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ぽおる・ぶらっくのブログ一覧

2021年01月09日 イイね!

再入荷

縦目ライト内フォグランプ用のイエローバルブが再入荷で御座います(笑)。



以前、230SLのKさんにお譲りしたイエローバルブの内のひとつが
何と、もう切れてしまったとの事で、もう4個欲しいと仰るので、
今の状況でフランスからすんなり来るかなァと思いつつ、注文してみたのですが、
ちゃんと届きましたね(笑)。

運賃的に1個当たりのコストを上げないように、と8個買ったのですが、
計算してみると前回より1個当たりのコストが上がっていて、
レートの関係かなァと思っていたのですけれども、
考えてみると、前回の注文は7個だったのですよね。

ひょっとすると1個増えた分、運賃も増えていたってことなのかしら?
と思って今調べてみた所、
買った時には気付かなかったけれど、今回の分はドル建てで前回のはユーロ建て。

そして計算してみると片方は単価が高いけど、表示されている1個の送料が安く、
もう片方はその逆。

なんじゃこれ?と思ったのですが、結局1個の時に
品代と送料を足した金額が大体同じになっているんですね。

多少のレートの違いも絡んでいるのでしょうが、
1個当たり90円以上違う結果になっているので、
数が多い場合は本体価格が安いのが効いてくるのだろうと思われました。

しかし、同じ国から同じ国へと出荷するのにどういう計算をしているのでしょうね(苦笑)。

さすがにもうそうそう機会は無いでしょうが、
今度からはユーロ建ての方で買う事にしようかと思います~。
Posted at 2021/01/09 06:42:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年01月07日 イイね!

1963 300SE Coupe

これも某オークションでの過去販売車両ですが、
雰囲気の好い300SEクーペを見付けましたのでご紹介致しましょう。





ボディ下の色はライトベージュの方かな?と思ったのですが、
データカードによると439という事でしたので、私の220君と同じクリームで、
屋根は408という事ですのでハバナブラウンですね。

因みに、カロッセリープレートは、、、



何故か050(ホワイト)になっています(苦笑)。

これって一体どゆこと?
この車がATであるのに対し、番号の真ん中が10になっているので、
一瞬、レストアの際に無くして他の車のプレートを付けちゃったのかな?と思ったのですが、
10の後が00161と読め、そこはデータカードと合致しているので
他の車のプレートとは思いづらい所なのですよね。

ボディナンバーの打刻とペイントコードの打刻の書体が違うのは
元々そうだったように思うので問題がないと思うんですが、
なんだか050という数字が一寸デカすぎる気がしないでもないんですよね。

でもまさか打刻した物を一旦打刻し直す事も出来ないでしょうし、
一体これはどういうことなのかなァと思っております。

そしてその真ん中の10の件なのですが、
そういや、こないだも左ハンドルのATで10になっていた車を紹介していたよなァと、
ふと思い、調べてみたのですが、
どうも他でも左ハンドルATで10になっている車がある様子でした。

って事はこの時代のボディナンバーのこの”0”の部分はMT/ATの別じゃないんでしょうかね?

右ハンドルMTでは20になっていたので、
その前の数字はハンドルの左右の別なのは間違いなさそうですが、
シャシー番号でもエンジン番号でもハンドル位置の次は搭載ミッションの種類なのに
これだけ違うのも一寸不自然だと思うんですけどねぇ。

