例の220君の死亡事件(笑)の日はとあるイベントを覗きに東京に出掛けておりました。
雨が降ったら、クーラーなしの220君で
この時期に都内に繰り出すのはちとキツイので
実はその場合は見に行くのは諦めようと思っていました。
木曜日辺りまでの予報は結構怪しかったので、
こりゃダメかな?なんて思っていたのですが、
金曜日の段階では気象庁の予報は芳しくなかったものの、
ウェザーニュース社の予報はかなりイイ感じだったので
少なくとも沢山降られる事は無いでしょ、、、と行く事にしました(笑)。
土曜日の午後は地元でも好い天気で、こりゃ、大丈夫そうだなと思う一方、
きっと起きる時刻(日曜の午前1時)以降に雨が降っていて、
おいおい、降ってんじゃんかよぉ~ってなるんじゃないかと思っていたのですが、
実際に2時頃だったか、やっぱり一度、ザーッと一降りしていました(苦笑)。
こりゃ、路面がウェットかな?と思いつつ、4時半頃コペンさんで自宅を出ると、
水たまりはあるところにはあったものの、ほぼドライ。
ところが市の境が近くなった所でいきなりウェットになっている所があり、
こりゃあ、十里木の山の中では降られる可能性もあるな、、、と思いました。
十里木の山の中、、、って事はこの暑い中、下道で東京に行こうって話だったんですよね(大笑)。
で、車庫で220君に乗り換えて出掛けるわけですが、
山区間の入り口ではイイ感じにドライだった、、、
ものの、一寸走ると、、、
やっぱりウェット(苦笑)。
あ~ぁ、こりゃボディが汚れちゃうなぁって思いました。
せめて派手に水しぶきを散らすトラックとはすれ違いたくないなぁって思ったのですが、
この画像を撮った直後にトラックが迫ってくるのが見えて、
きゃぁ、やめてぇ~と叫びながらすれ違いました(笑)。
それでも自衛隊の野っぱらの所に差し掛かると、
ちょこんと富士山が頭を出していました。
同じ場所で雲の合間から光を差すお日様が綺麗で一枚。
因みに記憶違いでなければそれ以降、ウェット路面は無かったと思います。
満タンでスタートしてはいなかったので
地元よりは確実に安いだろうと思われる神奈川県内で給油しようと思っていて
某エネオスに入り、給油。
ところがその給油機が妙に給油スピードがノロく、変な音がしているので、
大丈夫なんかいな、コレ?と思っていました。
で、給油量をみるとハトヤになっていたので、思わず撮影(笑)。
そこで窓拭きをした後、持参のタオルで軽く1周ボディを水拭きしてから再スタートしました。
そのスタンドを出たのが大体7時頃だったのですが、
その頃から停止していると一寸暑いなぁと感じるようになってきました。
んで、大和の辺りを走っているころだったか、
220君の右後ろの方でなにやらヒタヒタと音がします(汗)。
最初は後ろを走っているバイクがその音を出しているのかな?と思っていたのですが、
距離が離れても音がしているのでどうやら220君から出ている音らしい。
それもだんだん音が大きくなっているような気がしてきたので、
これはちょっと点検しといた方がいいかと横浜青葉の先のファミマに停めました。
少し前に右後ろのタイヤだけ外しているので、
ひょっとして締めきってなくて緩んできている?と思ってキャップを外してチェックしてみるも
緩んでいない…。
んー、すると積み荷の問題しかないなと思って、
そういや、いつも積んでいるビーム式のトルクレンチの搭載位置を
スペアタイヤの脇の外側にしたなぁ、、、と思い、
それ以外の部品とともに移動してからおやつに菓子パンを買い、
