最初期のプジョーの売り物を見付けてしまいました~。
年式は何と1894年式。
こんな車で御座いました。
この時期の車となると、ベンツにもダイムラーにもこんな車がありそうで、
これらの写真を見せられて、これがプジョーだとはとても判断が出来ませんよね(笑)。
少なくとも用意されている画像のどこにもPEUGEOTの文字を見付ける事が出来ませんでしたしね。
エンジンはV型2気筒565㏄。
挟み角は17度らしいです。
でね、このエンジンのクランクケース画像を見てみますと、、、
クランクプーリーならぬ、クランクスプロケットの左右斜め上に
それぞれプレートが付いていまして、
右側のそれには『PANHARD&LEVASSOR(パナール・ルヴァッソール)』とあり、
左側のそれには前半がクランク棒で隠れてしまっていますが『MLER』の文字が見えています。
この『MLER』はDAIMLERの後ろ四文字だと思われるのですが、
実はこのエンジンはパナール・ルヴァッソールがライセンス生産していたダイムラーエンジンで
ダイムラーの了承の下プジョーはその供給を受けていたんですよね。
因みにこれ、ダイムラーではシュタールラート・ヴァ―ゲンに載っていたエンジンでした。
こういう成り立ちがあるので、
私的にプジョーはMBの親戚のようなものだと思っております(笑)。
この車、お値段は応談で御座いました。
すぐお金の事が気になってしまうのが悪い癖ですが、
この手の車って一体どのくらいで取引されるものなんでしょうね?
Posted at 2017/06/17 20:56:07 | |
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