昨日、サルベージしてきた220君の三角窓の開閉機構を
早速修理してみました~。
お昼休み中に治るな、、、と思って作業開始。
三角窓操作ダイヤル側がウォームになっていると思われ、
それを動かしているうちにその軸の片方を抑えている蓋のカシメが緩くなって、
その蓋がガクガクになるのが、故障の原因なので、
この赤矢印をブッ叩いて潰せば治る予定でした(苦笑)。
で、ブッ叩いた後にこのように蓋の方を持って、
(デジカメを持っているので片手が使えないのでこんな画像ですが、本来はそちらの方の手で本体を持って)動かしてみて、
ガタが無くなればOK、、、の筈でした(苦笑)。
ところが一杯まで三角窓を閉める方向に回した後、
それを開ける方向に回そうとすると、空回りしてしまいます。
どうしてもそれが正常化しないので、とりあえず昼休み中に終わらせるのは諦めました。
んで、仕事が終わってから、そのまままた弄ってみます。
しかし、色々考えてみたけれど、事態は変わらず。
恐らくダイヤル側のウォームの端の方が摩耗しちゃってて、
三角窓軸側のウォームホイールが引っ掛からなくなっちゃうんだろうなぁ、、、
と思いました。
どうせダメになってるなら、中身を覗いちゃおうか、、、と思い、
ウォームホイール側の蓋(赤矢印)のカシメを解いて開けてみる事にしました。
で、蓋、オープン。
見た所、ウォームがおかしいようには見えなかったので、
ウォームホイール(と言っても扇状ですが)を抜いてみようか、、、と思い、
表のバンドみたいなやつを外せば外れるのかな?と思ってひっくり返したら、
このザマでした。
金属片2個落下(赤丸の中)。
これ、ウォーム側じゃなくて、ウォームホイール側のギヤですな。
一つ上の画像ではフラッシュを焚いているので、
よくよく見ると、中にそれらが転がっているのが見えています。
で、明かりを当てて、中をよく見てみると、
確かに三角窓が閉まった時にウォームと接触するウォームホイールの歯が
根本を少し残した状態で居なくなっていました。
見事玉砕、、、という感じで御座いました。
けれど、これ、根本の方が残っているので、
どうにかならんものかな?と思って、
試しに素手で奥方向にウォームホイールを押し込んた状態で回してみたのですが、
なんとなくイイ感じ(笑)。
一寸理屈に合わない気はするのですけどね。
そこで今度は蓋を戻して、カシメし直した上で、
その蓋の凹んだ部分にボックスを当てがって、ハンマーでたたいてみました。
すると、、、おぉ、一応はまともに動くようになりました。
ただ、あれだけギヤが割れてしまっていれば、
全開で使えるような状態ではないでしょうから、
これは今、車両に付いているものが壊れた時の部品調達完了までの間の緊急時用としてしか
使いようはありませんね。
という訳で、修理の方は何とか部品そのままでイケてくれると助かるのですが、
最悪はまた部品調達という事になりました。
この辺りは新品部品もないでしょうし、なかなか面倒な感じであります。
この世代の国内の縦目はビルトインクーラーでなくとも、
ほぼ後付けクーラーユニットが付いているので、
皆さん、三角窓など開けないのでしょうから、こんなトラブルは起こらないのでしょうねぇ…。
Posted at 2021/06/23 21:18:43 | |
トラックバック(0) | 日記