11月17日のブログに書いた、資料的意味合いで買ったNOS物だというブツが
本日届きました~☆
肝心なブツはコチラ。
アンタ、また買いましたん?って言われそうですが、
W110/W111用のグリル枠エンブレムですね。
これ、今、220君に付けている物と恐らく同じ物なのですが、
以前から書いている通り、美品どころか程度の良くない物でも
なかなか売り物が出て来ない中、New Old Stock物だと言う事だったので
欲しいなぁとは思ったけれど、一寸踏み切れないで放置していたら、
半額以下のオファーがあったので買ってみたという訳でありました。
私的には本当の事を言うと、
(私には買えなかっただけで)元値でも安いと思うような感じだったのですが、
この古いタイプのエンブレムの違いを皆、認識出来ていない事と、
出品者から損傷個所があると説明があった事から、
恐らく売れなかったんじゃないかと思います。
損傷個所というのがお星さま中央下の白い部分の中に
右側を中心とした薄いクラックが入っているんですよね。
上の画像でもそれは確認出来るのですけれども、
これ、普通に見る分には、殆ど言われなきゃ判らないレベルなので、
あまり気にするような物じゃない気がするんですよね。
NOSというだけあって、そのほかの部分は本当に綺麗です。
んで、資料として欲しいと強く思わせたのはコチラ。
後年の物になると、浮き文字で110と表記されているのですが、
何とこれは印字だったのですよね。
オークション画像でははっきり見えていたのに
実物を見たら、なかなか見えなくて、何で?って思ったのですけど、
この角度から見てみてこのようにハッキリ見えるようになりました。
今、220君に付けている方はこの印字が消えちゃってたと思うんですよね。
なのでこれが残っているのは資料的価値があるかなぁと思ったのですよね。
年代別比較。
一番左が今回の物で一番古く、この中で一番右が新しい物だと思われます。
因みに220君を買った時に付いていたのはその一番右の物だった筈です。
さて、違いが判るでしょうか?
一番違って見えるのはやはり今回入手した物で
文字が細くて書体が明らかに違うのと、銀色の部分がピカピカしているんですよね。
他の2つは銀色の部分が一寸マットっぽく光が抑えられているんですよね。
近年の純正リプロは青い七宝の部分が塗装仕上げになっている上に、
銀色がピカピカなので、すぐに交換したなと判ってしまいます。
これね~、雰囲気がもう全然違うので、オリジナルが付いている車をお持ちの方は
やたらに新品に交換しない事をお勧めいたします。
真ん中のタイプは古いのと新しいのの折衷タイプという感じで、
文字の書体と各部の色仕上げは新しい方に準じているのですが、
青い部分の断面が古いタイプの方と同様に一寸ラウンドしているんですよね。
(但し、ラウンドの度合いは古い方が大きいと思います)
この新しい方の2つは一寸画像で見分けにくいかもですが、
この中間タイプも案外稀少なんじゃないかと思っています。
これら新しい方の裏側を見ると、、、
先程言っていたように110の文字が浮き文字で刻まれています。
グリルエンブレムは108/109も共通なのでこれらも付けようと思えば付けられる筈ですが、
私が知る限り、110/111時代に造られていたのはこの3タイプだと思われる所で、
108の時代になってからは裏の浮き文字が108となっていると思われます。
Posted at 2025/12/08 20:28:06 | |
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