とにかく、これは新発見かも?と思うので
今後もこの辺りは注意深く見ていきたいと思います。

カロッセリープレートの画像を出したので、ついでに車体番号の方も。



下6桁が003805という事で私の年式判別法によると
300SEは4車種合算となっているので1963年の前半の車両。

単純計算から行くと、1963年の5月の頭位の出荷かと思われる所でしたが、
データカードによると1963年5月17日の出荷という事になっています。

それでは内装に行ってみましょう。

先ずはダッシュボードから。



スピードメーターはキロ、油圧もキロ、水温が℃表示なのですが、
キュールマイスターっぽいクーラーユニットが付いているので



ムムム?US物のヨーロッパ仕様化の可能性もあるのか?と思いましたが、
データカードによると571なのでスイス仕様のようです。

どうやらそれをアメリカに持ち込んだ後でクーラーを付けたみたいですね。

一寸クーラーユニットのパネル廻りの仕上げがイマイチだけど、
表面に上のウッドと統一された雰囲気のウッドパネルを張っているのは好いですね。

ベッカーはオイロパⅡステレオですが、
オイロパのステレオ自体が1968年頃かららしいので、
これは一寸年代が外れてしまっているみたいです。

時代的に真空管グランプリなのにトランジスタのグランプリを付けている
お前が言うなって言われそうですが(笑)。

シートはUS某社のキットで張り替えてあるらしいです。



データカードによると内装コードは216番でコニャックなので、
これもオリジナル通りの色の革に張り替えられているようです。

手動式のサンルーフ付き。



データカードにはスペシャルバージョンコードが4つしか記載されていなくて、
手書きのコードがイマイチハッキリ読み取れている自信がないのですが、
とりあえず、オプションらしいオプションはこの手動式サンルーフだけのようでした。

手動サンルーフだけ、、、とは言っても、その年の2月に生産終了となった
300SLロードスターよりも素の状態で高価だった300SEクーペに
それ以上何が必要なのよ、、、って話ですけどね(笑)。

P/SやATは標準で付いて来たわけですしね。

300SEクーペでは003221までがファブリックのヘッドライナーだったらしいので、
この車にはこのイミテーションレザーのヘッドライナーがオリジナルという事になります。

お次はエンジンルームに行ってみましょう。



160馬力の189985エンジン。
私の220と同じ2プランジャーのインジェクションポンプなので、
ポートタイプではなく、マニホールドインジェクションです。

しかし、220で結構ギリギリっぽいのに300で2プランジャーで燃料が足りるものなんですかねぇ?

上手い具合にクーラー用のロータリーコンプレッサーが取り付けられているのが見えます。
これを取り付けた業者さん、かなりセンスが良さそうだと思います。

300系って、DCジェネレーターのシャフトがプーリーの反対側に突き抜けていて、
それでW/Pを駆動しているので、
発電機をオルタネーター化するのが容易ではないのですが、
かと言って、クーラーを付けるとさすがに電力不足は否めない所だろうと思われる中、
どうしているのかなァと思ったのですが、やっぱり、、、



DCジェネレーターそのままで行っているらしく、
画像の赤丸の箇所にそれっぽいものがチラッと見えています。

日本の夏場の渋滞で電動ファン全開、クーラーファン全開だったら、
多分アウトでしょうな(笑)。

まぁ、どこかにクーラー無しで同年代のMBを夏場でも乗り回している人が居る位ですから(笑)、
決して耐えられない事ではない筈なので、
渋滞に巻き込まれたらクーラーを切れば良い事なんですけどね(爆)。

まぁ、私だったらそういう使い方をしますです(大笑)。

因みに300SEの2枚扉は220SEbの時期の途中から、
250SE2枚扉の時期の終わりまでの間生産されているのですが、
EPCで見る限りでは250SEにはクーラーの設定があったらしいのに、
その上級モデルである300SEには何故かそれがなかったようなのですよね。

EPCはなかなか鵜呑みに出来ない所はあるのですが、
ひょっとするとこの電力供給問題から、
やむを得ずそう言う形になってしまっていたのかな?
なんて思ったりもしています。

ただ、でも、同じM189エンジンを持ち、
同じようにジェネレーターの軸でW/Pを動かすW189の300dには
1958年からクーラーの設定があったのですから、
それも説明としては一寸弱いかなって思うのですよね。

私のはここまで酷くないですが(笑)、同じ場所が錆びるみたいですね(苦笑)。



ヒューズボックスの下のハーネスの真下がこの車は結構錆びているんだよなァ。
まぁ、私のはクラッチ用のオイルの入れすぎだったのだろうと思っていますが。

お次は下廻りに行ってみましょう。

1本出しマフラーにしているのは私的に◎ですね。



エンジン型式189985までが1本出し、189987からが2本出し、、、と言うのが正解です。

これにフィッシュテイル型の純正カッターが付いていたならば最高だったのですが。

リアアクスル。




、、、の前に燃料タンクに目が行ってしまいました。
これ、初期型の65Lタンクではなくて、新しい82Lタンクの方でしょ、、、
と思ったのですが、
003039から82Lらしいのでどうやら正解だったようです(笑)。

そもそも220SEbより燃費が全然悪い事が予想されるのに
航続距離を考えたら普通同じタンクでは企画しませんよねぇ(大笑)。
MBもこんな失敗をするんだ、、、って所ですね(笑)。

これを調べていて分かったのですが、004654から、
容量は同じ82Lらしいものの、もう一度タンクが変更になっているみたいです。

新しいその部品の最終品番が109品番になっているので
W108系シャシーへの移行に伴う変更によるものなんでしょうかねぇ?

