2022年03月16日
非車ネタですみません。
昨日TVのニュースを見ていたらば、
ウクライナのお医者さんが話していた言葉を日本語訳した物を
アナウンサーがそのお医者さんが話している風に読んでいたのですが、
『蘇生しましたが、親子二人は死亡しました』というように伝えていました。
しかも一緒に表示されていた字幕にもその通り書かれていました。
これ、どう考えても変じゃありません?
『蘇生』って蘇って生きるって書くのだから『生き返る』って意味で
その通りに解釈すれば、『生き返りましたが死にました』って言ってるんですよね。
正しくは『蘇生を試みましたが』、
他の言い方をすれば『手を尽くしましたが』ですよね。
意味が判るんだから、堅い事言うなよ、、、って言われるかもですけど、
いや、素人ならそれでも全然結構。
私も知らないうちに間違った表現を使っていたりする事は多いと思うし、
一般の人との話の中では、内心、あっ、間違ってるな、とは思うかもですが、
意味は通じているから何にも言いません。
ただ、言葉のプロである筈のマスコミの方々の場合は別です。
間違っていても意味が通じてしまう上に
言葉を操る仕事の人達が使う言葉は正しいと思われがちですから、
こういう所からどんどん言葉が乱れていくのだと私は思うのですよね。
最近気になるのは2月のイントネーションですね。
2月のみならず、4月もそうなのですが、
にがつの『に』、しがつの『し』にアクセントを付けるアナウンサーが
最近やたら多いのですよね。
その影響なのかどうかは判りませんが、それは芸能人にも多く、
カーナビの朝一の日付の読み上げまでそうなっているケースもあります。
揃いも揃ってなんで?誰かの指示で日本語を乱す為にそうしてるの?って
思いたくなってしまうような状況です。
政治にくだらん苦言を呈するのも結構ですが、
その前にまず自分達の襟を正して欲しいものだと思っています。
Posted at 2022/03/16 05:50:13 | |
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