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ぽおる・ぶらっくのブログ一覧

2020年10月06日 イイね!

う~ん、参りましたなァ…。

昨日、ヤナセの担当者の方に2個目のブースター故障の事を伝えましたが、
それでブースターをまた交換してもらおうと思えば出来ない事は無いのですが、
本当に単純にブースター故障で済ませてしまって良い物かと頭を悩ませております(苦笑)。

ブースター自体が壊れてしまっているのは間違いない所だろうと思うのですが、
私的には図解で構造を見る限り、ほぼその可能性はないだろうと思ってはいるものの、
外的要因の結果としてブースターが壊れているという事は無いのかな?という所を
考えずにはいられないのですよね。

製造から1年以上経っている物でしかもロット違いと思われる物を2つ試していて
同じ故障をするというのなら、何らかの部品に根本的な欠陥がある事が疑われるので
その全てに故障が発生してもいい筈だろうと思われるところであって、
そうした場合に当然他でも同様な故障報告は上がっている筈で
とするならば、当然、とっくに暫定的な販売中止措置が行われて、
その問題点の解消が行われても好い筈だと思うのですよね。

私としては(くどいようですが、ほぼありえないとは思っているものの)
外的要因として、唯一可能性があるかもしれないと思うのが、
これまた純正で新品交換しているマスターシリンダーなのですが、
これから送り出されるブレーキオイル量過多、もしくは油圧の掛かりすぎかなにかで
外気弁、ないしはそれをコントロールピストンにダメージを及ぼす事がないとは
実際の物を見ていないし、そうでなくとも私レベルの者には判断の出来かねる所なんですよね。

それもお互いが元々の設計通りに作られているのであれば、
今までのモノが正常に動いていた事から考えれば問題がない筈なのですが、
その部分に対してハッキリ言って信用出来ない所が困った所なんですよね。

ブレーキブースターの方に関してはその補助マスターシリンダーの違いは
外見上、
T50/24はブリーザープラグが付いていない、
T50/24/1は先端の吐出口にバルブが付いている、
T50/26にはそのバルブがない、
という部分で区別が付くので
少なくとも間違った部品の組み合わせがされている事はないと判るのですが、
マスターシリンダーの方はどう判断すべきなんだろうか?と思いました。

で、思い立ったのがテクニカルデータブックで、
それを見たら何か判るかも?と思ったので一寸調べてみました。

その3種のブースターに対応してマスターシリンダーも3種類存在する事は
パーツリストで判っていたのですが、
先ずはそれらはそれぞれ、違うシリンダー径を持っている事が判りました。

その中で一番径が大きいのは220君用のT50/26用のそれで
同一ペダルストロークでのオイルの送り出し量が大きいのはコレなので
仮にマスターシリンダーが箱と中身が違って他の車両用のそれが入っていたとしても、
少なくとも送り出されるブレーキオイル量過多が発生する事は無かろうと思われました。

で、次に判ったのはどのブースター用のマスターシリンダーかを
外見上で判断する方法でした。

その結果として、少なくとも外見上は(苦笑)、
T50/26用のマスターシリンダーが付いている事が判りました。

この、、、



赤丸の部分に25と言う文字が見えるかと思いますが、
これがT50/26用で、
T50/24用は27、T50/24/1用は28となっているそうです。

余談ですが、ブレーキ系リフレッシュ前まで使用していたマスターシリンダーは
Ate製ではあるものの、MB純正では無かったようでこの文字がありませんでした(汗)。



同一メーカ製のモノで純正とそうでない物でこんな差を付けているのですね(汗)。

それはともかくとして、
これでほぼマスターシリンダーには問題がないと考えて良さそうには思うのですが、
どうして私がマスターシリンダーに対して信用が置けないと思うのかと言う所なんですけれども、
それは故障が生じた時にブレーキペダルを踏んでいないにも拘らず、
軽くブレーキが掛かった状態になっている事なんですよね。

ワタクシ、今まで勘違いしていた事があって、
T50/24/1が四輪ドラムブレーキ用だと思っていたのですが、
どうやらこれもT50/26同様、ディスクブレーキ対応のモノだったようです。

で、ドラムブレーキのシステムの場合はラインに残圧を残さねばならないという事があり、
マスターシリンダーのボトムバルブと言う奴でその残圧を残すようになっているのですが、
ディスクブレーキのシステムでは逆に残圧を残してはいけないので
T50/24/1とT50/26では、そのボトムバルブ自体はあるものの、
バルブ上に小さな穴をあけて残圧を逃がすようにしているので、
ブレーキペダルを踏んでいない状況では幾らブースターが働いてしまっていても
ブレーキが効かないようになっている筈だと思うのですよね。

私の理解力不足から来ているのかもしれませんが、この部分が理解出来ないがために、
これに何らかの問題があるのでは?と思ってしまうのですよね。

ただ、先だっても試した通り、エンジンを切りさえすればブレーキは完全に解除されるわけなので、
ちゃんと残圧を残さないようにはなっているように思われますし、
仮にあるべき穴が無くて残圧が残る状態であったとしても、とても低いものとなる筈なので
それが元で外気弁、ないしコントロールピストンが逝かれる事は考えにくいのですけどね。

とは言っても、私レベルの者には理解の出来ない何かが起こっていないとは言い切れないので
担当者の方に処置について相談をし、
ブースターを幾つも交換して、結局他に原因があった場合の責任も取れませんので
出来れば、ドイツのMB側の判断を仰いで欲しい旨を伝えたのですが、
それが出来るかは一寸微妙な所らしく、
とりあえずヤナセさん内部の方でも相談をして頂く事にした上で、
先ずはブレーキブースター自体の不具合報告が他に上がっていないかだけでも
問い合わせてもらえるようにお願いしておきました。

上にも述べた通り、
外的要因でブレーキブースターが壊れた可能性はほぼないとは思っているので、
ブレーキブースターをバラしても良ければ、それを立証出来るだろうと思われる所を、
それをやってしまうと、交換不可になってしまうのが何とも歯痒いところであります。

ホント、こういう内部が見えない部品はキッチリしっかり作ってもらわないと
困るよな~って思います(苦笑)。
Posted at 2020/10/07 08:04:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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