今日は朝一から220君のクラッチマスター交換を行いました。
先ずは載せようと思っていながら結局は載せていなかった、
割れてしまったキャップの修復状況。
って、これじゃ暗くて良く判りませんわよね(苦笑)。
んで、早速作業開始。
先ずはクラッチの油圧系からブレーキオイルを出来る限り抜き、
クラッチマスター上にある配管が緩むか確認してみます。
あっ、こっちの方がキャップの状態が判りやすいですね(笑)。
1年位前にクラッチマスター自体は交換していますから、
当然問題なく配管は緩みました。
で、とりあえず緩む確認だけにしておきます。
それからクラッチマスターを固定しているナットを2個外します。
そして先程緩めて置いた配管を外して、クラッチマスターを摘出。
付いていた場所を見ると、うへぇ~きちゃないですな(苦笑)。
クラッチマスター下の錆びも結構キテますねぇ。
前回同様、目を瞑ろうかとも思ったのですが、
ここはW113_250SLさんを見習って、私も錆チェンジャーしようかな、、、
と考えました。
がっ、一番近いDIYのお店はまだ開店前(汗)。
さて、どうしようかな?と思ったのですが、
そういえば、結構前に使った残りがあるのでは?という気がして、
捜して見るとやっぱりあったので、施工。
但し、筆が無かったので綿棒に錆チェンジャーを浸して塗りました。
私がやると、何故か黒錆化しなかったりする事が多いのですが、
今回の綿棒作戦はなかなか良かったようで、ちゃんと黒くなりました(笑)。
しかし、私には塗料の在庫はないので、黒くなった状態で放置です(大笑)。
で、それをやってから、あ~作業の順番を間違えた、、、と気付きました(苦笑)。
乾くまでに時間が掛かるのだから、上の汚れを落としてからやるべきだったのですがねぇ。
仕方が無いので、錆チェンジャー施工箇所に付かないように
ビニールでその上に幕を張ってその上方の清掃作業を行う事にしました。
少しは綺麗になりましたかね?
で、室内側からペダルを押して、クラッチマスターを押すロッドを突出させて、、、
から、それを新しいクラッチマスター側のブーツの中に突っ込んで
全体を押し込みつつ、クラッチマスターを取り付け。
私は良き位置までクラッチマスターを押し込んだ状態の所で
先に配管のネジ山を噛み合わせ、それが十分に噛み合った所で、
クラッチマスターの取り付けナットを取り付けてそれを固定し、
その後で配管を本締めしました。
このタイプのクラッチマスターはボルトナット留めで、
その一方が室内側から、もう一方がエンジンルーム側からなので
その部分だけ、ちと厄介なんですよね。
もうひとり作業者が居てくれれば、それも大した問題じゃ無いんですけど…。
で、取り付けが完了した所でロッドの根元の溝部に
クラッチマスター側のブーツを嵌め込んでやると、
交換作業自体は完了。
後はブレーキオイルを投入し、
ワンマンブリーダーを使ってエア抜きをして完全に終了となりました。
因みに今回から、クラッチマスター内にブレーキオイルはあまり沢山入れない事にしました。
クラッチマスターに漏れがある訳では無いのにその下があれだけ錆びているのは
私のハードな走りに依って(笑)、恐らくオイルがキャップから零れ出しているのでしょうし、
キャップが緩めるのに割れてしまう程固着していたのも
ブレーキオイルでねじ山が錆びついていたせいかも知れませんからね。
ブレーキの方と違ってクラッチの減りでそう簡単にレベルが下がる事も無いでしょうから、
それほど一杯に入れる必要は無さそうですしねぇ。
今まではクラッチのオイルのチェックって、実は殆どしていませんでしたが、
これからはキャップの固着対策という意味合いからも
他の油脂類と同時にチェックするようにしたいと思います。
ってなわけでクラッチマスター交換が終わったので、
さぁ、それじゃあ、燃調調整の方に行きますか、、、と思ったのですが、
そういや、タペットカバーのオイル漏れ対策にゴムのガスケットを取り寄せてあった事を思い出し、
それをやる時にはまた燃調が狂う可能性があるんだよなァ、、、と思ったので、
急遽、そちらの作業もやる事にしました。
で、御開帳。
いつも言う事ですが、良いオイルを使用しているお蔭で
内部はいつ見ても綺麗な状態にありますねぇ♪
タペットカバーの取り付けボルトが私が以前そのガスケット交換をした時の
締め付けトルクが低過ぎたのがオイル漏れの原因だったのかも?と思えるくらい、
軽く緩んだのですが、
