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ぽおる・ぶらっくのブログ一覧

2022年04月12日 イイね!

1966 250S 34800km

いやぁ、最近、あまり低走行物が出て来なかったのですが、
ドイツの個人売り物件で表題のような車が出てきました。

こんな車で御座います。







ボディ下が158のホワイトグレイ、屋根が408のハバナブラウンだそうです。
これ、通常ならば、ホワイトグレイの車の屋根をハバナブラウンで塗ったでしょ~、、、
と言いたい所なんですが、ドアの窓枠もきちっと色が入っているし、
特別な根拠がないものの、違和感を感じないので、
ホイールキャップがホワイトグレイになっている方が間違いなんじゃないかなぁ、、、
と思ったりしています。

前廻り。



時代に合った下側が飛び出していないタイプのレンズ
(つまりうちの220君のそれと同じ物)が付いていると、
ライトが一寸細く見えるのですよね~。

グリル網が細かいのと相まって、繊細な印象を受けますよね。

しっかし、この画像で見ると、内外装の色のバランスが最高ですな。

マスコット廻りのクローズアップ。



銀色の部分の質感からしてグリル上の月桂樹付きエンブレムは
当時のオリジナルと見て良さそうですね(笑)。

リア廻り。



テールランプの黒ずみもなく、まるで新車みたいですね。

フードオープン。



この状態だとバンパーを隠したら、W111クーペなのか、W108なのか判りにくいですよね(笑)。

空調用のエアインレットが幅広いのでかろうじて後者だと判る感じですね。

ラジエター前の長尺のラッパ状の物は当然ホーンなのでしょうが、
他は全てオリジナルって感じの車でホーンが変わっている車が多いので
向こうの人って結構ホーンを交換するのが好きだったのだろうなぁと思わされます。

エンジンルーム。



THE低走行車、、、という感じの綺麗且つ違和感のないエンジンルームですね。
ウォッシャータンクは最近の新品だと思われ、
また部分的に黒い塗装などはやり直している所もあるのでしょうが、
本当に綺麗に保たれてきているなぁという感じですよね。

ステアリング廻り。



ステアリングはこの暗さの画像だと状態がまともに判りませんが、
その状態で見る限り、割れもなさそうでとても綺麗そうに見えますね。

距離が少なくて、保管場所が屋内なら
やっぱり良いコンディションに保たれるものなのでしょうね。

ダッシュボードは横一直線にクロームのモールが走るタイプで且つ、
左右端のデフロスターノズルが大きくなったW108第二世代のものですね。

見掛け上はW111と同じノズルが付いていた方がクラシックな雰囲気で良いけれど、
実用上は断然コッチの方が良さそうですよね。

その雰囲気的な物も、単にそれがクロームかプラスチックかの問題なだけの話で
実はバランス的にもこの方がイイのかもなぁと思っています。

肝心なスピードメーター画像。



34807キロとありますね。
距離に信ぴょう性を持たせるのはそのメーター綺麗さですね。

距離を走った車はオド&トリップの文字も黒ずんでくるし、
大概がガラスがやや白っぽくなってしまっている中、
これは透明度がかなり高くて、全体的にスッキリクッキリしていますからね。

盤面の状態も見る限り荒れもなさそうでいい感じです。
(私のはガラスを拭いて一見綺麗に見えますが、盤面はよく見るとそこそこ荒れています)

ベッカーメキシコ付き。



メキシコはトーン調整、自動選局装置、受信感度調整が付いた上級機種なので
車格からすると随分良い物が奢られているなぁという感じですね。

フロントシート廻り。



綺麗なのも好いですが、色がまたメッチャお洒落ですよね。
色の組み合わせによってはダッシュボードとかサイドウインドウ下縁と接する部分のパネルが、
乱反射を抑える為なのか、黒又は黒に近い色になってしまうのですが、
このケースでは全く同じかどうかは微妙なのですけれども、
シートのサイドサポートとそれらが同じ茶系で統一されている所が
なんとも好い雰囲気を醸し出していると思います。

車外前方からの内装の様子。



こうしてみると、ダッシュボードとシートのサイドサポート部の色は若干違うのかな(笑)。

しかしこうしてみるとサイドサポート部の細い事(笑)。

これなら正面は全部ファブリックにしちゃえば良かったのでは?
という気もしますが、ここが違う材質で2トーンになっているのがまた
好い雰囲気を出していると思うのですけどね。

因みに同時期の300SELのファブリック内装では
材質が同じかどうかまでは判らない(恐らく違うのでしょうね)のですが、
正面は全部ファブリックになるようです。

後部座席。



当然フロントシートよりも乗られる機会は少なかったでしょうから、
こちらも滅茶苦茶綺麗そうですよね。

この車、新車当時にドイツのゴスラーという所に出荷された物で
そこからの4オーナー車だそうです。

より詳しくは最初のオーナーが1966年から1993年まで、次のオーナーが1993年から2007年まで、
そして3番目のオーナーが2007年から2020年まで持っていたという事のようです。

何時の話なのかは判りませんが、
クラシックセンターで技術的メンテナンスをしてあるように書いてありました。

さて、気になるお値段の方ですが、40000ユーロ、
今のレートで550万円弱という感じのようです。

普通に考えると一寸高いかなって感じもしないでもないですが、
このコンディションなら納得かなぁと思います。

ミッションもMTですし、パワステもないのですが
(それなのにオリジナルでベッカーメキシコ&パワーアンテナ付きというのが面白いですね)、
その分だけ壊れてお金の掛かる所も少ないって事ですから
維持もしていきやすくて好いだろうなぁと思う所であります。

個人的に後はホイールキャップを屋根と同色にして貰えば完璧かと思います(笑)。
Posted at 2022/04/12 08:11:10 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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「E9レジストリージャパンミーティングの見学中。因みに220君、絶不調。無事帰れるか?」
何シテル?   05/18 10:31
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