前の300Sクーペと同じお店に前から在庫されている車両ですが、
表題の物をご紹介いたしましょう。
いやぁ、やっぱりこの車は黒が似合いますねぇ。
説明文の『未使用の外観』っていうのがどう理解していいのか判らないんですが、
きっとオリジナルペイントのままって事なんでしょうね。
クローム類も綺麗そうでとてもイイ感じです。
これをよくよく見て初めて気が付いたのですが、
この時代の300SELってドア下のクロームモールディングが
どうやら他の車種と違って分厚いタイプになるんですね!
見た感じその中間にラバーモールディングらしきものが通っているようで
とても格好良いです。
これは特別感があってポイントが高いです(笑)。
でね、これ、内装がまたメッチャ好い。
ベロアじゃなくてファブリック地の内装なんですけど、
その生地は下級モデルのそれとは違っているようで、
ベロアでなくとも、とても高級感があるのですよね。
シートの縫製パターンもしっかり下級モデルとは違う形にして
サイド面は同様にイミテーションレザーを用いているものの、
それを表側に回り込ませない形態にして一目見て違いが判るように差別化を図っています。
ドアの下半分が恐らくカーペットと同じだろうと思われる、
ベロア素材で張られているのも恰好良くてポイントが高いです。
他の画像でも見切れていますが、なんと、純正のベーアのクーラーユニット付き!
ラジオはオリギナルおじさんも言っていましたが、ブラオプンクトのようですね。
オリギナルおじさんは108/109系のダッシュボードの変遷についてちゃんと理解されているようで、
YOUTUBEでそれについて説明されているらしいのに感心してしまいました。
いや、MBだけに精通している人ならばさもありなんと思う所ですが、
そうではないですからね。
しかし、このモデルでこれだけの内容、コンディションを持った車両は
そうそうないでしょうね。
距離がこれだけ少ないっていうのが、
(それが不安要素でもあるけれど)何と言っても魅力的だと思います。
ひとつ気になるのはエンジンルーム内の様子を画像でもYOUTUBEでも見せていない事でしょうか。
たまたまなのかもしれませんが、それだけは一寸ばかり気になるポイントですね。
本来ならM130搭載の300SELじゃなくて、M189搭載車なんだよ、、、
っていうのをフードを開けて見せるべき所ですからねぇ。
さて気になるお値段の方ですが、思った期間で売れなかったという事なのか
どうやら当初よりプライスダウンされているという事のようです。
前のお値段は残念ながらどれくらいだったのか判らないのですが、
新しいお値段の方は57500ユーロだそうです。
今のレートで785万円余りって感じですね。
元は幾らだったんだよ!って感じでもありますが、
108/109シリーズ中、2番目に生産台数が少ない車種(2369台)でもありますし、
そんな中でこのような状態にある車はかなり少ないでしょうから、
納得が出来ない事は無いですよね。
一寸見てみたいなぁと思わせる一台で御座いました。
って、今日はお駄弁り会なんだから、こんなことやってる場合じゃないですね(笑)。
Posted at 2022/04/17 03:50:14 | |
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