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ぽおる・ぶらっくのブログ一覧

2021年06月16日 イイね!

考えは巡り巡る(苦笑)

色々とずっと考えているのですが、
ひょっとするとこのホースのバンド留めの対策で解決する可能性がない事もないのかな?
という気がしてきました。

今までの全ての流れを見てきている私としては
ブースター外でのエア吸いが症状に絡んでこない事はあり得ないと思っていて、
それが単なるホース外れという結論で終わるのには納得がいっていなかったのですが、
抜け掛けたホースが元に戻る事さえありうるとするならば、
なんとなくそれを絡めて理屈づける事が出来るような感じがしてきたのですよね。

内部のホースの内側には殆ど常に大気圧が掛かっていると思っていいと思うのですが、
入口にフィルターが付いている為に外気弁が開いた際には
そのフィルターの抵抗がどの程度の物かは判らないので何とも言えませんけれども、
少なくとも吸い込みの初期の段階では
若干の負圧が掛かるようになっているのかも?と思ったのですよね。

もし、それがその通りであるならば、
外気弁が開いている際にはホースが抜けにくくなる方向の力が作用するという事なのですよね。

で、ホースが抜けやすくなる局面というのがホースが動く時、
つまり、バキュームピストンが動く時なわけですが、
それが補助マスターシリンダー側に動くときには時には必ず、外気弁が開いているわけなので
片道の行程だけですが、通常ならばそのホースが抜けやすくなるであろう局面に
その若干の負圧の作用で抜けにくくなっているのでは?と考えたわけなのですよね。

この前提の中で仮にブースターの外側のどこかのバキュームラインでエア吸いが発生した時には
当然、ブースター内部全体に掛かる負圧も落ちますから、
このホースが動く時に抜けにくくする作用の方も弱まるので、
それが原因でバキュームピストンが何度も動くうちに、
パイプとの勘合を弱く設計されたホースが段々と抜けて行ってしまうのかもなぁ、、、
と考えたわけであります。

このようにホース抜けの原因が外部でのエア吸いによるものと考えられるならば、
配管の延長によるバキュームの立ち上がりの遅延でも同様と考えても好いと思うので、
うちの220君以外で同じ症例が出ていない部分についても
私が、外気弁が原因だろうと言っていた時と同様にこれで説明がつく事になります。

正常復帰した部分に関しても、私の所での2回は共に冷間始動時だったのですが
私の車は通常ファーストアイドリングにならない所を
症状が出ている時は温間時と同じようにアイドリングが高い感じになっていて
それは同じような状態に見えても、ひょっとしたら冷間増量している分だけ、
温間時の症状の時よりも負圧が高くなっていた可能性もあると思うので、
抜け掛けたホースが元の鞘に収まるという現象自体が起こり得る事ならば、
負圧の問題絡みで復帰したと考える事も出来るのかな?と思うのですよね。

無論、抜け掛けではなく完全な脱落では復帰出来ないという話なわけですが。

で、それをそのように説明した後は、
もう一つの謎である、ブレーキペダルを強く踏み込んだ時に
アイドリングが上昇する症状の方も説明しなくてはならないのですよね。

こちらは制御弁がまともに閉じられる状態にある時は、
仮にホースが外れている状態でも、ブレーキペダルを踏み込めば
逆にアイドリングが正常に戻るくらいな筈なので
これはホースの問題ではなく、弁自体に何かが起こっているとしか思いようがないと考えました。

しかし、ここで考えるべきなのは、引き摺りの症状が起こる前には
他の部分も全く正常で、この症状も現れる事が無かった、という所だと思いました。

つまり、ホースによる正常復帰の状態が
完璧な正常状態ではないと考えたらどうだろうかと思ったのですよね。

制御弁が閉じている時というのは
補助マスターシリンダーのピストンロッドによってダイヤフラムが押されてきている状態で、
外気弁が閉じていれば比較的安定していると思うのですけれども、
それが開いてしまうと、外気弁側はそれ用のリターンスプリングで支持されているだけなので、
恐らく結構不安定な状態だと思うのですよね。

その一方で一旦外れかけたホースが元の鞘に戻るような事があったとして、
その場合に完全に戻っていないとするならば、
仮に(夏場に2~30キロ走ると発生したことから)熱等の影響で
ホースの気密が怪しくなってくる事が考えられ、
それによってエア漏れが断続的に発生する事があったとするならば、
そのことによって外気弁を通過する空気に波動を生じさせて、外気弁を振動させ、
それが振動すれば、一体になっている制御弁も振動する事になるので
その影響で制御弁の気密が悪くなるという事が考えられなくもないのかな?と思ったのですよね。

ただ、制御弁は自ら動いて閉じるのではなく、ダイヤフラム側が動いて来て閉じる物で、
そのダイヤフラムの方も補助マスターシリンダーからのピストンロッドで
押されている反対側はスプリング支持なのである程度の振動には追従しそうな気もしますし、
反対にスプリング同志の固有振動数が違うからやっぱり気密に影響しそうな気もするので、
実際にどちらに傾くかは何とも言えない所ではあるのですけどねぇ。

私が当初から言っていた、外気弁が原因だと考えると、ホースが外れていた理由が謎だし、
かといって、ホースと外気弁両方が悪かったという考え方も、
あり得なくはないと思うけれども合理的な考え方とは思えないので、
純粋にひとつの間違いなく起こっていた事象と感覚的に絶対に関連していると思われた事象を
組み合わせて考えてみたというわけですが、
全ては想像なので根拠は薄いけど(笑)、あり得そうな気は大いにするので、
不安は残りますけれども、MBJの方で行われたというバンド処理だけで治る可能性はあるのかな?
と思えるようになってきた、というわけで御座います。

結局の所は実験台であるワタクシめが距離を稼いで試すしかないという事には
変わりがないのですけどね(苦笑)。

まぁでも、完治の期待が全く出来ないと思うより出来た方がイイことなので、
こういう考えに至った事も意味のない事ではないと思うのですよね。

尤も、また症状が出てしまった場合にはそれだけ落胆が大きくなりそうでもありますが(苦笑)。


ってなわけで、私のテスト走行待ちという状況になるわけですが、
220君、明日ご帰還する模様で御座います。

状況が許すなら夜にでも早速、ちと走ってみましょう(笑)。
って、車庫には持っていかなきゃならんので、許すも許さんも十数キロは走るわけですがね(笑)。
Posted at 2021/06/16 23:29:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   11/08 08:05
1962年式の220SEbクーペに乗っています。 物心ついた頃からMBファンである私が (何度も買い替え出来るご身分ではないので) 最初で最後のMBに...
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