
基本的に私はオリジナル主義なんですが、
220君の室内で3箇所、本来の姿でない所があるんですよね。
ひとつはヘッドライナーです。
220君のヘッドライナーはファブリック製で、
張り替える際にファブリック製のものを、、、と注文したのですが、
元のものとは違う、恐らく1つ前の手の生地を使用したものが来ちゃったんですよね(笑)。
まぁ、これはこれで雰囲気が良いので気に入っているから良いのですが、
意思に反してオリジナルではなくなってしまいました(笑)。
以前に書いた事があるのですが、もうひとつはシフトノブです。
本来は球形の物なんですが、
220君を入手する前から見ていた、220SEbクーペのデビュー時のものと思しきフォトに
きのこ型のノブが付いていて、格好好いなぁ、、、と思っていたんですよね。
で、それが入手出来てしまったので
思わずオリジナルと違うのに採用してしまいました(笑)
きのこ型のノブ、220SEbクーペに付いているのってあまり見掛けませんが、
MBクラッシックセンターの倉庫で眠っていた1961年式の車両には付いていましたので
一応、市販車でも初期の220SEbではきのこ型だったのだと思われます。
で、最後のひとつが表題の空調レバーです。
オリジナルの空調レバーって黒い、一寸やわらかめのプラスチックのものなのですが、
これがダッシュボードの構成部品の中で質感が悪くてガッカリする唯一の部品だったんですよね。
ところがある時、私にベッカーを手配してくださった方の3.5クーペを見ると
クロームでピカピカのレバーが付いていたんですよね。
その時は特に質問もしませんでしたが、こりゃ良いなぁ、、、と羨ましく思っていました。
で、またある時、実家の廃車置場でポントン220Sのダッシュボードを見ていて、
おやっ?と思わせるものがありました。
220Sの空調レバー、クロームでピカピカの物だったのですが、
よくよく見ると材質は違うものの、形状は220君の物とほぼ同じ形だったんですよね。
物は試しと付けてみると、なんの問題もなく付いてしまったんですよね。
ここがクロームのレバーになると、私的に完璧な見栄えとなり、
後には戻れずこちらも採用となってしまいました(笑)。
こちらは初期の220SEbセダンはもとより、本当にごくごく初期のクーペにも使われていたようで
物的にもポントンの後期型の220Sの部品と全く同じ物だったようです。
※但し、他の全てのW111クーペにポントン用のその部品が使えるかは『?』です。
画像を見て頂いても判ると思いますが、
クロームの空調レバーへの交換は本当に見栄えが良くなるので私的にかなりお奨めです~(笑)。
Posted at 2012/03/16 23:40:19 | |
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