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ぽおる・ぶらっくのブログ一覧

2022年06月03日 イイね!

300SEカブリオレ

もう見付けてから一寸時間が経ちますが、
スペインの個人売り物件の300SEカブリオレで御座います。





ホント、220時代の300SEカブリオレって、
ひょっとして白しかなかったんじゃないの?って位白が多いですが、
ご多分に漏れずこれも白で御座いました。

14インチにしちゃってるのは、私の好みじゃないけれど、
赤革内装なのが好いですねぇ。

今も国内で無事に生息しているのかは判りませんが、
昔、清水区の車屋さんが売りに出していた1962年頃のディーラー物の300SEカブリオレが
記憶違いでなければこの組み合わせだったと思うのですよねぇ。

見に行ったけれどお店は日曜日に営業しておらず、
且つ客元に車を置いたままの委託販売だったらしくて、
お店には車が置いてなかったのですよね~。

あれは是非とも見ておきたかった車だったなぁ。

因みにこの車、売主が年式を1964年5月だというので最初はそれを信じていたのですが、
エンジンルームを覗いてみると、、、



なんだ、これって前期型カブリオレじゃないですか!

私的にイケませんなのがこの画像(笑)。



枠付きの300SEエンブレム、付けたくなる気持ちはわかるのですが、
これはセダン用の物なので、カブリオレに付いていると私的には違和感しかありません。

あと、160馬力の前期型エンジン搭載車の場合はマフラーは1本出しなので、
2本出しになっているこの車は170馬力用のエグゾーストシステムを付けているみたいですね。

オドメーターは95000キロチョイを指しているのですが、
内装の革は張替えではなさそうで、
且つとっても綺麗そう(綺麗過ぎるので染めてる?)なので、
きっと実メーターなのだろうなぁという気がします。





ただ、ラジオの年代が合っていない事やステアリングがリプロである事はともかくとして、
ダッシュボード上の木製のスピーカーグリルがこの車用ではない事と、
リアシートのセンターのアームレストがなんとなく違和感を感じさせるものである点は
一寸ばかり気になる所ですねぇ。

ホント、文句無しっていうコンディションの車に出会うのって
難しい事だなぁと思います。

因みにこの車のお値段は169000ユーロ、今のレートで2360万円強という感じで御座いました。

この車よりも更に以前から見かけてはいたものの
お店が意地悪で肝心な所に文字を入れていたのでアップしていなかった1台もありました。



フロントフェンダーの辺りでモールが乱れて見える等、
サイド面に感じられる不自然な部分は全て、
その意地悪文字を消すべくワタクシが修正した痕跡ですので、
その点をご了承くださいませ(笑)。

恐らくこの車、
このブログの下の方で紹介している車だと思われるのですよね。

以前程度の好い希少車の世界は狭い、、、って書いた事がありますが、
これもまたその一例で、
このドイツの車屋さんで見て、前に見掛けた時よりは磨かれている気はするものの、
おっ、あの車だ!とすぐにピンと来たのですよね。

画像は先述の通りことごとく意地悪文字を入れてあるので
何枚も修正してはいられませんから上の一枚でご勘弁頂こうと思うのですが、
前回よりも鮮明な画像でフロントシートのバックレスト側面のコンディションが
少々残念だった事が判ってしまったものの、
これは本当に自然で良い年の重ね方をした珍しくほぼ文句無しの車両で御座いました。

惜しくも『ほぼ』扱いになってしまったのは
前回も書いていますが、マフラーカッターがフィッシュテイルでない事と、
リプロのステアリングホイールが気になってしまったからで、
その2点を覗けば私的には100点をあげたくなる車両で御座いました。

いや、その2点はいかようにでも出来る部分なので、
正直、お金があれば欲しいと思わせる車でした。

こちらのお値段は178000ユーロ、2490万円弱って感じですね。
前回は225000ユーロでしたので随分下がりましたね。

エアサスは乗っては絶対に金属サスより好い筈だと思うのですけれども、
あちらでもその故障の恐れがネックとなって売りにくかったりするのでしょうね。

ただ、一遍ガッチリ直しちゃえば10年15年は平気だろうと思うんですけど、
3.5カブリオレには高額を支払う人が居るのに、
何故300SEカブリオレのエアサスに徹底的に手を入れて
快適且つ優雅に乗ってやろうって人が少ないんだろうって思います。

少なくとも新車当時の値段では300SLロードスターより高価だった車、
すなわち、当時のMBラインナップの頂点に居た車なんですからねぇ。

私にお金があったならば、
人には評価されずともこの辺りを果敢に攻めてみたい所なんですけど、
そう思う人に限ってお金に恵まれ無いという…(苦笑)。

ホント、220SEbクーペに300SEカブリオレっていう2台持ちが出来れば
さぞご機嫌だろうなぁと思うのですがねぇ(笑)。
Posted at 2022/06/03 21:42:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「E9レジストリージャパンミーティングの見学中。因みに220君、絶不調。無事帰れるか?」
何シテル?   05/18 10:31
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