今日は朝から220君の会社への移送を行いました。
帰りの足の問題があるので、まず最初に会社にコペンさんで行って、
会社から駅まで歩いて、電車で車庫の最寄り駅に行って、
そこから車庫まで歩いて、220君で会社へ、、、という流れにしました。
身延線って、まぁ、日曜日だからかもしれませんが、
1時間に2本位しか走っていないんですね(汗)。
駅に着いたタイミングが悪かったみたいで電車が出るまで40分近く待ったと思います(苦笑)。
それでいて電車に乗っている時間は15分とかそんなものだったりするので
なんだかなぁ、、、という感じでありました(苦笑)。
とりあえず暫くドライブはお預けということになるので、
ほんの一寸だけ遠回りと言う事で県道25号線で向かいました。
本来ならこの画像で気温計の温度について触れる所なのですが、
通り過ぎて、あれ？何度だったっけ？って事になったので、
温度判らずでした(苦笑)。
やっぱしスマホは駄目ですね(汗)。
因みにいつものサイズに拡大すると表示がよく判らなかったのですけれども、
こうして引きで見る限り、22℃だったんでしょうかねぇ？
で、無事会社に収めて参りました。
午前中はこれだけで時間一杯だったので、お昼を食べに一旦帰宅。
んで午後は着替えて再び会社へ。
で、折角スプリングを外すんだから、
車高がおかしいようなら、この際、調整しましょ、、、ってんで、
とりあえずどんな状況にあるのかチェックしてみる事にしました。
スプリングの総取り換えをしてからもう20年位は経つと思うのですが、
最近、ちょいと前下がりになって来てるんじゃないかなぁ、、、と思っていたんですよね。
方法としては1mの定規を用意してドア下のクロームのモールに沿わせて
それがホイールハウス側にはみ出るようにして
お星さまと定規の相対位置を見てみる事にしました。
先ずは右前。
右後ろ。
左前。
左後ろ。
右の前後でも結構差があるのですが、
問題は前の左右差です。
やっぱりほぼ1名乗車ですから、左前は結構下がってしまうんですね(汗)。
恐らくフロントは左右共下がっているとは思うんですけれども、
リアの左右差は多分、フロントの左右差に引き摺られてこんな具合になっていると思います。
で、基準になるのがフロントアクスルの車高なので、
それをざっくり調べてみる事にしました。
フロントアクスルの車高はこのように測るんですよね。
この図中のロアアームの内外の軸の高さの差であるa寸を見るんですよね。
で、基本的にロアアームの外側の軸位置はタイヤサイズが左右で同じである以上、
左右で変わらない筈なので、
左右差を見る場合は左右の内側の軸の高さの差を見ればよいという事になるんですよね。
なので、両方の床からの高さをざっくり比べてみる事にしました。
左の軸の中心の床からの高さは大体283mmって所だったので、
そこにマスキングテープで印をして左の軸にあてがってみたのですが、
こんな感じになりました。
マスキングテープの下側を283mmに合わせてあるのですが、
やはり左が全然低い事がこれで判りますよね。
で、マスキングテープを剥がして改めてざっくり右側も測定してみると291mm位だったので、
この場所で左右の高さは8ｍｍ違っている事が判りました。
テクニカルデータブックのフロントサブフレームの寸法図を見ると、
恐らくこれで正しいと思うのですが、
中心からロアアーム内側までの距離が246ｍｍとなっているようなので
内軸間の距離は492ｍｍで
トレッドから計算すると軸からタイヤ中心までの距離が495ｍmという感じのようなので、
タイヤ中心の位置で換算して約16ｍｍ左の方が低いという計算になりますね。
で、先程の右前の写真上の定規の距離の16ｍｍ分だけ定規の位置を下げると
大体左の写真の位置になりそうな感じですから、
殆どスプリングのへたりの差のみでこの差が生じていると見て良さそうに思われる所です。
で、a寸も確認してみようと言う事で外側の軸も床からの高さをざっくり測ってみたのですが、
両方とも大体216ｍｍ位だったのでa寸は左が67ｍｍ、右が75ｍｍという結果になりました。
この表によると、、、
220SEbクーペのin curb conditionのa寸は89mmが基準で±の値を当てはめると
74～99ｍｍということになるので、
右はかろうじてセーフ、左は完全にアウトという感じみたいですね。
