なんだか大事業になってきてしまいました(苦笑)。
とりあえず、スプリングを全交換する事にしてしまったのですが、
唯一純正では間に合わなかったリアスプリングがねぇ。
リアスプリングはEPCでは標準と悪路用の硬い奴の
それぞれ一つずつの品番しか出て来なかったのですが、
その標準の方の品番で純正を調べると、供給無しとの事だったので、
さてどうしよう?と思ったのですよね。
その一方でフロントは純正の供給があるし、是非リアも純正にしたいなと思って居りまして、
そんな中、整備書を見ていると220SEbクーペ用として
EPCと同じ110品番の物と、もうひとつ108品番の物が出てきたのですよね。
おろっ、ひょっとして108品番の方はあったりしないかと
調べてみましたらば、純正があったので、
おぉ!これ逝っちゃおう!って思ったのですよね。
で、一旦、必要な物を纏めた後で、注文する前にもう一度、
そのリストに入れた品番を検証しよう、、、ってな事で調べ出したのですが、
ここで検証してみて好かったぁ、、、という事実にぶつかった訳でありました。
というのが、ふと気が付くと、その108品番には注釈の番号が付いており、
それを調べてみたら、次のように書いてありました。
Only in connection with a hydropneumatic compensating spring.
あぶねー。
ギリギリの所で108品番は
コンペンセイタースプリングを使っている車には使えない事が判明してしまいました(苦笑)。
色々調べてみたのですが、どうやら110品番より108品番の方が線径が太いらしいのですよね。
って事は恐らくスプリング自体も(巻き数が判らないので断定は出来ませんが)
108用の方が硬いんじゃないかと思われる所なんですよね。
折角スプリングを全交換して姿勢を整え直そうというのに、
危うく、お尻上がりな姿勢に仕上げてしまう所でした(汗)。
でね、それでひとつ思い浮かんだのは、
108で機能しなくなったハイドロニューマチックコンペンセイターを
金属スプリングに交換した車の事で、
そのようにされた108って、ほぼお尻上がりになっていると思うんですよね。
その場合は本当だったら左右のリアスプリングも110品番を選ばなきゃダメだったんだ、、、
と、この事から気付かされてしまいました。
で、ここから先がまた大変で。
とりあえずアメリカのMB公式通販で110品番のリアスプリングが無かったので、
ダメだろうなとは思っていたんですけど、
念の為にとアメリカのクラシックセンターに問い合わせてみましたが、
やはりNO LONGER AVAILABLEとの回答(苦笑)。
しゃあないから、社外品を探すか~と思って見てみると
その110品番からSACHS製のリアスプリングがヒット。
しかしねぇ、ワタクシ結構疑い深いので(苦笑)、
これ、108品番と共用になってたりしないだろうなぁと思って、
108品番で同じSACHS製がヒットしないか調べてみたんですが、
やっぱり同じSACHS品番のスプリングがヒットしやがりました(苦笑)。
くそったれメ(苦笑)。
因みに108品番ではビルシュタイン製のスプリングがあったので、
110品番でそれがヒットしないかチェックしてみたのですが、
ビルシュタインはどうやら真面目だったみたいで、ちゃんとヒットしませんでした(苦笑)。
110品番が捨てられていたのは悲しいけれど、適当に両方使えるよと言われるよりは
百倍イイですからね。
そんなこんなで参ってしまったのですが、
結局、某古MB部品屋さんにちゃんと110品番の社外品があるのを発見。
(勿論、そのお店でも110品番と108品番を区別しているかをしっかりチェックしましたよ)
現物の写真もあったのですが、それを見て今、220君に付いている物と同じっぽく思われたので、
なんだ、あれって社外だったのね、、、と初めて知りました(苦笑)。
だからカラーコードが無かったのね(苦笑)。
んで、物があったのはイイのですけど、問題はお値段で…。
それが殆どフロント用の純正品の倍の値段だったんですよね(苦笑)。
んー、どうしようかなぁ、、、と悩みましたが、
まぁ、20年以上使ってきているからなぁって事で、思い切って逝く事にし、
先程、その社外のリアスプリングも発注しました。
その他、フロントアクスルマウントを交換するんだから、、、って事で、
リアアクスルマウント(リアアクスルジョイントを上から吊っている奴ね)も
交換する事にしちゃったりしたものですから、
結局スプリングを交換する事を決める前の予算の倍位逝ってしまう事になりました(涙)。
でも、やるって時はガツッとやらないと駄目ですからねぇ。
とは言え、これで寂しい年末~正月を迎えねばならないのは確定となりました(半泣)。
毎日カップ麺生活だな(爆)。
まぁ、それは半分冗談ですけど、
これで年末年始は頑張って作業に明け暮れなくてはならなくなりましたな。
そうそう、一応、スプリングを外す為の道具?は週末に間に合いました~。
全ネジボルト4本とそれ用のナットです。
全ネジボルトはもう一段短くても良かったかなぁという感じですねぇ。
ロアアームのスイング軸は4本のM12ボルトで固定されているので
その内の2箇所をこのボルトナットに置き換えてから残りの2箇所を外して、
ナットを緩めつつ徐々にスプリングを延ばしつつ最終的に取り外せるようにする
って感じにする予定です。
これが結構大変なので、こういう機会に車高を弄りたいなって思ったのですよね。
因みに必要な全ネジボルトは2本なのにそれを4本にしたのは
前回の取り外しの際にとにかくスプリングが強くて一往復位でネジ山がパーになったからで
一応今回は焼き入れしてあるボルトナットにしたので、恐らく持つだろうとは思うのですけれども、
一応保険と言う事で2本予備で買ったという訳で御座いました。
という訳なので、とりあえず週末にスプリングの取り外しを行おうと思います。