事は
非常に重要な事だと思います。
んじゃ、これが無かった今まではどうしてたの?って事になると思うのですが、
下画像右のモノで代用しておりました。
ドイツの某有名古MB部品屋さんで売っていたオリジナルのスペアパーツリストのコピーです。
本当はオリジナルが欲しかったんですけど、その当時は入手する術がなくて
これを買ったんですよね。
コピーでも内容は一緒ですから、事足りるのは間違いない事ですので、
今回のこのオリジナルの購入はコレクションという意味合いが強いです(笑)。
入手に当たってはとりあえず一番新しいバージョンのパーツリストが欲しかったのですが、
持っていたこのコピーが1965年の2月版で、
その古MB部品屋さんがこれをコピーして売っていたという事は
これが一番新しいそれだったのかな?と思っていて、
丁度今回のパーツリストが同じ1965年の2月版だったので購入に至りました。
これが今回入手出来ましたので、後欲しいのは一番220君の年式に近い、
1962年の9月版のオリジナルのスペアパーツリストですね(笑)。
ピクチャも版が新しくなると仕様変更に合わせて入れ替わってしまう事があるので
年式に近いパーツリストの方が便利な事が多々あるんですよね。
1962年の9月版はグループ58まで載っているバージョンは持っているのですが、
やっぱり完全版が欲しいんですよね。
まぁ、とりあえずは今回のモノがあれば事足りるので、
そちらは今後ボチボチと捜して行こうかなぁ、、、と思っております(笑)。
Posted at 2017/01/22 06:34:21 | |
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