で、やっと(笑)話はリアアクスルに移るのですが、
エアサスなので車高の読み取りの必要から(無論、他にも理由はある筈ですが)、
リアにもスタビライザーが付いています。

このスタビライザーの動きを中央にあるハイトコレクターで読み取って
車高調節をするようになっているのですよね。

今回、この画像をよくよく見ていて、
金属スプリングの車両とブレーキホースの取り回し方が違うのに気付きました。

金属スプリングの方はホイールシリンダーないしブレーキキャリパーからの配管が
ホーシング上を中央に向けて這ってきて、
ホーシング中央付近で床下から垂れ下がって来たブレーキホースと接続するのですが、
これの場合はホーシング上のショックよりも外側で接続しているのですよね。

リアアクスルセンター部



こないだ250SEクーペの話の時に220SEbクーペの場合は
中央下付近にファイナルの値が打刻してあると書きましたが、
この3/92とあるのがそれで、これで3.92であることを示しています。

因みにATの場合、リアの減速比には1stバージョンから3rdバージョンまであって、
1stが4.10、2ndが4.08、そして3rdがこの3.92らしいです。

それで189987エンジンの世代に入って、オプションで3.75の減速比が選べたらしく、
その場合の最高速がATで195キロ、MTで200キロという事になっていたようです。

因みにW112は全車LSD標準装備となっております。
一体何の為?という気もしないでもないですが(笑)。

リアブレーキ。



ディスクブレーキは220SEbのフロントがガーリング製だったのに対し、
それと同時期の300SEでは前後とも300SLロードスターの物と同じ、
ダンロップ製の物を使用しています。

この画像を見ると、W111系やW108系に比べて少々ゴチャッとしているのが判りますが、
エアサスモデルではリアブレーキが一寸ばかり特殊な構造になっているのですよね。

実はこのブレーキキャリパーはハブには固定されておらず、
アクスル軸上を回転方向にスイングするように出来ています(いるらしいです…笑)。

で、左側からキャリパー下に黒いロッドが延びてきていますが、
これがキャリパーとボディを接続しています。

そうした構造上、キャリパーのボディに対する上下方向の位置は
(多少粘るような構造になっているかもですが)ほぼ不変なわけですが、
その状況下で急ブレーキを掛けてパッドがローターの回転を抑え込もうとすると、
反力がアクスルをボディ側に押し付ける形、
つまり外から見るとボディが沈み込む方向に働くわけですが、
それによってブレーキング時のノーズダイブ、、、では無くて
テールアップ?を抑え込むというかなり変態な仕組みになっているようです。

特にエアサスだから急ブレーキの時にリアが持ち上がるって事は無いと思うのですが、
ノーズダイブの方は金属ばねモデルより大きいことが予想されるので、
それを緩和させるのにこういう機構を使う事にしたのかもしれませんね。

そのエアサスのエアベロウズ(空気ばね)

リア



フロント


話は筋から一寸ズレますが、フロントのブレーキキャリパーちっちゃ!
これで十分に効くんかいな、、、と思っちゃいます(笑)。
因みにこの車も220君同様にブレーキブースターはT50/26を使っています。


大昔、W112の300SEセダンのをエアベロウズを交換した事があったけど、
もう忘れちゃったなァ(大笑)。
かれこれ25年近くは経ってるもんなァ。

車高が落ちちゃうって事で入庫し、べロウズは予防の為に交換した筈なんですけど、
落ちていた原因の方はコレでした。


左フロントのタイヤハウス内の前側にあるエアリザーバーです。

車高が落ちるからにはどこかでエア漏れしてる筈、、、という事で
あちこちで聴き耳を立てて探し回った結果、
このエアリザーバーの底面付近に腐食があって、そこから漏れていました。

