220君の部品を注文したドイツの某古MB部品専門店にはもうお金も払ったので、
後は到着を待つばかりで、
費用保険会社持ちのお高い本国オーダー部品も近々届くだろうと思われる所なのですが、
純正品を国内調達しようと思っていたブレーキホースを
うっかり注文し忘れていたので、昨日それを発注しました…。
がっ、当初左リア用だったか、その在庫がないような事を言われて、
え~っ、そんな物が無いの~と思っていたのですが、
文字通り(笑)蓋を開けてみると、無かったのは左リア用ではなく、
同じ物を左右に使うフロント用が1本しかなかったのですよね。
その国内に無かったというホースが事前情報で本国にもないって話だったのですが、
これ、123品番の部品でして、結構幅広い車種で使用されているホースである筈なので、
本国にすらないというのは一寸おかしいし、
クラシックセンターのHPで調べてみるとアリになっているので、
もし、本当に無いなら、いつまで待てば入荷するのかという事まで含めて、
もう一度問い合わせてもらいました。
結果、やはり無かったようで、ドイツのMB社に入荷するのが9月の中旬以降との話でした。
って事は下手をすると日本への入荷は10月って事にもなるかもしれないので、
今回の修繕には一寸間に合いそうもありません。
という訳なので、とりあえずその1本のバックオーダーだけは入れましたが、
今回はフロントの片方だけは交換出来ない事になりそうであります。
まぁ、寿命が来たから換えなきゃって事で換える訳では無いので
構わないと言えば構わないのですが、
後に作業を残すのは面倒だなァ、、、と思っております(苦笑)。
因みに今回入荷したブレーキホースは全て去年の製造で
一番新しいのがコレだったのですが、
ブレーキオイルとシール材以外で有効期限のステッカーが貼られているのは初めて見ました(笑)。
これからすると、ブレーキホースに関して、
メーカーが販売までに保管して置ける期間は製造から5年間って事なんですね~。
今回、入手出来なかった事には、こんな物がないのか!と一寸ムカ付いたけれど、
こういう事情を考えた時には
今や社外品も溢れていて、そう易々とは捌けないですから、
あまりに沢山作り過ぎて、5年後に大量に余って廃棄って事になると、
勿論自社的にはお金の無駄って事になるわけですが、
それ以外にも資源の無駄だと外野からの非難の対象になる事もあるでしょうから、
仕方がない事なのでしょうね。
さて、コペンさんの方ですが、
これ、結構マズいかも?と思っております。
昨日は会社が終わってから、ハイドロリックユニットを外して、
タンクを上にしてフィラーボルトを外し、
そのままの状態でソレノイドを外して、
ソレノイドの刺さっていた穴からオイルを排出する事をやってみました。
今回もストレーナーにゴミが付いていたりしないかな?と思いましたが、
綺麗なままだったので思ったほど内部は汚くないのだな、、、と思いました。
で、思った通り、タンク内のオイルは見事に空になりました。
恐らくポンプ室の中のオイルも空になったのでは?と思ったりもしています。
それで十分に垂らした後でソレノイドを取り付け、
オイルを投入して、またポコポコが収まるまで待機して、
それからルーフの作動を試してみました。
が、やはり結果は変わらず。
気のせいか段々調子が悪くなっていっているような気さえします(苦笑)。
現状、ルーフを開く時のルーフの開き始めの鈍さに関しては、
相変わらず調子が好かったり悪かったりなのですが、
ルーフを閉じる時のトランクフード開はほぼ手のアシストがないと
開かないようになってしまっているのですよね(苦笑)。
調べてみると、ルーフの開閉が鈍くなった時には
世間ではポンプの能力低下を疑い、
粘度の高い作動油の使用が試されたりしているようなのですが、
うちのコペンさんの場合はルーフを閉じる時のトランクフード開の動きが悪い反面、
ルーフを開ける時のトランクフード開はメッチャ速いので、
ポンプの能力の問題ではない筈なんですよね。
ただ、正しい動きが出来ていない事象が起こっている時には
ポンプからの圧が十分に伝わらない状態になっているという事なので、
恐らくですが、問題が生じているのはポンプと一体になっているバルブブロック?の方で
そこでエアを噛んでいるか、ソレノイドの働きで切り替わるバルブか何かが
想定通りに働かなくて油圧が逃げてしまっているんじゃないかと思うのですよね。
あのブロックってメクラブタが幾つも使われていたような気がするけど、
分解出来るんでしょうかね?
分解出来るなら、治る見込みがありそうに思うのですがねぇ。
イギリスだったか、オープンカーの屋根の機構の専門店のようなものがあって、
そこでコペンのそれのリビルトっぽい(コア返却云々とあるので)物もあって
新品の値段に比べればかなりお安いのですが、
果たしてバルブブロックまで直してあるかどうか…。
とりあえず、今出来る事はエア抜きをちょびちょびやる事かなぁ。
昨日、オイルを交換した時にも、何回か屋根を作動させた後に
ハイドロリックユニットを傾けて(勿論タンクが上側)みているのですが、
そうすると毎回のようにタンク内にポコポコが発生したので、
これを繰り返して改善が見込めたりしないかしら?と思っております。
まぁ、無理だろうな(苦笑)。