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ぽおる・ぶらっくのブログ一覧

2020年04月07日 イイね!

いやはや参りましたな。

昨日、車検のタイミングで交換している油脂類の注文を幾つかしたのですが、
その内、ミッションとパワステに使っているMB236.2規格の純正ATFが
国内に1本しかないとの事でした。

んじゃ、本国オーダーか、、、と思ったのですが、なんとなんと、本国の在庫もゼロとのこと。

数年前からWISやMBの油脂類についての公式HPから品番が落ちていたので
おかしいなァと思っていましたが、
どうやらMB自社製品としての236.2規格のATFはこれで廃版になるものと思われます(苦笑)。

ATF選定問題に散々悩んで、ようやく安住の地を得られたと思っていたのに
これでまた悩まなくてはならなくなりました(苦笑)。

んで、現在MBが236.2規格として正式に承認しているATFは以下の9種類。

Addinol ATF-TASA (ドイツ)
Fuchs Titan ATF 10 (ドイツ)
GONHER ATF M 6.2 (メキシコ)
LUBRAL ATF M 6.2 (メキシコ)
Meguin megol Hydraulikoel ATF AA (ドイツ)
Mobil ATF 200 (アメリカ)
Q8 Auto 18 (オランダ)
Total Fluide CC (フランス)
Fuchs TransWay A 52 (ドイツ→元々はStatoilというスウェーデンの会社の製品だったらしい)

とりあえずこの中ではメキシコ製の2つとオランダ製のと、
最後のフックス製の存在は確認出来ませんでしたけど、
他の物については現在も販売されている商品である事がメーカーのHP等で確認が取れています。

がっ、その残った5つの中で1Lボトルがありそうなのがモービルのみで、
それもあくまでも『ありそう』レベルの話なので
購入を考えるなら20L単位と考えておいた方が良さそうです。

しかも全て日本に正規輸入されていませんから、
これらから選ぶなら何らかの方法で個人輸入するほかありません。

海外で販売しているお店自体はあるのですが、
それを日本に送ってくれるところを見付けられるかどうかが問題ですね。

また、20L単位じゃなきゃダメだとすると、
思ったほど高くない本体価格はともかくとして、
重量がそこそこありますから、運賃がネックかなぁ、、、と思ったりします。

他の選択肢は2つ。

一つ目としては
とりあえずATFとしてはTYPE-A、SUFFIX-Aという規格が指定なので
MBが銘柄を指定している以外のその規格のモノを買うのが一つ。

この条件でも国内にはなさそうなのですが、いーべーで2種類位見付けてある内の1つは
日本にも送ってくれそうな感じだったので、入手自体は出来ると思います…。

がっ、問題は上記のメーカーの物でない上に有名メーカー物ですらないので、
どこまで信用して良いのやら、、、というところだったりします。

二つ目としては
私の手元にあるWISの中の231.1のデータシート上で
717.4型MTの製造番号7340240以前用のATFとしては236.2規格のみが承認の●なのですが、
236.6規格が●ではないものの◯にはなっているので、それを選ぶという手ですね。
※因みに7340240以前は日付でいくと1997年8月19日以前らしいです。

これには純正の物も『まだ』存在しているので、入手は難しくなさそうです。

どうして『まだ』と書いたかと言いますと、
先に書いた、MBの油脂類についての公式HPでは236.6は236.6Hと表記されていて、
そこには236.7または236.9に変更と書かれていて、
そのどちらにもそのMB純正ATFが載っていないので、
先程の例から考えるとこれもゆくゆくは廃版になるのだろうと思われるからなんですよね。

話を戻しますが、先述の通りこの236.6は、あくまで◯というだけで『承認』はされておらず、
この◯の意味自体も具体的には
『例外的に、特定の動作条件、使用目的でのみ使用可』とのことで、
盲目的に『承認していないけど、使える事は使えるよ』という意味でもないように聞こえるので、
そういう意味では一寸おっかないんですよね。

因みにこの手を使うとすれば、純正オイルではない、
例えば国内にも流通しているMobil ATF 220(236.7)なども選択肢に入れられるので
236.6の純正オイルが廃版になった後にも困らないというメリットがあるんですけどね。

ただ、ミッションへの使用に関して、
以前使用していたオメガ699がこの236.6規格相当だった筈(MBからは承認されていない)で、
これと236.2の純正ATFを比べると、使用していて明らかに違いがあったんですよね。

オメガを使っていた時代には
信号待ちでボケッとしていて青に変わって急いでギヤを入れた時なんかに
ギヤ鳴りを起こす事が良くあったのが
236.2の純正ATFを使い始めてから、完全にゼロになったとは言わないけど、
かなりギヤ鳴りしにくくなったんですよね。

これって恐らくですけど、236.2の方が硬いかなにかで抵抗が大きくて
ニュートラルに入れ且つクラッチを繋いでいる状態で、メンドラシャフトが回っている状況から
クラッチを踏んで動力が絶たれた時に
メンドラシャフトの回転が落ちる速度が早いのだろうと思うのですよね。

逆にマイナスかな?と思う点としてオメガの時には感じた事が無かった、
時々3速のギヤが抜けにくくなるという現象があるのですが、
これもその硬さ?に拠るものなんだろうと想像しています。

ただこれは236.6規格のATFを使用していてギヤ抜けしてしまう車には
良い方に振る事も考えられるので、必ずしもマイナスだとは思えず、
先のギヤ鳴りの件と合わせて、やはりこれが元々の設定なんだろうな、、、
と思わせるものがあるんですよね。

とすればやっぱり最低でもTYPE-A SUFFIX-A規格のオイルを選びたい所ではありますが、
上述の通り、簡単な問題ではないので、どうしたものだろうか、、、
と悩んでしまう所であります。

その2つの選択肢の折衷案みたいなものもあって、
実は236.1~236.7まで対応するマルチグレード的な商品がいーべーで売っているんですよね。
銘柄的にもオイルメーカーではありませんけれども、SWAGとFEBI(同じ会社?)の商品なので
間違いは無さそうな気はするんですよねぇ。

ただ、236.6相当でも使用には困りませんでしたので、
これもそれと同様なモノだろうと言えばそうなのかもしれません。

う~ん、悩めるところですなァ。

とりあえず、今日、236.2規格国内最後の純正ATF1本が届きましたが、
確か220君のトランクにも少しだけ残りがあった筈で、
それが0.4L以上あるようなら、ミッションにそれを使用して、
パワステの方をどうするか考える事にし、
それ以下であるならば、
パワステのオイル総量はミッションと同量ではあるらしいのですが、
パワステは全量交換自体が不可能なので、
最初から希釈をする事だけを考えて、それを使う事にし、
ミッションオイルに使う分を悩もうと思っております。

そうそう、その純正ATFの製造年月をチェックしたら2008年8月でした(汗)。



これはヤナセで買っていますが、メーカー取り寄せ品だった筈なので、
これでメーカー規定の保管期間内だったとは思うのですが、
未開封のATFってこんなに持つものなんですかねぇ???

あっ、いけね、他の到着部品を撮影してくるのを忘れちゃいました(苦笑)。
他で注文した油脂が明日辺り届くと思うので、それと一緒にアップしようと思います。
Posted at 2020/04/07 23:43:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「E9レジストリージャパンミーティングの見学中。因みに220君、絶不調。無事帰れるか?」
何シテル?   05/18 10:31
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