ぽおる・ぶらっくのブログ一覧

先日、ドイツのとある部品屋さんを久々に覗いたところ、
こんな物が売られていました。





ゲッ、220SEbの前期型(正確には中期型)インマニじゃん。
写真の日付からすると、私ってば3年間位ここを見ていなかったのかしら？

配管類はピカピカじゃないけど、ガッツリとサビている所は無いように見えるし、
インジェクターもスロットルも揃ってるし、これ、イイナァ。

って、私はもう一通り揃えちゃったから要らないんですけどね(笑)。
でも、果たしてこのセットで幾らっていうのかが興味のある所であります。

しかしねぇ、、、こういうのをお店で売ったり、オークションに出品したりしている人って
買おうという立場に居た人間に言わせると、本当にセンスが無いと思うのですよね。

確かに、ここまで揃っていると多少は楽なんですけど、
やっぱり一通り揃っていないと意味がないんですよね。

特にリンケージ類が揃っていないというのが一番致命的です。

リンクさせる方向を変えるマニ上の機構が付いているのは良いのですが、
私の場合、それ用のブラケットに加えて
エンジンブロック上のL字型レバーがどうしても見つからなくて、
それらが最後の砦にあったから何とか助かったけれども、
そうでなければ現時点でもまだ路頭に迷っていた筈ですからねぇ(笑)。

これでリンク類が全て付いていたとしても、
遮熱板やコントロールロッドが無かったりするわけですが、
リンク類が全て付いていて、且つ見つけたのが最後の砦に頼る前であったならば、
値段次第ですけど、ダブり覚悟で買っていたかもですね。

もし安ければインジェクターと分配器が付いているのがデカいです(笑)。

因みに私のインマニは本体1ドル、運賃100ドルで買ったと言いましたけど、
実はこのセットと違うのはリンク類と配管類がほぼ無かったくらいで
正にお買い得セットでした(笑)。

話が少々脱線しちゃいました(汗)。

私は最後の砦に一応品番で注文したものの、
ひとつひとつの部品が品番通りの物が来るかどうかを心配していたわけで、
実際にいくつか間違っていて、正誤がハッキリしない物の為に
他のエンジンに仮組みする必要迄出てきたわけですが、
その点、こんな具合に車から外したままの状態の部品ならば間違いないので、
余計な事を全く考えることなく、確実に話を先に進める事が出来る訳なんですよね。

だから、売る事を考えた時にはそれを使う人がどこからどこまで必要か、、、
ってのを考えてセットにするのが正解な筈なんですけど、
残念ながら売る側の皆さんがそれを判っていないのですよね。

本当に、あちらから要請があれば、アドバイスしてあげたいくらいです。

オリジナルに戻したいという欲求がある人は
世界規模で見れば(笑)それなりには居ると思うので
その上で値段さえ適切であれば、即売間違いなしだと思うんですけどねぇ(大笑)。

今もいーベーを見ると、全くインマニのみの状態で500ドル前後で売られていたりするんですけど、
それってどういう需要で売れると思ってんの？と思わずにはいられません。

イヤ、エキマニとかだったら、熱が入っていて脆くなってるので
それのみの需要はあるでしょうけれども、
インマニ本体が割れるってケースは滅多に無さそうですからねぇ。


余談ですが、上の画像の例の分配器への配管2本を固定している部品に注目です。

両端に配管を通して、真ん中を空けてあります。
(なぜか真ん中にデスビ進角用の樹脂配管を通していないんですよねぇ…謎)

こういう事をされると、どうしようか迷っちゃうんだよなぁ。