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ぽおる・ぶらっくのブログ一覧

2022年06月13日 イイね!

1963 220SEb Cabriolet グラファイトグレイ

実はHKエンジニアリングが今、
もう一台、220SEbカブリオレのMTを在庫しているんですよね。

こないだの水色のカブリオレと言い、先日の赤色のカブリオレといい、
さては220SEbのマニュアル車が楽しい事に気付いちゃったかな(笑)?

その車両はコチラ。







ホイールキャップが塗装していないのは安っぽいので絶対に嫌ですが(苦笑)、
好い色の車両ですよね。

ワタクシ、左目が悪いだけじゃなくて色盲も入ってるのか、
実はやや白味掛かった深緑に見えちゃったのですが(苦笑)、
これ、私の好きなグラファイトグレイなんだそうです。

光線の受け方で深緑っぽく見える事があるので
グラファイトグレイが好きって所があるんですけど、
これにはすっかり騙されました(笑)。

しかし、話は戻るんですけど、何故ホイールキャップに色を入れないんでしょ?

確かに他のメーカーの車ではホイールキャップがフルクロームな車もあるのですが、
それはそれで成立するようにデザインしているから良いわけであって、
それを色を入れるようにデザインしてあるものに入れない事と
ゴッチャにしてはダメだと思います。

説明文によると、この車、2015年まで2オーナーで
その二人ともウイーン出身のデザイナー&建築家だっていうんですけど、
1人目は新車からだからまともな状態で乗っていたのだろうけど、
2人目の人はデザインの専門家としてこれでイイと思ってるという事なんでしょうかね?

14インチ化するのに伴ってホイールはグラファイトグレイに塗っているのに
何故ホイールキャップに色を入れなかったのか不思議でなりません。

まぁ、私が何と言っても最終的には持ち主の勝手なんですけどね(苦笑)。

後、見る側の勝手をもう一つ言わせてもらうと(笑)、
300SE用のサイドモールをどうせ入れるなら、
フェンダーアーチモールも入れて欲しかったナァと思いますね。

逆なら単独で構わないんですけど、一寸中途半端に感じてしまうのですよね。

と、文句ばかり言いましたが、
コンディション的には素晴らしい状態にあるように見受けられますねぇ。
(それだけに色々残念に思っちゃうんですよね。)

ほぼ同じ角度でオープン状態と



クローズド状態。



クローズドの状態も雰囲気が好いですが、開けた状態と比べると、
当たり前ですが、オープンにするための車って感じですよね。

説明文で面白かったのが、
『additionally equipped with popular manual transmission, Becker Europa radio and rare one-piece headlights』
の最後の部分。

ワンピースヘッドライトって標準だった筈なんですけど、
後年、ヨーロッパでは猫も杓子も丸型4灯にしちゃってるので、
標準だった方がついにレアって言われるようになっちゃってます(笑)。

因みにその猫も杓子も付けている丸型4灯はUSからの里帰り車以外は
ほぼハロゲンのH1バルブ?を使っているタイプなんですけど、
そもそも220にはハロゲンの設定が無かった筈なんですけどね。

室内の様子。





説明にはメーター読みで52632キロって書いてあるんですが、
革生地はオリジナルっぽくて且つとても綺麗なので実メーターなのかもですね。

通常張替の場合、全てとまで言わずとも、多くのケースで
フロントシートのバックレストのサイドサポートの回り込みが無くなって
のっぺりしてしまっているのですが、
これの場合はオリジナルのそれっぽい形状を保っていますから、
オリジナルのままだと見て良いのではないかと思います。

内装は黒だそうなんですけど、う~ん、なんかこれまで深緑に見えるなぁ(汗)。
黒だと言われれば、そうか~って感じなのですけどね。

写真の撮り方の問題???

ウッドパネルがメッチャ綺麗ですね~。
これ、紫檀かなぁ?