それからそこを出ると、見事に音が消えていました(苦笑)。
ビーム式のトルクレンチって針の部分が振れるとあれだけ音が出るものなんですねぇ。
で、その後は、何事も無く都内入り。
頭が切れちゃったけど、お上りさんは東京タワーを撮影(笑)。
レインボーブリッジの下を通り、、、
そこからの都会の風景を撮影したりして、、、
お台場に渡りました。
んで、目指す潮風公園南駐車場の手前では参加車両と思しき、2台の米車が。
私が見に行って来たのは、Garage32さんがブログで告知されていらした、
American Sedan & Luxury′ Meeting Vol.2 という集まりでありました。
これはイベントの中盤以降で撮影したモノですが、
こんな感じの集まりで御座いました。
ワタクシ、基本的にあまり改造車が好きではないのですが、
この集まりはそれを排除しているわけではないものの、
雰囲気的にはオリジナル、又はオリジナルに軽いドレスアップといった感じの
車両が集まりそうな感じだったので、
結構セダン系の高級米車が(詳しくないけど)好きな私は、
一寸覗いてみたいなぁと思ったわけでありました。
会場に到着して、それまで一寸お腹の痛かったワタクシはトイレ直行(苦笑)。
戻ってくると、おひとり近づいて来られる方が居られて、
ひょっとすると?と思っていると、やっぱりお初にお目に掛かるGarage32さんでした(笑)。
勿論、何も言わずに行ったわけですが(笑)、220君+ナンバーで私と思われたようです。
時々お互いのブログを覗きあっていたのですが、
お話してみて(ブログでも感じておりましたが)米車に非常に精通されている事にも驚きましたけど、
車の趣味性がとても近い事にもビックリでありました(笑)。
ご近所のみん友さんであるのO.G.ライダーさんがいらっしゃるだろうなぁ、、、と思っていた訳ですが、
いらっしゃらなかったので残念でありました。
タウンクーペを毎日のように見てはいるのですが、また間近で見せて頂いていないんですよねぇ。
では、ここから私が気になった車両をご紹介していきましょう。
先ずは私が一番乗り逃げしたいと思った(笑)車から。
キャデラックのエルドラドビアリッツです。
何とこれ、ディーラー物で
色と言い、コンディションと言い、文句なしの素晴らしい一台でした。
ビアリッツのネームプレート
反射板の中にエルドラドの文字が。
キャデラックお得意の interior by fleetwood body by fisher と入ったステッププレート。
私が昔ごく短期間乗っていたブロアムにも同様のモノがあったけど、
コーチビルドモデルっぽくて良いですよね(笑)。
内装もメッチャ綺麗。
それもその筈、走行距離が、、、
38000キロ弱でありました(凄)。
お次もエルドラド
こちらは8.2Lのモデルだそうです。
がっ、カリカリにチューンしてあるそうで、
こんな風に、、、
ホイールスピンで白煙モクモクさせることが出来ちゃうそうです(汗)。
子供の頃、2回、夏の家族旅行でキャデラックに乗って行っているのですが、
一度は78年式の白いブロアムだったのは間違いないんですけど、
もう一度が確かこのどちらかの型のエルドラド(やっぱり白)だったような気がするんですよね。
車を降りて車の後ろに回った時に
ふくらはぎがテールエンドに触れて火傷した記憶があります(苦笑)。
お次はGarage32さんのブロアムです。
2トーンにコンチキットが決まっていますね!
