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ぽおる・ぶらっくのブログ一覧

2020年11月12日 イイね!

300SL 2選

今日は、最近気になった300SLをちょいとご紹介致しましょう。

先ずは1962年の300SLロードスターから。



画像の場所から判る人も居られるとは思いますが、
300SLのスペシャリストである、HKエンジニアリングの売り物で御座います。

自分の220君が1962年式という事もあり、
他の車種でもどうしても同年式の車が気になる所で、
300SLロードスターでもそれは同様なんですよねぇ。

因みに1962年式という事は4輪ディスクブレーキモデルなので、
当然、今、220君で問題になっている、
T50/26ブレーキブースター搭載車で御座います(嫌な事思い出しちゃった…苦笑)。

出荷時にこの上品なライトグリーンメタリックで塗られた300SLロードスターは1858台中、
15台のみという事で、これはその中の一台という事のようです。

ただ、この車自体はリペイントであるようですけどね。

たま~に300SLロードスターだと筒型のテイルカッターを取り付けられた車両を見掛けますが、
これはちゃんとフィッシュテイル型のテイルカッターを装備しています。



いやぁ、前から見ても後から見ても、格好良い車ですなァ。

ただ、私的にひとつ気になるのはフロントバンパーの取り付け位置でして、
私の気のせいでなければ、一寸だけ高過ぎるんじゃないかなァと思ったりするのですよね。

通常ボディが緑系の色だと、幌まで緑系で張り替えてしまう事が多かったりするのですが、
この車は、、、



ベージュっぽい色の幌を装備していて、
こういうウソっぽくないところが私的には好感が持てる所だったりします。
(無論、本当に緑・緑の組み合わせもあったろうとは思いますが)

コックピット。



これを見て一瞬、黒革か、、、と一寸残念に思ったのですが、
イヤイヤ待て待て、これはきっと深緑に違いない、、、と思って
よ~く見てみると、、、



やっぱり深緑でした。
こりゃ、私のような緑好きには堪りませんなァ(笑)。



しかも、これの良い所は内装革が新車当時からのオリジナルなんですよね。



どうしたら、こんなに良いコンディションを保てるのだろうか。

トランク



やっぱりロードスターになると十分に使える広さのトランクになっていますよね。
特別豪華に仕立てることなく、素っ気ないカーペット敷きにしてある所が
自然でイイですよね。

エンジンルーム



いつかの時点で手は入っているのでしょうが、
ビカビカではなく、自然な清潔感が好いナァと思います。

インマニを磨いちゃってある車が結構ありますけど、
私はこういう方が好きです。

といいつつ、出来心で私も220君のタペットカバーを磨いちゃったんですけど、
今は後悔しています(苦笑)。
しかも綺麗に磨けていないし(大笑)。

この車が私的にイイナァって思うのはドイツ仕様と言う所ですね。
マンハイムに出荷された車なのだそうです。

これでホイールがフルクロームのタイプだったら、私的には言う事無しだったと思います。

お値段の方は115万ユーロ。
今のレートで1億4300万円弱って感じですね。

一時期ディスクブレーキモデルが値上がりしていたように思うのですが、
この金額を見る限り、今はひと段落したって感じなのでしょうかね。


さて、もう一台は1955年式の300SLクーペで御座います。



一寸オーバーレストアかなぁという感じがしないでもないビカビカさではありますが、
このグラファイトグレイの外装に赤内装というのが私の好きな組み合わせの一つなので、
これはイイナァと思ってしまいました。





ライトがシールドビームなので、アメリカ仕様かなぁと思ったら、
やっぱりそうでした。
で、ナンバープレートの所に取り付けられているプレートから、
もしや、、、と思って見てみると、
売主はALL TIME STARSでありました。

これ、アーバインのMBクラシックセンターでレストアした車らしいです。

好い写真家の方を使っているようで、写真が綺麗ですよねぇ。







コックピット画像。





いやぁ、素晴らしいの一言ですね。
写真で見る限り、縫製が殆ど文句を言う所がない程
カッチリ仕上がっていて綺麗だなぁと思います。

むしろ、綺麗過ぎって感じ(笑)。

エンジンルーム。



さっきのロードスターのより綺麗ですが、
こちらは他の部分と違ってやり過ぎ感のない、落ち着いた仕上がりになっていると思います。

トランク。



ロードスターではトランク床下に収めたスペアタイヤが
クーペではそれがトランク一杯に鎮座していて、それこそ他に何も積めない感じですよね(笑)。

スペアの裏側の緑色っぽい塗装は元々もこんな具合だったのでしょうかね?

因みにホイールの中にポチポチとリベット?が打たれているのが見えますが、
300SLのホイールはディスク?の方はスチールなんですけれども、
確かリムはアルミ製だという話だったと思うので、
恐らくコレで両者を接合しているものと思われます。

コチラのお値段は160万ドル。
現在のレートで1憶6900万円弱という感じですね。

無論、私には夢のまた夢のまた…が無限ループする程縁遠い車達で御座いますが、
諸々の経費は別として、純粋に車両代に掛けられるお金が1憶7千万円あったとしたら、
どっちにするかはかなり悩むところでしょうねぇ。

はぁ~、そんな事で是非とも悩んでみたい所ではありますが、
私如きが悩んでいられるのは今のブレーキブースター問題程度の事でしかないのが
悲しい所ですねぇ(苦笑)。

ただ、このロードスターを買えるような人だったら、
30万そこそこのブレーキブースター如きで修理に引っかかって、
動かせないような事になったら、きっと今の私以上に大激怒するんだろうなァ(苦笑)。
Posted at 2020/11/12 22:58:09 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記

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「E9レジストリージャパンミーティングの見学中。因みに220君、絶不調。無事帰れるか?」
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