マカッサルエボニー好きの私でも、この細かい縞杢はイイ感じだなぁと思います。

メーター廻り。



こちらは元々ヨーロッパ仕様なので、ちゃんとフルスケールは210キロになっていますし、
レッドゾーンも6000回転から、油圧計はキロだし、水温計も摂氏になっていますよね。

1963年式という事でちゃんと円形ホーンリングになっていますね。

前の画像の元画像をアップにしてもステアリングホイール上の溝があるようには見えないので、
多分220のオリジナルのそれだろうと思われます。

ラジオ廻り。



これには騙されませんよ~。
このベッカーのオイロパは時代の合った丸ノブは付いていますけど、
実はベッカー自体の時代が合っていません。

押しボタンが6つになっている事(この時代は5つが正解)と、
トーンコントロールノブが黒プラスチックになっている事から
後年のオイロパだろうと思われます。

空調レバーは私もやってますが、クロームの物になっていますね~。

多分、これって1960年辺りまでの物だと思われるので、
220SEb2枚扉にこれが付いていたら、先ずオリジナルではないと考えて良いと思います。

オリジナルじゃないんですけど、ここが黒プラスチックのレバーだと、
一寸寂しい感じになってしまうので、
これとシフトレバーだけは私も勘弁させてもらっております(笑)。

無論、いつでもオリジナルに戻せるように両方とも部品は保管してあります(笑)。

あ、厳密にいうとベッカーもか。

本来は私のは真空管ベッカーですからね。
最初に付いていたオリジナルも持っているから見かけだけは戻せますが、
壊れちゃってます(笑)。

あっ、この車もブロアスイッチのパイロットランプのプラスチックが無くなってますね~。

あれ、落ちやすいのかなぁ?
だとしたら気を付けなきゃだなぁ。

カーペットは青っぽく見えるなぁ。



シフトレバーブーツの周囲をオリジナル同様ゴムで縁取っているのは評価出来ますが、
左右の玉縁に対してそれが左にオフセットして作られていないですね。

このブログをかなり以前から読んでもらっている方はご存じかもですが、
私もドイツからカーペットキットを取り寄せて
始めてオフセットしているのに気付いたんですけどね(笑)。

そのカーペットキットは結局220君には使われず、他の車に取り付けられていますが(笑)。

ウッドトレイの中に玉縁で縁取られたカーペットが敷かれていますが、
これもオリジナルではありません(笑)。

オリジナルでは素っ気なく、内装革と同じ生地をウッドトレイの底の形状に切った物を
ペラッと一枚置いてあるだけなんですよね。

私のみたいに2トーン革内装の車両の場合はダッシュボードと同じ色の革を
そこに使っているので、
私も張り替えたのと同じ革を切って敷いてみたのですが、
何故か違和感バリバリなので、
オリジナルの革生地、張り替えた革生地、
一番最初に買ったカーペットキットのウッドトレイの中敷きの順で敷いてあります(苦笑)。

エンジンルーム。



63年と言えば、前期インマニと後期インマニが混在している年ですが、
デュアルサーキット用のT51型ブレーキブースターが付いているので、
この後期インマニで正解ですね。

それでいてラジエターコアサポートにカロッセリープレートが付いているので
1963年式で間違いない筈です。

去年フルオーバーホールしたばかりとの事でエンジンが滅茶滅茶綺麗ですね~。

アルミパーツの仕上げ方とかはとても好きな感じなんですけど、
黄色クロメートが一寸ばかりしつこすぎるかなって感じ(汗)。

色が濃過ぎるんですよね。

ヒーターのリターンラインはワタクシ、
昔NOS物を買って220君に使っておるのですが、
オリジナルは黒色塗装ですからねぇ。

一寸これはやり過ぎちゃった一例ですね。

トランク。



こないだの赤いのとの対比の積りで載せますが、
元々はこんな質素な状態なんですよね。

内装はごってり革張りウッド張りクローム張りを奢っているのに、
普段あまり他人が目にしないこういう所は極端に割り切っちゃう、、、
って所が面白いし、
決して安い車じゃなかった筈だけど、お客もそういう部分を承知で買っちゃうって所も
また面白いなって思います~。

マフラーカッターは後年の純正品を思しきものが付いていますね。

こないだの赤い車両の垂れさがっているデザインのそれと比べると
かなりスッキリした印象だと思うのですが、どうでしょうか?