因みに以前車高を測ったような気がしたので調べてみたんですが、
その時はどうやら大チョンボをしていたみたいです。
それは2017年の1月31日のブログなんですけど、
左が62ｍｍ、右が64mmだなんて言っているんですよね。
しかもa寸はそれに合わせてunder test roadの値を使っているし。
恐らく軸の円形の部分の上下を測定して
後から中心を出して値を修正するのを忘れたのでしょうね。
しかし、その時左右差が2mmだったのが8mmになっているとはねぇ(汗)。
というわけで、比較出来るデータは無いと言う事になってしまいましたが、
とにかく右も幾らか上げたい所で、右を上げた分＋αで左も上げたい所ですね。
ロアアームのレバー比は上の図からすると大体1.8倍位かなぁと思われる所で
今、入っている調整用のラバーマウントが今となってはどのサイズだったか判りませんが、
それが2.5ｍｍ刻みだったようなので、
仮に右が1段階アップ(4.5mm上昇)、左が4段階アップ(18mm上昇)出来れば
イイ感じになるかもですね。
ただ、そもそも6種類しかないから、
これが出来るかどうかは一寸微妙なラインですけどね(笑)。
もしそれで行けそうならば、若干高くなる計算の右側を
その組み合わせのまま左に持ってくると、イイかもですね。
とりあえずオプションのパワステが付いていますので
最薄の20mmのラバーマウントが入っているという事だけは無い筈ですが、
バラしてみて左右共25ｍｍ以上の物が入っていたら
この話は成立しない事になってしまいます。
前下がりになる要因としては当然スプリングのへたりがあるのですが、
今回交換するフロントアクスルのマウントも一因になる筈なんですよね。
これも2度目の交換から20年近く経っていますから、
恐らく交換すると、そちらでも多少車高が高くはなるんじゃないかと思っています。
全て上手くいったとして問題は前後のバランスでして、
フロントが上がると荷重はややリアに移動してくる筈なので
今、相対的にリアが高い感じにはなっていますが、
タンク残量が半分くらいなので、基準である満タン時にはもう少し下がる筈ですし、
更にそのリアへ移った荷重によって下がりすぎなければ良いなぁと思っています。
因みにリアの車高の基準となるキャンバーですが、
ホイール側の中心の窪みが広すぎて測定具が磁石の力で真っすぐに取り付けられないので
どこまで正確な値が出ているか判りませんけれども、こんな結果になりました。
右リア。
左リア。
一寸見え辛いと思いますが、
どちらも気泡の外側の位置がマイナス30分位という感じの
０度15分よりやや少なめのポジティブという感じかなぁというところでした。
記憶違いでなければガソリン満タンで0度30分位のポジティブだった筈なので
この読み取った値が正しければ、リアも下がっていると言う事になるんですよね。
あと、会社のPCが思うように動かなくて、この足の調査と並行して行っていたのですが、
先だって言っていたように直接車の方を弄る作業が出来ない状況なので、
先ずはコチラの錆び取り作業を始める事にしました。
エキマニですね。
これは岐阜から買ったエンジンに付いていた物だった筈ですが、
スペアがあると、先に作業しておけるのがイイですな(笑)。
で、この日出来たのはここまででした。
後ろ側の外観の錆び取りが大体終わった感じですね。
時間が掛かった理由というのが、途中で内側に堆積したカーボンが気になってしまったからで、
表面に薄く載っているだけならそのまま行っちゃう所だったんですけれども、
層になっていて、指で突くと固まりでボロッと来る部分がある感じだったんですよね。
6番用の穴の曲がった先が手持ちの道具では綺麗にしようが無かったので、
それについては今考え中なのですけれども、
その他の部分のカーボン除去をざっくり行って、こんな感じになりました(苦笑)。
ヤレヤレという感じで御座います(苦笑)。
で、エキマニの外側については錆び落とし後、
遥か以前に購入してある耐熱塗料を塗って仕上げる予定です。
スプリングを外す為の道具(と言っても大したものじゃないですが)については
車両の方を見て必要な寸法を確認しておいたので昨晩注文を入れておきました。
それが次の土曜日までに到着するようであれば、
次回はスプリングの取り外しを行いたいと思っております。
はぁ～、先は長そうだなァ…。
220君の移送 