その下側の塗色の部分は実はプレートで、MBのサッコプレートの影響らしいとの事でした。
この下の、、、
5.7LITER V8のプレートが無くすと入手困難で大変だそうです。
私が乗っていたのはHT4100で全然走らないモデルでしたが、
5.7Lであるこの車は結構良く走り、また燃費も良いそうです。
同年同型のブロアムはもう一台。
2台ともディーラー物なのだそうです。
キャデラックをもう一台。
アルミホイールを見て、これってシクスティスペシャル用だったのでは?と思ったら、、、
正解で御座いました。
でも、Garege32さんによると、このアルミ、本国では通常モデル用らしいとの事(汗)。
私、このFFフリートウッドも結構好きなんですよね。
特に後期型が好き。
でも、恐ろしく小回りが利かないそうです(笑)。
私の知る限り、国内でキャデラックのCMがあったのがこの手と最後のビッグブロアムだけで、
この手のCMの方の、ひゃ~、ひゃららり~らろれ、ひゃ~らりらろれ~ってな曲と
『その優雅さ、キャデラックオンリー』というキャッチコピーが印象的で、
特にその曲は私の中でキャデラックのイメージ曲となっております(笑)。
続いてはリンカーン。
タウンカーで御座います。
Garage32さんも仰っていましたが、
O.G.ライダーさんのタウンクーペと並んでいる姿を見てみたかったです。
コレクターズシリーズのネームプレート
見せてもらう前に売ってしまわれたので見られず仕舞いでしたが、
昔、年上のネット友達の方がマークⅤのコレクターズシリーズの
滅茶滅茶走行距離の少ない車両をお持ちだったのを思い出しました。
こちらはそれより新しい年代のタウンカー
ディーラー物なのだそうなのですが、
このファントムトップが
後で施工した物ではなく、メーカー特注でこの状態で出荷されてきているのだそうです(汗)。
左のミラーの所に何かあるぞと見てみましたらば、、、
どうやら気温計だったようです。
これも出荷時から付いていたアクセサリーだったのかしらん?
お次はコンチネンタルマークⅤ2台。
私の子供の頃のリンカーンのイメージはこの車ですね。
昔から車のお絵かきが好きだったのですが、この、、、
後ろ姿は良く描いていたような気がします(笑)。
お次はビュイックのセントレジスです。
この車の事は良く知らないのですが、米国でパトカーに使用されているのがこの手のような気が。
んで、Aピラーの所にスポットライトが付いていたのですが、
これって、、、
室内から操作出来るようになっているんですね!
こんな装備が付いているという事はこれも元警察車両だったのかしらん?
お次はオールズモビルのトロネードです。
名前は聞いた事がありますが、この車の事も残念ながら殆ど知りません(汗)。
稀少なディーラー車だそうです。
参加者の方のワンちゃんが可愛かったのでここでちょいとその画像でブレイク(笑)。
参加車両の紹介で一寸話が後になってしまいましたが、
この集まりに私が出て来るのに合わせて、
クラブのPさんがブツを受け取りにやって来られました。
また、近い内にお会いしたいですね、、、と話していた、とこぶしさんとも
この機会にお初にお会いする事にして居りました。
ホントはMBのお話をしようと思っていたのですが、
とこぶしさんも結構セダン系の米車がお好きとの事で、
殆ど米車見学会となってしまいました(大笑)。
そんな具合でとこぶしさんとは一寸話足りないので(笑)その内にまた機会を作って
一緒にMB談義をしようと思っております。
最後にとこぶしさんとお話していますと、
ひょっとしてぽおる・ぶらっくさんですか?と尋ねて来られた方がいらしたのですが、
なんと、みん友のnanbuさんでした!
