今日は昼食後に床屋さんに行ってきた後、
コペンさんのブレーキオイルの交換をすべく、会社に戻りました。
リフトに掛けて4輪ともタイヤを外したのですが、
ふと、先日回転が重かったリア右タイヤの事を思い出して、
ドラムの状態でそこを回してみたのですが、やっぱり異常に重い。
こりゃ、中を覗いてみた方がいいべなと思い、
ドラムを外してみる事にしました。
センターキャップを外して、中のクラウンナットも外して、
ドラムを引っ張りますが、全然抜けてきません。
自宅に戻った後で調べてみると、ドラム外しにはこんなSSTがあるらしいですが、
私はそのクラウンナットを外した状態でドラムにタイヤホイールを取り付けておいて
タイヤを思いっきり引っ張って外しました(笑)。
すると、こんな感じで御座いました。
この画像だと判りにくいかもですが、後ろ側(画像左側)のピストンロッドの方が
若干飛び出しているような…。
それと上の画像でも見切れていますが、
自動調整のギヤも妙に進んでしまっています。
こりゃあ、変だなと思いつつ、まずはこの状態でピストンが動くかやってみましたが、
前側は動くけれど、後ろ側が動かない様子。
また、自動調整のギヤもリセット位置に持って行く事が出来ません。
でもよく判らんので、とりあえず前後のシューを繋いでいるスプリングと
シュー抑えのスプリングを前後外して確認してみる事にしました。
すると、やっぱりリア側のピストンが動いていません。
そしてどうやらそれが突っ張っているせいで
自動調整のギヤも十分にずらす事が出来ないみたいです。
とりあえず暫定的でいいから後ろ側のピストンが動いてくれないかなぁと、
ピストンのシューを引っ掛ける溝にポンチを当てて軽く叩いてみましたが、
引っ込んだような手ごたえはなかったものの、
視覚的にはある程度まで引っ込んでいました。
んで、ダメならダメでイイやって事でその状態から組み直して、
自動調整のギヤもリセットし、ドラムを組み付けました。
で、右ドラムを回してみると、左側のようにいつまでもくるくる回っています。
やっぱりあの重さはブレーキの異常のせいだったんですよね。
で、フットブレーキを自動調整の音がしなくなるまで何度か踏み込んだ後、
右ドラムの回り具合を確認すると、やはり調子よくくるくる回っています。
一応もう一度状態を確認しておくか、、、って事で
再度ドラムを外してみると、写真は撮り忘れましたが、
ちゃんとピストンの出は前後共均等な感じになっていましたので、
とりあえずはリア側のピストンは動くようになったらしいです。
しかしねぇ、このホイールシリンダー、2018年の12月30日に新品交換して、
2021年の4月24日にちゃんとブレーキオイル交換もしている上、
しかもコペンさんはほぼ毎日使っている車なわけですから、
このタイミングで片方のピストンが固着しちゃうってのは
一寸ばかりおかしくないかい?って思うのですけどねぇ。
その2018年の末に行った、
ブレーキマスター及びRホイールシリンダー新品交換&FキャリパーOHから
その次のブレーキオイル交換までの間は2年半近く経過しちゃってますけど、
ダイハツの新車からの初回交換の指定は3年ですからねぇ。
今回、とりあえずピストンを動くようにはしたものの、あくまでも暫定措置って奴で、
気分が悪いからリアのホイールシリンダーを両方共交換しようと思いますが、
社外でこんなに早く逝ってしまって癪なので、今回は奮発して純正を買ってみようかと思います。
ってなわけで、ここでやっても無駄になるだけなので、
本日のブレーキオイル交換は中止となりましたとさ(笑)。
んで、その後はこの機会に他に交換しておくべき部品を検討することにしました。
現場でブレーキシューライニングの厚みを測ってみると大体3mmで
家に帰ってから調べてみると新品が4mm?で限度が1mmって事だったので、
今回もこれはそのまま行く事にしました。
他にリアのハブベアリングが音が出ているっぽい感じがするので、
金額次第って所ではあるのですが、これもこの機会に交換する事を検討しようかと思っています。
距離的に13万キロを超えてますから、ボチボチ交換のタイミングだと思うのですけどね。
とにかく、明日、またダイハツのお店に行ってみようと思っております。