ハンブルクのお店で表題の車を見つけました~。
コチラで御座います。
このブログで紹介するのは多分3度目ですが、生産台数85台の220クーペです。
一寸呼び名が曖昧で、ポントンの220aと併売期のW187なので、
220aクーペとも呼ばれています。
というか、そもそも、このa、b、c、dの付け方が結構曖昧で、
180系の場合は無印から始まってa、b、c、
190系の場合は無印から始まってb、c、
220系の場合は無印から始まってa、b(S、SEは無印からb)、
300系の場合は無印から始まってb、c、d(SEは無印からb)、
(170系はややこしいので略…笑)
と続くようになっていて、
私でも、えっとどうだっけ?と考えてしまう感じだったりするので
これらの中でこの小文字を使って特定の車種を指して人に話をしても
まず通じないのですよね。(苦笑)。
大体無印の車種も小文字付きの車種もネームプレート上の名称は無印ですから、
無印を指して話をする時が一番厄介なのですよねぇ。
話が脱線しました(苦笑)。
因みに以前にも書いたかと思うのですが、a時代の220の2枚扉は
フロントガラスが平板ではなくなった所が無印時代との識別点になります。
左サイドにコーチビルドプレートが付いていますね。
170セダン系ならマンハイム工場もあり得ると思いますが、
W187でしかもクーペなので多分ジンデルフィンゲン工場のコーチワークだったろうと思います。
しかし疑問なのは兄弟車であるW136とW187にはこれが付いているのに
W187とデビューが同じな300系に一切これが付いていない事なんですよね。
戦前から付けられてきたプレートですが、
戦前から続く兄弟車のない完全な新型車であるW186系で
この習慣を止める事にしたって事なんでしょうかねぇ。
内装。
一寸気になるのはダッシュボードのクリーム色の部分も革だろうと思うのですが、
何故かそれ以外の革内装とそこだけ微妙に色が違う所なんですよねぇ。
これがドア内張りとかもこの系統だったら2トーン内装?とも思えなくもないかもなんですけど、
これはきっとこの部分以外は張り替えているって事なんだろうな、と思っています。
何故そんな中途半端な事をしたんだろうと思うと、それがちと残念ですねぇ。
あまりこの手の車種を見た事が無いので、初めて気付きましたが、
Aピラーからサイドシルまでべったりとクロームのプレートで覆われているのですね。
凄い迫力です。
と思ったら、
ドアヒンジのある柱を除いて、窓枠からサイドシルまで連続で覆われているのだと判って
恐れ入ってしまいました。
高級モデルに外観上見えない部分に
こうした隠れクロームパネルを施すのはMBの伝統でしたが、
昔はここまでだったのですね。
うちのなんかサイドウインドウの上縁をうっすら覆っているだけですからね(笑)。
上の画像でも判りますが、好ましいサンルーフ付き。
独特の雰囲気のある220クーペなのでこれがあればカブリオレでなくてもイイかも?
と思ってしまいます(笑)。
テレフンケンのラジオ。
この辺りのラジオの事は全然判りませんが、
ウッドパネルが他の部分から浮いていないので、
恐らくこの車に元々装備されていたのでしょうね。
リアシート。
バックレストが前に倒れて物置場所になるスペアシート的な物だと思いますが、
後部座席のルーフの付け根に沿ってウッドパネルが奢られていて
そんなスペースにも手を抜かずに造り込まれている所が素晴らしいなぁと思います。
前席からのリアウインドウの佇まい。
カブリオレからするとマシなのかもですが、後方視界はやっぱりキツそうですね。
この窓もウッドで縁取られているのと、ファブリックのヘッドライナーと、
その中でぼんやりと灯る室内灯が好いですねぇ。
トランクには勿論スーツケースセットが装備されています。
この時代の車にこれがセットされているのが多いのは
やはりトランクが狭かったのでスペースの有効利用の意味があったんでしょうかねぇ。
うちの220君のエンジンの原形であるM180ユニット。
エンジンルーム内でヒーター用のダクト(だと思う)の存在感が凄いですね(笑)。
それが左右に別れているという事は
この時代からヒーターは左右で独立に温度調節が出来たのでしょうね。
と、理屈ではそうなのですが、
うちの220君でも微妙な調整が難しいので、その点これも同様だと思いますけど(笑)。
で、実はこれがこのブログを上げたきっかけなのですが、
車体番号や車両重量の記載されたプレートです。
タイプ名の所に220/187012とありますが、
EPCで調べてみるとW187は
187010 セダン用シャシー、ボディレス、aufbau(って何?)付き、M180エンジン搭載
187011 乗用車、セダン、M180エンジン搭載
187012 乗用車、カブリオレA、M180エンジン搭載
187013 乗用車、カブリオレB、M180エンジン搭載
187014 乗用車、サンルーフ付きセダン、M180エンジン搭載
という事になっていてクーペの型式は
カブリオレAと同じ物だったという事がこれで判ったのですよね。
因みに先日の220SEの場合は
128030がカブリオレで128037がクーペという感じでちゃんと区別されています。
220クーペは台数も少ないし、これってきっとポントン以上に
カブリオレAに金属ルーフを固定した物という色合いが強い車だったのでしょうね(笑)。
いっけね~、ブログを書き上げた事に満足して一旦投稿したけど、
恒例のお値段を書くのを忘れていたのを思い出しました(笑)。
159000ユーロ、今のレートで2070万円チョイですね。
クーペとは言っても希少だから大体カブリオレAと同じくらいですね。
ただ不思議なのはカブリオレAにしてもクーペにしても
ポントンのそれらより少ないのだからもう一寸行っても良さそうな所を、
ポントンと同様か却ってポントンの方が若干高いみたいな感じになっているのですよね。
何故か電装が6Vだったりするのですが、
その他に何らかの面で不便な所があったりするんですかねぇ。
プチ300Sっぽくて古雅な雰囲気が好いと思うんだけどなぁ。