東京に行って参りました~。
朝5時にコペンさんで家を出て東名を東に向かいます~。
東名に乗った時は星も綺麗に見えていたのですが、
御殿場に近づくと結構な霧。
でも構わずオープン走行を続けます(笑)。
私、彼は誰時(かはたれどき)のドライブが好きでして、
それをオープンで楽しめるようになったのは本当に贅沢な事だなぁと思います(笑)。
途中で日産の旧車が2台つるんで走っているのに遭遇。
その時点では最終目的地は一緒かなぁ、、、と思いましたが、
あちらでは見かけなかったように思うので、きっとお台場組だったんでしょうね。
途中、海老名で休憩したのですが、海老名周辺も結構な霧。
意外だったのは御殿場よりも海老名の辺りの方が寒かった事でした。
さて、その後一般道に降り、某所であるクラブ会員さんと合流し、
その会員さんの車に乗せて頂いて最終目的地を目指します。
そして受付終了直前(笑)にギリギリ現地入り。
行ってきたのは八王子いちょうまつりで御座いました。
と言っても、実は私の真の目的はいちょう祭りではなくて、
そこで行われることになったクラブの小会議に出席する事だったんですよね。
いちょうまつりは今まで避けて来ていたのに、
それに強制的に参加させたPさんが日にちを間違えて来られず、
なんだかなぁ、、、という感じで御座いました(苦笑)。
そんな積りで臨んだせいか、殆どMBコーナーから移動する事も無く、
偶然お会いした107クラブのBさんやうちのクラブの会員さん方とのお話を楽しんでいたので
写真もほぼMBしか撮って来ませんでした(笑)。
ってなわけで少ないですけどその様子をご紹介します。
先ずはポントン2台組。
2トーンの方は私が乗せて来て頂いた190、グリーンの方は220Sです。
220Sはうちのクラブの会員さんの車ではありませんが、
どうやらWさんとこのお客さんの車らしいです。
今で言うEクラスとSクラスなわけで当然大小の違いがある筈なわけですが、
実は正確にいうと大小ではなくて長短なんですよね。
イメージからするとなんとなく220Sの方が幅がありそうな気がしちゃうんですけど、
実際にこうして並べてみると確かに、、、
同じ幅のようです(笑)。
220Sは6気筒エンジンを収めるためにスカットルから前が延ばしてあるんですよね。
つまりその前の170S系とW187の220と同じ手法ですね(笑)。
しかしこの220Sはオリジナル内装が
多少のヤレは見られるけれど、とても綺麗に保たれていて、
且つ緑好きの私としてはたまらない外装色だったので
これはイイなぁ、、、と思ってしまいました。
ワタクシ、ポントンでは190が欲しい人なんですけれども、
この220Sは正直欲しいと思わされるような車でした。
190の方は以前、銀座柳まつりの際に貸して頂いた事のある車で
その時は独り、そして今回は3名乗車で走ってきたのですが、
動力性能はこれで十分だなと思いましたし、
何と言ってもサイズがイイなぁ、、、と思いました。
あと、一寸人が邪魔ですが、SLコーナーはこんな感じで、、、
230SL+W111コーナーはこんな感じで御座いました。
私の数え間違いでなければ古MBの参加は13台で
その内、6台がうちのクラブからの参加でありました。
本当はもう2台参加する筈だったんですけどね~。
その後、小会議に参加し、昼食を食べ終えると、
いよいよパレードの時間で御座いました。
沿道の見物の方達が予想以上に多かったのには驚きました。
でも、あの渋滞は酷かった。
あまりにも進まないので、車を降りて古MBで参加の方を撮影して回ってしまいました(笑)。
W113_250SLさんもパシャリ(笑)。
並んでいる様子
そんな中、その状況に堪り兼ねた参加車両が次々と中央側の車線を走っていきます。
この914、カラーリングが派手で好いですね♪
私のは赤地にPORSCHEの黒文字だったのですが、これよりずっと地味でした。
我々も離脱して元の会場に戻ってしまいました。
あれ、一寸暑かったらエンコ車続出になると思うので、
主催者の方はなんか対策をしなくてはダメだと思います。
会場に戻ると先程見学出来ていなかったこの車を見学。
ポントンの220SEカブリオレですね。