今回は、一応漏れやすい前側と後ろ側のヘッド側の面だけ液ガス処理をして、
取り付けました。
これ、W187の時代には、六角ボルト留めではなくて、
手で締める部分の付いたボルト留めだったので、
M8ボルトとは言え、余りトルクを掛けるべきものではない筈なんですよね。
締めようとすれば、締まるだけ締まっちゃいますし、
そうするとタペットカバー自体や雌ネジが刻んである土台が
歪んで行ってしまいますからね。
という訳で、今日はトルクレンチを使って、3Nmで締めつけてみましたが、
今日走り終えた時点では漏れがないので、この辺りで良いのかもしれません。
で、いよいよ燃調の方なのですが、
ガバッとアクセルを踏み込む時には全然問題が無いんですけど、
街中でちょこっとアクセルを踏んだ時に若干ゴボゴボ感があったので、
これは恐らくスロットルレバーとインジェクションポンプレバーが
同時に動き出していないな、、、と判断。
スロットルの方を目視しつつ、ポンプのレバーを触った状態で
ペダルからのロッドを動かしてみると、
思った通り、スロットルの方がかなり早く動き始めていました。
これ、車検の前にプラグケーブルブラケットを外して作業しているんですけど、
これがインジェクションポンプ側の軸の固定箇所になっていて、
そのブラケットの固定ボルトが
確か後ろ側だったと思いますが、スフェリカルワッシャーを使うようになっていて
元の位置にセンタリングするようになっているのですけれども、
前側は何故かそうなっていないので、一度外すとほぼ燃調が狂ってしまうので、
恐らくその時にこのような状態になったものと思われます。
(判ってんなら、ちゃんと確認しとけよって話ですが…笑)
で、その前の状況と比べると上り坂でのパンチが無くなったなァと思っていたのですが、
それも結局は元の状態よりもスロットルの開度に対する、
インジェクションポンプ側の開度が小さくなっている訳なので、
燃料を食わせなくなった分、パンチ力が無くなったと予想していました。
とりあえず試運転には着替えてから行きたかったので、
調整するだけして、試運転は昼食後という事にしました。
で、試運転に行ってみると非常にイイ感じ。
下のゴボゴボ感も無くなりましたし、
踏み込んだ時の回転の上がり方も、これぞ220、、、というイイ感じに戻りました(笑)。
後は一旦会社に戻った後で、車庫に戻りがてら山道を飛ばして来れば良いな、、、
って思ったのですが、
テストコースを半分まで走り終えた所で左足に違和感が(汗)。
おもいっきりつって、イテテテテと独りで苦笑していました(笑)。
ところがそうして笑っていられたのは最初の内だけ。
つりが解消しても、クラッチを踏むたび、つり復活またはつりそうになり、
それこそ会社まで行けるかなァという感じ。
午前中結構汗をかいたのに、水分補給をしなかったので、
脱水症状っぽくなっていたのだろうと思いました。
何とか会社に辿り着き、
すぐに自販機でスポーツドリンクを買って飲んだのは言うまでもありません。
10分程経過して、もう大丈夫かな?と思って
車庫に向けて出発しようとしたのですが、100m程走った所で
今度は右足がつり出して、慌てて会社に戻りました。
その後、両足が代わる代わるつるので
これ、車庫に行けるのかなァ?って感じでしたが、
そういや、腰用に使っていた湿布を会社に置いてあったっけと思って、
それを貼って220君の中で20分程安静にしていました。
日陰だと多少風もあって涼しかったので、助かりました。
で、20分後、出掛けてみると、今度は大丈夫そうだったので、
山道を飛ばすべく、由比方面へ。
(って、真っ直ぐ車庫に向かわんのかい!)
で、県道76号線を行こうとしたのですが、
なんとなんと、まさかの通行止め。
調べてみると通行止めになっているのは7月26日の14時30分からで
原因は災害による路肩崩壊なのだそうです。
多分、修復中だったと思われる工事個所がこないだの雨で逝っちゃったのでしょうねぇ。
途中にも松野の辺りで通行止め、、、というような事は
書いていなかったわけではなかったのですが、
折角由比まで出てきたわけですし、
具体的な場所が判っていなかったので行けば迂回でも出来ないかな?と思ったのですよね(笑)。
残念無念でございました。
ってなわけで、上り坂テスト用には県道25号線を使う事になったのですが、
結果は良好でございました。
足つり地獄は最悪でしたが、何はともあれ、220君がまともな状態に戻って良かったです(笑)。