圧縮空気を使っているので、一応ドライヤのようなものもあったと思うのですけど、
どうしても底に水が溜まってしまうのですよね。

画像にも写っていますが、一応水抜き用のドレーンがあるので、
たまには抜いてやる必要があるみたいです。

ただ、以前、Wさんにお聞きした所、一緒にライン内の油分も抜けてしまうので
頻繁に抜くのも悪いとかいう話だったと思います。

親父がW109の300SEL3.5が好きで、仕上げては売ってを繰り返していて
その為、時々乗る機会があったのですが、もうその感触も全然覚えていないので、
バッチリ整備されたエアサスの車両に乗ってみたいですね~。

金属ばねの220君に20年以上乗って来た今だからこその、
また全然違った感動があるのだろうなァって思っています。

これから買い替えるような機会は先ずないでしょうし、
300SEクーペに巡り逢う事自体も国内ではなかなか難しいことでしょうけれども、
こんなに程度の好い個体を見ると、イイナァって思ってしまいますね~。

ただ、300SEは鈍足だって聞くので(性能データ的にはそんな事ない筈なのですが)
実際に乗ってみると、やっぱり身軽な220SEbの方が良いって事になるかもしれませんけどね(笑)。
Posted at 2021/01/07 20:44:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2021年01月04日 イイね!

へぇ~付くんだ~。

今日はお休み最終日。

いつも通り5時に起きたので、
朝から出掛けようかなァと思っていたのですけれども、
起きてみると何だかちょっとそんな気になれず(苦笑)。

で、ダラダラして居ったのですが、
ふと、メールチェックをしてみると某氏から部品調査の依頼が来ていたので、
それをやり始め、もう少しで終わるってところでお昼になりました。

昼食は初焼餅、というか、正月も終わりだというのに
餅自体今年初めてでした(大笑)。

午後、部品調査を終わらせると、銀行に行かなきゃならん用事があったので銀行へ。
ホントは年末までに?入金すべきだった(と思う)クラブの年会費もついでに払ってきました。

去年は私的にミーティングを行うチャンス自体は他にもあったと思うのに
結局新年会だけになりましたし、
今年もこの分だと、チャンス自体がどうかなァと思う所もあり、
私のような貧乏人には、あの程度の金額の会費であってもバカにならない所なので、
実をいうと、そのままフェードアウトすることも考えていまして、
一寸悩んでいたから遅れたのですよね(苦笑)。

正直、MBCMから公認クラブ会員カードが来ちゃったのが残留の決め手だったかな(大笑)。

で、銀行に行った後は、ようやく、一寸走ってくるか、、、という気になって、
コペンさんで2時間半位、近場をノンビリ(じゃない部分も若干ありましたが)
走って参りました。

ブログを見て下さっている方には判ると思いますが、
今回は、作業をするでもなく(というか、220君が居ませんからね)、
ドライブも初日の出暴走と今日の2時間半だけで、
珍しく、家でゴロゴロ過ごす事の多い正月休みとなってしまいました(笑)。

動いてないだけに明日から一寸キツイかな(笑)?

来月、コペンさんが車検だった筈(笑)なので、
可能なら今週末、下廻りを覗いて見ようかと思っております。

で、今回も関係のない前置きが長くなりましたが、タイトルの話はここから(笑)。

先日、またしても
M100に換装されかけた(という事は完成していない)220SEbクーペを見付けたのですが、
それから降ろされたM127エンジンの画像も載っていました。

それがコチラ。



エンジンは前期型で、要らないなら、ちょうだ~いと言いたい感じ(笑)なのですが、
タペットカバーが何とポートタイプインジェクション用、
つまり230SLやM129からM130までのインジェクション車用の物が付いているのですよね。
※但し、M130に関しては途中からフィラーキャップが捩じ込み式ではなくなるので、
捩じ込み式が付いているこれはその初期型用に相当します。


まぁ、逆は絶対に無理だけど、
この組み合わせはいけてもおかしくない所ではあるので、
それほど驚きはしないのですけれども、
当然試した事はないので、
へぇ、やっぱり付くのね~と言う感じだったわけでありました。
Posted at 2021/01/04 22:23:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年01月03日 イイね!

