先日、古いブレーキブースターの一部分解で
『バラす事が出来るのはここまで。』と書いていましたが、
MBの公式ブログ画像を見ていて、
あの状態でダイヤフラムも外れて来る事が出来るのが判ったので外してみました。
図解を見ただけではどういう単位で部品が外れて来るのか判らないんですよね(笑)。
バキュームピストン→ダイヤフラム→紙ガスケット→バルブハウジングの順で並んで
ボルトナット締めにしてあるので
ダイヤフラムはバキュームピストン側に貼り付いている状態でした。
バキュームピストンに貼り付いている部分が黒塗りで且つその外側がゴム素材なので、
境目が判らなかったのも外れると判らなかった要因でありました。
この画像ではバルブハウジングの上にスプリングを置いて、
その上に今回外したダイヤフラムを載せてあります。
位置関係は丁度こんな感じになるんですよね。
この裏側で中心の金属部分がコントロールピストンによって押されて行き、
そのエッジが制御弁に当たる事で前後の部屋が隔絶されるようになるという事を
ご説明しましたが、
この画像で見える側の中心の飛び出している部分が
コントロールピストンに押されている部分です。
で、ダイヤフラムを外したバキュームピストン側はこんな感じになりました。
この中央の穴の向こうにコントロールピストンがある筈で、
コントロールピストン室からそのまま延長される形で
補助マスターシリンダー内までプッシュロッドが延びているという感じになっている筈(笑)です。
接続プレートを外して、是非その奥まで見てみたいものですがねぇ…。
ここで話は変わりますが、
一昨日の晩はレンタカーの返却があったりしたので断念したものの、
昨晩はブレーキが元に戻ってしまった220君で街中を65キロほど試走してきました。
アイドリングは低い通常の状態でガッチリ安定していますし、ブレーキの引き摺り感も皆無。
走行後、ブレーキ部品各部を触って温度を確認してみましたが、全て問題なし。
なんですかね、コレ?
2番目のブースター取り付け後も110キロ走行後に出ていますし、
その時も症状が出る直前までは盤石でしたから、
まだまだどうなるかは判りませんけれども、逆にその辺りまでに症状が出なかったらと思うと、
どこまで走る事が出来たら問題なしという基準も無いのですから、一寸嫌な感じですよねぇ…。
で、実際にそうなりそうな予感がして怖いです(苦笑)。
Posted at 2020/10/14 06:40:18 | |
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