一寸前から気になっていたケルンのお店で売られているこの300SEクーペ。
実はリアの車高が上がり過ぎているのが少々気になっていて、
アップするのをためらっていたのですけれども、
今日、ふと、あれ?この車って、
以前、こちらで紹介している車かも?という気がしてきました。
その車というのが
コチラ。
これってキュールマイスターがついてたっけな、、、と思って確認してみると、、、
やっぱり付いてますね。
エンジンルームを見ても、、、
綺麗且つ自然に仕上げられているのと、丁寧にステッカーの類いが付けられているものも一緒。
決め手はリアウインドウ下部中央の、
恐らくメルセデスベンツクラブオブアメリカの物と思われるステッカーですね。
紹介したブログの画像ではカリフォルニアナンバーが付いていますが、
お店の説明には2020年にアメリカから輸入されたとありますので
恐らく間違いなかろうと思われます。
っていうわけでこの車はその車で間違いないと思うんですけど、
手動サンルーフが付いていた筈なのが、お店の説明にはどこにも書いてないんですよね。
あと、屋根とホイールキャップの色が違う気がするのは塗り替えたんですかね?
前回のブログによると元色はハバナブラウンで、実際のカラーもそれっぽかったのですが、
今回の画像では220君のダークレッドブラウンに近い色になったように見えます。
タイヤがホワイトリボン化しているのも変更点ですね。
しかし、この初期型(160PS)の300SEクーペは1年半位しか生産されていなくて、
元々の数が少ない上に、
特にクーペの場合にはこれだけ好い状態を維持している車は少ない筈ですし、
別の国に渡って、多少変更を受けていても判ってしまうものなのですね(笑)。
因みにこの車、2020年の12月24日にアメリカで62000ドルで落札されたようですが、
現在のお値段は75000ユーロという事になっています(笑)。
アメリカからの輸送代とタイヤ代と(しているとして)塗装代が掛かっていますが、
なるほど、この位の儲けになるのね、、、という感じであります(笑)。
でも、75000ユーロという値段自体は妥当な線、、、というよりも
むしろ状態とその希少性を考えれば、これでもまだ安いかも?と思えるラインだと
個人的には思うのですよね~。
まぁ、それは個人的にそう思うという話で
マニアででもなければ63年8月?以前の300SEクーペも
それより後から67年までの300SEクーペも同じ扱いなのかもしれず、
エアサスの問題もあるので一般的評価としては難しいのかもしれませんけどね。
その希少性についても恐らく初期300SEクーペは600台前後だと思われますけど、
全部合わせると2419台になっちゃいますからね~。
尤も300SE2扉の総数でも3.5クーペの生産台数に満たない事を考えれば
それでも十分希少と言えるとは思うのですけどね(笑)。
Posted at 2021/06/13 18:43:17 | |
トラックバック(0) | 日記