こんな機会にお会い出来るとは!と、
いつもは突然現れて人を驚かす私が、今回はまんまと(笑)、驚かされてしまいました。
途中、Garege32さん他、参加者の方が次々と帰られた後、
とこぶしさん、nanbuさんとお別れすると、
一瞬寄り道しようかな?とも思ったのですが、
いい加減もう暑さに参っていたので、まっずぐ帰ることにしました。
246号ではクラスは違いますが、新旧クーペでランデブー(笑)。
途中、356に遭遇して
一寸調子の悪そうな音を立てていたので
その後自分に降りかかる事態をまだ知らないワタクシは
完全に他人事状態で、あぁ、可哀想になぁ、、、なんて思っていました。
んで、事の始まりがいつだったかは正確には覚えていないのですが、
多分、それは大和の辺りで、4速で走行中に低い回転だと
ツンツンツンと失火したようにしゃくるようになり
ありゃ?これはなんだろう?と思っていました。
本当に暑い中、あちらこちらで滞りがあったので、
当初はひょっとして燃料系のパーコレーション?って思っていました。
それが段々重症化していきます。
最初4速、2000rpm辺りで症状が出る感じで
もう少し高い回転を保てば大丈夫だったんですけど、
それが少しずつ上のギヤが使えなくなってきます。
それで3速で定速走行が難しくなってきたものの、
アクセルオン、オフを繰り返せば走れる感じだったので
その状態で走っていました。
がっ、繰り返すその操作で右足に限界が来て、某施設の駐車場に緊急ピットイン。
ひょっとしてコイル等の電気系の過熱によるトラブルか?と思い、
20分程フードを開けて冷ますと同時に足の回復を待って再スタート。
しかし、症状は相変わらず。
でも、足の方は十分に回復したので暫く走り続ける事が出来ました。
がっ、上り区間が続く手前で専門家の意見を聞こうと思い、ファミマにピットイン。
Wさんに症状を話しましたが、話だけでは判断出来る筈もなく、
ただ、コイルを新しくしているって事で、
ひょっとしたら、それがなんらかの悪さしているかも?という話になり、
以前、別に悪くて買えたわけでは無いコイルがトランクにあるのが判っていたので、
それに交換してみる事に。
そしたら、、、
多分そのコイルが悪かったわけでは無いと思われ、
単純にタイミングの問題だったのだと思うのですが、
上り坂の連続と相まって、調子は今までの中で最悪。
それもどんどん調子が悪くなっていくのですが、
山の中の狭い片側一車線区間なので、そこで停まったら大渋滞を引き起こしてしまうので、
絶対に停まるわけにはいきません(汗)。
エンコ場所前の最後の上り坂ではそれこそ昔のドラマやアニメに出て来るポンコツ車の如く、
パッスンパッスンとアフターバーンしながら、尺取虫みたいな進み方でしか走る事が出来なくなり、
お願い!220君、もう一寸だけ頑張ってぇ~と叫びながら登り詰め、
何とかT字路の角にあるエネオスに滑り込む事が出来ました。
ファミマからおよそ6キロ。
恐らく対向車はなんだなんだ?と思っていただろうと思われる位の状態での走行だったのですが、
あんな状態でよくそれだけの距離を走れたと思います。
220君、よく頑張りました。
んで、スタンドのおじさんに救援が来るまで置かせてもらえませんか?と言ったのですが、
ここは7時までだし、向かいの舗道が広いから、そこに置いた方が良いよと言われ、
瀕死の状態でエイヤとそちらに移動しました。
んで、ルガーノさんや損保Jに連絡をしてレッカーの手配をし、
(と簡単に書いたけど、実際にはロードアシスタンスデスクになかなか電話がつながらなかった)
とりあえずやっておく事を一通りやった後で、
どうして過ごそうか?と考えましたが、
車の中に座っているのも暑そうだったので、
トランクの中にあるディレクターズチェアを引っ張り出してそこに座っている事にしました。
220君ではipodの音楽をベッカーから出力して聴いていたのですが、
ふと、カバンの中にイヤホンを入れていた事を思い出して音楽を聴ける環境も出来、
そのディレクターズチェアとipodで快適に救援を待つ事が出来ました。
そのディレクターズチェアからの画像ですが、
最初はこんな明るさでしたが、、、
レッカー到着10分前にはこんな具合でした。
20時10分着予定でしたが、それより20分近く早く到着し、
こんな具合になりました。
この時点でホッと一息、ヤレヤレって感じで御座いました。
それから御殿場駅まで送って頂き、私は帰宅、
220君は某所に運んで頂きました。
楽しかった後にこんな結末かい~って感じではありますけれども、
これが行く前に起きなくて本当に良かったな、、、と思いました。
あっ、そうそう、今回の故障ですが、すでに原因は判明しておりまして、
現在部品を手配中で御座います(笑)。
それについてはまた後で書きます(笑)。