違うでしょ(笑)

オークションの売り物としての説明文にもそう書いてあるし、
ナンバープレートからして、元オーナーさんにすら、何の疑いもなく、
1963年の220SEbクーペだと思われていたのであろう、この車ですが、、、





車体番号のプレートを見てみると、、、



うそぉ~ん。

上手い具合にタイプ名の"2X0SE/C Coupe"のXの所が読めなくなっていますが(誰かの故意?)、
087226って言ったら、あ~た、1963年式どころか、ずぶずぶの250SEじゃないですか(笑)。
※因みにXの所が読めようが読めまいが、220SEbでこのタイプのプレートが付いている場合は、
”SE”の後に”b”が入るし、逆に”/C”の後には”Coupe”が入らないから、
プロだったら(ってどんなプロやねん…笑)、一目見てこれは220SEbじゃないって判らなきゃいけないんですけどね(笑)。


確かにエンジンは63年8月以降の220SEbの物だし、、、



リクライニング機構のバックレストの固定ネジも、、、



片側に3つのタイプなので確かに1964年以前の220SEbの物ではあるのですけどねぇ。

タコメーターの下にあるスイッチは



車が220SEbであるならば、
左がライトスイッチで右がワイパースイッチの筈なんですけれども、
ウインカーレバーが250時代以降用の
ワイパースイッチ内蔵タイプのものになっているのですよねぇ。

ATもオプションのフロアシフトだから、、、



220SEbではないですね~。

一寸キャリパーは見えないですが、220だったらある筈の位置に
リアのホイールシリンダーが見えないので、



これはディスクブレーキでしょうから、やっぱり220SEbではないですね。

これは今回この車を観察していて初めて気付いたのですが、
リアアクスルのこの赤丸で囲った部分が220SEbとは違うのですね(汗)。



この車の場合はこの赤丸内にドレーンプラグがありますけれども、
220SEbの場合は



それより一寸奥のこの画像の黄丸の位置にあり、
また、この赤丸内の円弧になっている部分が平らに切削加工されていて、
この画像では見えませんけれども、ここにファイナルの値が打刻されるんですよね。

今までドラム用とディスク用のリアアクスルのセンターのハウジングって
共通なのかと思っていましたが、
こうしてみると底面の形状も違いますし、全く別物だったのですね~。

ともあれ、これも250SEの物であることが判りました。

恐らく、ダッシュボード上のワイパースイッチはハザードになっているか、
或いは実はウッドパネル自体が220SEbから移植したモノで、
これはそれに空いていた穴を誤魔化すための
ダミースイッチと言う可能性も考えられるかもですね。

※:後に記す:暫く220君に乗ってなかったから忘れちゃってたけど、
ワイパースイッチと思っていた物とライトスイッチの配置が通常と逆ですね(笑)。
どうやらライトスイッチは正解の位置にあるようなので、
その左に穴の跡がないという事はこのウッドパネルは250SEの物で、
という事は、その右にあるスイッチはやはり250SE以降にオプション設定のある、ハザードスイッチなのかもしれません。


エンジンやシートも250SEの物ではないところからすると
恐らく1台、220SEbのドナー車があったのでしょうね。

ファイヤーウォールに220SEb用のボルテージレギュレーターを付け、
ここに載せた画像には写っていませんけれども、
わざわざ220SEb用のDCジェネレータを取り付ける事までして220SEb化を図っているのですが、
私的に一寸甘いかなァと思うのは上のエンジン画像で
エンジンの背後にあるヒーターパイプを250SEの物そのままにしている所なんですよねぇ(笑)。

私に監督させてもらえれば、もう少し判らないように出来たのに(爆)。

車両型式が220SEbクーペも250SEクーペも同じ111021だから
こういうオーナーさんすら後者である事に気付かない事態になり得るのだと思うのですが、
それはともかくとして、どこから1963年という年式が出てきたのでしょうね?