肝心なお値段の方は129500ユーロ、今のレートで1830万チョイという感じみたいですね。

去年、エンジンオーバーホールを含めた作業に29000ユーロ掛けているらしいですし、
ホイールキャップさえ塗ってくれれば(笑)、私的には納得のお値段ですね。
Posted at 2022/06/13 06:24:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年06月12日 イイね!

リアマフラー交換

今日は朝一から220君を引っ張り出してきて、
懸案のリアマフラー交換をしました~。

とりあえずサクッと古いリアマフラーを外して新旧比較。



古い方のジレット印はWさんの貼ってくれたアルミテープの下なのか、
他の文字ひとつ見掛けられない状態でした(大笑)。

250SLさんから頂いたコメントへの返信にも書きましたが、
リアマフラーの入口はセンターマフラーに溶接して付ける仕様なので、
元々は左の新品のように、、、



切り込みがありません。

純正マフラーを取り付けた時、会社に溶接の設備も無かったし、
例えあったとしても下手糞だし(爆)、
先々外れる仕様にしておいた方が何かと便利だろうとも思ったので、
右のように切り込みを入れてU字クランプ留め仕様にしたのですよね。

今回リアマフラーのみでの交換が可能になったのも
そうしておいたお陰でありました(笑)。

ただ、切り込みを入れる余裕があまりなくて結構ギリギリなため、
実績のある古い方の位置と深さをある程度真似て切り込みを入れる事にしました。

で、切り込み完了の図。



切り込みを入れる方はそんなに大変でもなかったけれど、
マフラーカッターの穴を調整するのは結構至難の業で御座いました。

とりあえず本体をボディに仮付けして、
カッター先端がバンパーよりも飛び出さない事を確認した後に
バンドフックの位置に対する平行位置を決めて、
カッターにある2つの穴からリアマフラー出口側にケガキました。

んで、オートマチックポンチでその中央に窪みを付けようとしたのですけれども、
まぁ、堅くて逃げる逃げる(苦笑)。

一応窪みのような物は出来たのですが、
あまり当てにしないで穴を開ける事にしました。

んで、どうやって穴を空けてやろうかと思ったのですが、
めんどいのでボール盤でガ~ッと開けちゃう事に。

しか~し老眼+左目中心視力ゼロのぽおるさんにはなかなか中心が捉えられなくて
結局、ええぃ、この辺りか!って感じになりました(苦笑)。

結果はそれなりの状態になりました(大笑)。

ただ、幸いな事に?カッター側の穴が今まで使っていたネジが通らないサイズだったのに加え、
後での修正を考えてそれより更に細いサイズのドリルで穴を開けていたので
十分修正の効く感じで収まっていました(笑)。

だけどそこからカッターの穴を広げるのも、
マフラー出口側の穴を修正しつつ広げるのも全て丸やすりを使った手作業となったので
けっこー時間が掛かりました。

で、完成状態がコチラ。



面白いのが、カッター側の穴と穴の中心がカッターの真下になっていなかったのですよね。
これって何か意味があるんでしょうかね???

とりあえず午前の部はここまで。
やれやれ、今日の作業は終わった~、、、と思ったのですが、
自宅に戻る途中で、一つ忘れものに気付きました。

燃料ポンプの防振ゴムの新品を間違った物を取り寄せていて交換出来ていなかったので
新たに取った正しい新品と交換しようと思っていたのでした。

ってなわけでお昼が終ると会社に戻ってそちらの作業をしました。
新品より今まで付いていた防振ゴムのスタッドのクロメートの方が綺麗に見えるのは何故?
って感じで御座いました。

で、クンストさんから戻って、220君はドロドロの状態で放置したままだったので、
ざっと簡単にワックス掛けをしてやろうかな~と思っていたのですが、
なんだか疲れてしまったので、霧吹き洗車だけで終了にしました。

で、外に出してカッターの様子をば。



写真で見ると、今までと違いが判らん(苦笑)。
まぁ、横方向の開き具合は変わりませんからねぇ。

アップにすると、、、



うん、やっぱりこっちの方がイイ感じですな(完全な自己満足)。

コンディションはともかくとして(笑)、これで完全に外観はオリジナル状態になりました♪

また東海道を走った後、



76号反時計回りで



ノンビリ車庫に向かいました。

で、車庫内でもう一枚。



やっぱり写真だと違いがあまり判りませんよね(苦笑)。

出口が逆スラントになっているし、
恐らくもう少し下から狙わないとハッキリした違いに見えないのでしょうね。

まぁ、でもダメな部品は交換出来たし、この部分のオリジナル化も達成出来たので
スッキリサッパリしました~。
Posted at 2022/06/12 19:11:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年06月11日 イイね!

