2022年03月04日
昨日、キャッスルのオイルがSP規格になったと書きましたが、
んじゃ、220君に今使っているモチュールのクラシックオイルは
何規格なんだろうと思ったので調べてみました。
結果、SF規格でした(爆)。
SF規格は1980年型以降の乗用車およびトラック用として規定されているらしく、
一つ前のSE規格よりも酸化安定性や耐摩耗性が向上しているとの事でした。
まぁ、Sに続くアルファベットが進めば進むだけ
どんな年代の車に対しても良い物という事でもないらしいので、
1980年頃の車両に使われるものであれば十分なんでしょうけどね。
で、モチュールのその規格を調べるに当たってそのHPを見た時に
こんな動画が貼り付けてありました。
YOUTUBEの字幕の自動翻訳がなかなか秀逸で、まともな翻訳が行われていたのですが、
この動画自体は大したことが無かったのですけれども、
その中で気になる一言がありました。
『ヴィンテージカーでは2年ごとまたは5000kmごとにオイル交換を行う必要があります』
と言っていたんですよね。
5000kmごとの方はとりあえずおいておいて、
走行距離がそれ以下ならば2年ごとで良いというのには少々驚きました。
いや、交換から殆ど走行していない状況ならば、2年は交換しなくていいよ、、、
ってんなら判りますけど、
特別に根拠があって言う訳ではないのですけれども、
感覚的には多少なりとも使用されれば、
使用された分だけ酸化が進むようになりそうな気がするのですよね。
まぁ、オイルメーカー自身がそう言うのだから、実際には大丈夫なのかもしれませんが…。
でも、私なら、全くエンジンを稼働させない場合での交換が2年ごとと言われれば、
多少でもその車が使用されている場合には、
少なくとも1年を超えたインターバルでの交換はしたくないですけどねぇ。
距離の方も高価な高性能オイル
(って言ってもどの程度の物を指すかは判りませんが、少なくとも化学合成油でしょうね)
でない場合には
5000km走行時には添加剤の類いが殆ど飛んでしまっていると聞きますし、
特に日本のような仕様環境下では3~4000キロで交換するのがベストだろうと
私的には思うのですけどね。
220君のオーナーズマニュアルにも
『オイル交換は3800マイル(6000km)ごとに行ってください。
ただし、長距離を走らず、短距離の走行が多い場合は、1900マイル(3000km)ごとにオイル交換を行うことをお勧めします。』
とありますしね。
多分、この長距離短距離の違いは4速ギヤの使用率のことを言っていて、
長距離であれば4速にほぼ入れっぱなしになっているのに対し、
短距離であればストップ&ゴーも多く、滅多に4速も使わないので、
結果として単一距離を走る時の合計エンジン回転数が倍近くなる⇒オイルがそれだけ劣化する、、、
という意味なんでしょうね。
220君の場合、平地では60キロで4速に入れるようにしているのですが、
60キロって3速で3000回転、4速で2000回転なので、
3速だと4速の1.5倍もエンジンが回っているって事ですからね。
特に私の場合は近場のお散歩ではほぼ3速までしか使いませんし、
東京に行くにも下道で、街中の1車線区間はほぼ3速走行になってしまっていますから、
基本的に長距離走行が多いとは言っても早めの交換が必要だろうなぁと思っています。
まぁ、インターバルが短ければ短いほど問題が少ないのは間違いない所なので、
私としては220君は今まで通りの半年毎又は3000キロ交換で行こうと思っております~(笑)。
Posted at 2022/03/04 06:46:09 | |
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