ドイツで表題の車の売り物が出ておりました。
確か、以前にも同型車の売り物件を紹介していますが、
この物件に興味を持ったのはこの画像で御座いました。
ボディレスの状態でシャシーに前後ともエンジンが載っている状態は
初めて見たかも(笑)。
何しろ、前にも後ろにもそれぞれ、エンジン、クラッチ、ミッション、デフがあるわけなので、
ぱっと見どっちが前やら後ろやらですが(笑)、撮影者に近い方が前ですよね(笑)。
これ、後ろは前と回転方向を何らかの形で反対にする必要がありますけど、
それ以外はシトロエンの合理性を考えると、
インボードドラムまで含めて前後とも同じ物が載っているのかもしれませんね。
通常はリアのミッションをニュートラルにしておいて、FFで走るのだそうで、
(って言ってもシフトレバーは1本しかないけど、どうやって?)
悪路を走る時にリアもエンジンを始動させ、
その場合スロットル、クラッチ、ミッションが前後で同調して
四駆として動く事になっているということなんでしょうね。
何やら細工すればフロントのエンジンを止めてRRで走ることも出来るらしいです。
かなりの変態車ですな(一寸欲しいけど…大笑)。
これってアルジェリアの油田開発用に作られた車を一時期市販したものなのだそうです。
因みに最高速度は100km/h、登坂能力は45度だそうです。
私の本にはエンジン2つで28馬力って書いてあるけど、
エンジンは475㏄の奴なのかなぁ?
駆動系付きシャシーだけでなく、勿論ボディもあります。
恐らくこれはイグニッションキーを見せる目的の画像だと思いますが、
(当然と言えば当然なのですが)
前後でイグニッションキーとスターターボタンが別になっているんですね~(笑)。
肝心なお値段の方は52000ユーロ、今日のレートで670万円強って感じですね。
綺麗な車両が1000万円前後で取引されている事を考えた時に、
これが妥当と考えるべきか、高いと考えるべきか…。
お金と時間があれば、こういうのをコツコツ仕上げるのも楽しそうですけどね。
Posted at 2021/12/25 21:43:53 | |
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