部品の整理

今日は午後から雨の予報だったので、
ホントは車庫に行って220君にワックス掛けしてこようかなぁ、、、
と思っていたのですが、
会社でひとつ捜し物をしたかったので、それを兼ねて
会社に置いている220君の新品及び中古の部品の整理をする事にしました。

結局、捜し物の方は私が部品を置いている廻りにはなかったものの、
私がそっちにあるんじゃないか?と思っていた方面を捜したら、
そのエリアの思わぬところでそれを発見出来ましたし、
部品の整理の方もイイ感じに出来たので万々歳で御座いました。

そんな中で発見した物(中古品)をいくつかご紹介(笑)。

W/Pハウジングとシリンダーヘッドを繋いでいるブリーザーライン。



物自体はあっても不思議じゃなかったのですが、
クロメートがしっかりしているこんなに綺麗な中古があるとは思いませんでした(笑)。

サーモタイムスイッチ。



プラ?の白さが綺麗なので、結構新しいのかも?
今、220君に使っている物に問題があるわけではありませんが、
上手い具合にこれも使えると良いのですけどね。

と思ったら、もう一個出てきました(笑)。



実はこの後、ヒーティングコネクション?に着いた状態でもう一個出てきたのですけどね(笑)。

インジェクションポンプのエアバルブ。



右の物が左の物に入っているバルブなのですが、
上に調整ネジが付いていてサーモスタットからのロッドに対する
バルブの位置を調整出来るようになっています。

そして下に生えている足でインジェクションポンプ内の
基本の燃料の量をコントロールするロッドを押すようになっていて、
サーモスタットが温まってくると調整ネジが押されてきて、
エアバルブを少しずつ閉めていくのと同時に
冷間増量された燃料を薄くしていくようになっています。

エアバルブの閉じるタイミングは上の調整ネジで決まりますが、
それを決めた上での燃料の増量の終わるタイミングを
エアバルブのハウジングの下に入れるシムの厚みで調整するようになっています。

バルブの下がバネになっているのはその基本の燃料の量をコントロールするロッドが
一定以上下がらないようになっているからで、
ファーストアイドルが終った後にも動き続けるサーモスタットのロッドの動きを
ここで打ち消すようになっているものと思われます。

ただ、その間にエアバルブ自体は動いているので、
調整によっては燃料増量が止まった後に、
エアバルブが遅れて閉じるという事もあるだろうと思います。

それが同時であるべきなのか、若干の遅れがあっても良いものなのかは
正直私には判りません(苦笑)。

220君はひょっとしてファーストアイドルの時にエアを吸い過ぎなのかな?
という風に感じているので、
その内、度胸を決めて(笑)、ハウジング下のシムを1枚増やし、
増やした分だけ調整ネジを延ばしてみようかな?と思っています(笑)。

調整に躊躇してしまうのが、、、



このエアバルブ上側の構造で、この内側の溝にサーモスタットの下部が嵌り込み、
その溝の上部に当たるサーモスタットの縁に金属製のシールリングが入って、
その上からハウジングが被さる形でシールされ、
そのハウジングがここの2本のネジ穴を使ってボルトで固定される、、、
という方式を取っているからなんですよね。

つまりこの調整ネジを弄る=冷却水が出てくるって話なのですよね。

調整毎に冷却水をせき止めてエアバルブ内に水が入らない処置をしなきゃならんと考えると
憂鬱になってしまうのでありました。

まぁ、ホントはこんな所、メーカー以外では調整すべき場所ではないんでしょうね。
そうはいってもファーストアイドルを何とか上げたくて
調整しちゃったんだから仕方ないんですけど(笑)。