レストアに5年ほど掛かったそうです。
ワタクシ、エンジンルームは拝見していないんですけれども、
見た範囲(内外装)では、ほぼ、文句なしといえるくらいの仕上がりで
間違いなく国内トップクラスと言える220SEカブリオレだったと思います。
ただ、ナンバーからして1960年式だと思われたので、
当初はこれってステアリングがオリジナルちゃうでしょ、、、って思っておりました。
1960年式なら今、私の220君に付けている、円形ホーンリング付きステアリングがオリジナルの筈で
このウインカー機能内蔵のホーンリング付きステアリングは
1959年以前の車両用の筈なんですよね。
※余談ですが、以前にも書いた事がある通り、私の220君に今付けているステアリングは同じ円形ホーンリング付きでも
厳密にいうと220SEbクーペ用ではなく、この時期のポントン用なんですよね。
しか~し、帰宅してから画像を見直して判っちゃいました。
間違っているのは年式の方で、
この車、1959年に作られた車なんですよね。
ステアリングのタイプが変更になったタイミングには
スイッチやシガライターのノブがW111前期と同じ物になって居る筈でして、
それがこの車両ではそうなっていない所からするとステアリングはこれがオリジナル。
従って年式は1959年以前であろう、、、と判断できるわけであります。
で、これだけでは1959年以前に作られたと判るだけで、
まだ1959年式だと断定する事が出来ないわけですが、
それが判るのがシートで御座いまして、
この車のように最初期型の220SEbクーペ/カブリオレと同じ縫製パターンのシートは
1959年以降の車両に採用されたもので、
その2つの点からして1959年式だと判断できたわけであります。
変更のタイミングはシートの方がステアリングよりも若干早く、
そこから推察するに、さらに細かくは
恐らくその年の6月から9月位の間に作られた車ではなかろうかと思われるんですよね。
※因みに計算上は7月から8月なんですが、そうそう月毎均等に生産しては居ないと思うので前後1ヶ月の幅を見て居ります(笑)。
この調査の過程でひとつ興味深い事が発覚しました。
というのはポントンの220SEには
127980と、127983の2種類のエンジンがありまして、
前者は115馬力、後者はSEB用と同じ120馬力なんですよね。
で、判った事というのがその切り替わり点でありまして、
実はステアリングとノブ類がW111仕様に変更になった時点で
エンジンも127983の方に変わったらしいんですよね。
従ってこの車両は115馬力版だという事が判りました(笑)。
こういうのが判ると面白いんだよなぁ♪
おっとっと、かなり脱線こきました(苦笑)。
とにかく、この車、素晴らしい状態の車ではありましたが、
それでも私的にはグリーンの220Sが好みでしたね~。
この見学が終わると会場を後にする事になりました。
あまりにあっけないイベント終了に私はこんな終わり方でイイの?って思う感じで御座いました。
その後は107クラブの方々と某所で打ち上げ~。
炭焼き霜降りハンバーグ、美味しかったです♪
107クラブの皆さん、楽しく美味しいひと時をありがとうございました♪
さて、その後はひたすら190の車庫を目指す旅となったわけで御座いまして、
途中で事故渋滞に巻き込まれたりしてそれを抜けるのに時間を食ったりしつつも、
190君はなんとか無事に辿り着いてくれました。
さて、そこから私はコペンさんで家路に。
往きと違って時間の制限がないので当然下道です(笑)。
190のラジオで東名の上りの渋滞が20キロと28キロって事を訊いていたのですが、
246号線の上りもずっと断続的に渋滞していました。
しかし下り線はずっとスイスイで一部区間を除き(笑)、ノンビリとドライブを楽しみました。
地元に戻って東名の前を通ると上り線の渋滞は繋がって40キロになっていました。
静岡県民で本当に良かったです(笑)。
実は今度の日曜日も用事で東京行きでして、
恐らく今年最後の東京行きになるだろうと思うので
220君で行こうかと考えて居ります。
でも天気予報は雨っぽいんだよなぁ・・・。