プレートのタイプ名の所を誤魔化してある所からしても、
誰かが故意に1963年の220SEbクーペと信じ込ませようとしたものだと思われ、
元々の物とは違うエンジンへの換装を判らないようにする為だったのかな?と思うのですが、
別に換装していたからと言って、大して評価に影響は出ないと思うのですけどねぇ。

また、古ければ古い程評価が高いというのなら、220SEbの中でも、
見掛け上、そう見えなくもない1963年式を謳うのは判るのですが、
決してそんな事は無いと思うし、
250SEとの境目の年式にしておけば、まだ誤魔化しが効きやすいと思う所を、
あえて中途半端な年式を設定したのは一体何故なのかしら?と思わずには居られませんです。
Posted at 2021/01/03 20:06:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年01月02日 イイね!

虎柄

年末にネットを徘徊した時に見付けた車両ですが、
一寸ボロっちい所はあるけれど、好いナァという点があったので
ご紹介致します。

車は1961年11月生産の220SEbクーペで御座います。





2本出しマフラーなのとコーチラインが入れられているのと
変な所にモールが付いているのが私的には×ですが、
13インチホイールに変に周りから浮いた感じのないホワイトウォールタイヤ、
そしてサンルーフ付きなのはイイですねぇ。

車体番号末尾は022353で



私の年式判別法から行くと1961年11月の後半の車両だと思われたのですが、
実際にも



出荷日は1961年の11月29日でした。

しかし、出荷日が11月29日なのに登録が11月27日ってどゆこと?(笑)。

面白いのはエンジン番号が12798412000097だということ。

真ん中の12は左ハンドルのATを示しているわけですが、
これってMAXに見積もっても左ハンドルのAT車が
ここまでに97台しかなかったという事になるわけですからねぇ。

1961年の2月から本格生産が始まり、同年4月10日からATが装備出来るようになって、
同年11月末の時点で左ハンドルのみとはいえ、97台以下しか造られていないって
どんだけ需要が少ないんだって話ですからねぇ(笑)。

そして、おかしいのがカロッセリープレート(笑)。



111021の後が10って、左ハンドルのMTって事だから、
AT車であるこの車のプレートとちゃうやん!って話ですからね(大笑)。

でもね、、、ラジエターコアサポート上のボディナンバーの打刻を見ると、、、



10が12にはなっているけれど、その後は同じ02026になっているので、
これ、恐らく単純にメーカーがプレートの方で打ち間違えたって事なのだと思います(大笑)。

因みにカロッセリープレートによるとボディ色は460だから
うちの220君の屋根と同じダークレッドブラウンだった筈なので塗り替えという事になります。

エンジンルームが黒色のように見えるのは



実は元色のダークレッドブラウンなのかしら???

で、タイトルの虎柄はいつ出て来るんだ、、、という話で、
今年も好い調子で脱線しまくっているのですが(笑)、
本題はココからでございます。

この車、何がイイって、マカッサルエボニーの縞杢がとっても良い感じなのですよね。

撮影者もそう思ったのだと思いますが、沢山画像が上がっておりましたので、
多少削りましたが、私も沢山載せちゃいます。

















欲を言うともう少し黒い縞に太さがあるとより良いかなァと思う所なのですが、
ゼブラノのような整った縞杢ではない、
まるで虎柄のようなところがいかにも自然な木目という感じでイイナァと思う訳であります。

私のも結構整っていない縞杢ですが、
W111の2枚扉の同じマカッサルエボニーでも
年式が新しくなるにつれて整った縞杢になっていくような気がするのですよね。

実際にどっちが高級と判断されるのかは私には判りませんけれども、
こうした乱れた木目の木材の使用は
天然木を使用しているが故の自分の車だけの個性を作り出している感じがして
私は好ましいと思うのですよねぇ。

内装のレストアは結構適当にやってあって、それが既にボロっちくなっているのですが、
オークションでこの車を買った新しい所有者が、この木目の良さを生かした、
好いレストアをしてくれている事を願うばかりであります。
Posted at 2021/01/02 22:58:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「Windows11の大型アップデートのDLでもされているのか、自宅PCがまともにネットに繋がらない(苦笑)。」
何シテル?   10/01 06:58
1962年式の220SEbクーペに乗っています。 物心ついた頃からMBファンである私が (何度も買い替え出来るご身分ではないので) 最初で最後のMBに...
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