最後はあれ?どこ行ったかな~と思っていた、後期型用のヒートシールドです。



交換したのがエンジンをOHした時だったと思うので、
時間が経っている分表面に錆が出ちゃってるからそんなに綺麗でもないけど、
かといってこれ、考えてみると殆ど使っていない(OH後水漏れでエンジンを降ろしてそのまま)から
酷く汚くもない状態でありました。

その頃は社外品は使ってないと思うので、断言は出来ないけど多分純正だろうと思います。

ワタクシ、前期インマニ化しちゃったのでもう要らないんですけど、
こんなんでも誰か欲しい人いますかね?

220前期以外のM127、M129、M130(のインジェクション)になら使える筈ですが。

と、時々脱線しつつ、部品整理をして行って
結局なんだかんだで5時間位掛かってなんとか作業終了。

おつかれちゃんで御座いましたが、なかなか気分スッキリで御座いました。

明日は一応、220君のリアマフラー交換作業をする『予定』で御座います。
とにかくマフラーカッターが楽しみです(笑)。
Posted at 2022/06/11 22:59:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年06月11日 イイね!

1962 220SEb Cabriolet 赤

HKエンジニアリングで表題の車が売りに出ているのを見付けました~。





この車、赤も似合いますねぇ。

贅沢を言うと(笑)、フォグランプの取り付けが純正位置だったら最高だったと思います~。

この画像では一寸見えづらいかもですが、アンテナが左側に付いていますね。
通常は逆ですが、このような仕様もあったのでしょうかね?

横から。



赤の外装にタン革内装なのがまた華やかでイイですねぇ。
赤のW111カブリオレだと黒革が定番な感じなのですが、
折角のオープンなんですから、私ならこう言う色を選びたいですねぇ。

斜め後ろから。



アメリカ仕様のナンバー灯が付いていますね~。
前の釣鐘ウインカーを取っちゃってるのですから、
どうせならこれも取って完全にユーロ仕様にしてほしかったナァと思います。

テールランプは純正新品はこれになってしまっているので
新しい物にした結果がこの状態なのかもしれませんが、
どうもこのテールランプだと220って感じがしないのですよねぇ。

あと、テイルカッターが一寸MBの雰囲気じゃないので、
せめて現行の純正品を奢りたいところですね。

幌姿。



幌カバーがタンでも中身は黒幌だったりする所を、
これはそのままタン幌にしていますね。

これはこれでイイと思いますが、黒幌でも良かったかなぁという気もしますね。
タン幌はもう一寸濃いめだったらもっと良かったかな、、、と思います。

室内の様子。



真横からの画像で少々見切れていましたが、4座バケットシート仕様です。
しかも4座バケットの中でもレアなマニュアル車。

この仕様は殆ど米国向けだったと思われ、その為多くがATなんですよね。

以前にもHKが水色の4座バケットのカブリオレを売っていましたが、
そういや、あれもMTでしたね。

今までネット上で見たカブリオレの4座バケットのMT車は全部で5台位だったろうと思います。

前回はこの仕様が1962年の半ばから1963年の半ばまでの1年間に
21台しか造られていないと書いていましたが、
今回は21台の部分だけは端折って書いていますね(笑)。

私が今までネットで見ている4座バケットのカブリオレの台数だけでも、
その位行っているかも?と思うくらいなので、
やっぱり4座バケットのMT車が全部で21台という事なのかもしれません。

年式から行くとホーンリングがオリジナルではないのですが、
それが付くステアリングホイールが溝付きタイプになっているので、
それ自体がどうやら220用ではないみたいですね。

ベッカーとシガライターも年式が合っていないようですね~。

スピードメーター



アメリカ仕様の里帰り車にしては珍しく、キロのメーターに変更していますね。
センターのコンビメーターの温度計もちゃんと摂氏になっています。

ただ、220のスピードメーターのフルスケールは210キロなので、
これは250時代以降用のものですね。

ここに載せた画像には写っていませんが
タコメーターもレッドゾーンが6500回転からになっているので、
これも同様に250時代以降用のものみたいです。

すんごい綺麗だから、多分これらも新品又はそれに近い物が奢られているのでしょうね。

トランク内はカーペット張り仕様。



これはこれで恰好良いと思うんですけど、私的にはマイナス点ですね~。

107のSLCのトランク内もカーペット地張りになっていますし、
私もそれはその高級車然とした雰囲気が好くて好きなのですけれども、
私は出来る限りその車が与えられた姿を尊重したいと思うし、
最上級に近いモデルでトランクにゴムマット一枚敷いてあるだけっていう素っ気なさが
如何にもこの時代のMBって感じがするので、
逆にここまでやっちゃってるのを見ると
らしくないっていうか、一寸無理をしている感が見えてきてしまうのですよね。

まぁ、オリジナルを知っているから違和感を感じるというだけなのかも知れませんけどね。

エンジンルーム。



遠巻きに見るとそうでもないけれど、
アップにするといかにも実用に供してますって感じにエンジンが汚れているのがイイですね(笑)。

アップにすると色々なものが見えてくるもので(笑)、
ラジエターのオーバーフローラインはオリジナルは金属パイプであるのが正解だと思われる所が、
これはホースになっていたり、
私も前期インマニ化で部品がなかなか入手出来ずに困った、
インマニとエキマニの間のヒートシールドがどうやらこの車でも入手出来なかったらしく、
多分220後期以降用のヒートシールドにしている為、
適当な位置でそれをインマニに固定せざるを得なくなっているようで
しかもリアアクスルチューブにブレーキラインを固定する為のバンドで
固定しているのが判ってしまいました(笑)。

さて、気になるお値段の方ですが、169000ユーロ、
今のレートで2400万円弱という感じですね。

220SEbカブリオレの金額としては
やはり特別な装備を持ったモデルという事で相場よりお高めではありますが、
意味不明にウン千万の値段が付くバリバリに仕上がった3.5カブリオレと比べれば、
ずっと健康的なお値段だと思います(笑)。

最高速を求めないならば、220で十分だし、
多分こっちの方が音も走りも楽しめるだろうと思うのですよね。

ホント、色も良いし、私にお金があったならば、
自分好みの仕様に作り替えて乗り回したいなぁって思います(笑)。


上の内容に関係ありませんが、オマケ(笑)。

昨晩、一寸会社に用事があったので、
そのついでにテイルカッターのフィッティング確認に行って参りました。

リアマフラー出口とNOS物テイルカッター。



差し込んでみると、、、



う~ん、やはりピッタシ(笑)。
イイ感じですなぁ。

因みに後年の2本出しのタイプは打ち込んで終わりのタイプなのですが、
これはガバガバでもないけれど、そういう方式にはなっておらず、
テイルカッター側に穴が2つ開いているので、
今まで付けていたテイルカッターでは
私はマフラー出口の方にも同様に2つ穴を空けて小さなボルトナット留めにしていました。

本来はリベット留めだったりするのでしょうかね~?
Posted at 2022/06/11 06:47:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年06月10日 イイね!

リアマフラー入荷♪

本国オーダーしていた220君のリアマフラーが入荷しましたぁ~。



注文から結局3週間と3日での入荷で御座いました。
通常は10日から2週間なのでやはり結構遅れているみたいですね。

税別定価は69200円で御座いました。

これを高いと見るか、安いと見るか、ですが、
先日も書いた通り、十数年は余裕で使えているわけですから、
一度に出る金額としては痛いけど、案外安い気もしますよね。

製造年月日は2016年の8月29日らしいです。



6年掛かってようやく捌けたというわけですな(笑)。

製造メーカーはジレットらしいです。



今、220君に付いているリアマフラーにこんなマークあったかなぁ?

ともあれ、早々に念願の純正のマフラーカッターを付けたい所ですし、
出来るだけ近い内に交換したいなぁと思っています。
Posted at 2022/06/10 18:24:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「E9レジストリージャパンミーティングの見学中。因みに220君、絶不調。無事帰れるか?」
何シテル?   05/18 10:31
1962年式の220SEbクーペに乗っています。 物心ついた頃からMBファンである私が (何度も買い替え出来るご身分ではないので) 最初で最後のMBに...
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