こないだの『今年最後の東京行き』ブログのその2の中で、
東京からクンストさんに向かっている途中で
『途中でプチ?トラブルがありました。』と書きましたが、
それは燃料タンクのフィラーキャップのトラブルでありました。
クンストさんに到着する前に安いGSを見付けて、
この辺で入れてくか~という事でそこになだれ込んだところまでは良かったのですが、
給油機の前でフィラーキャップのロック(キャップが空回りします)を解除しようとすると、
なんと鍵が回らない(汗)。
実はこの前の給油の時、つまりお駄弁り会の帰りの清水のGSの時にも一寸トラブっていまして、
その時は何とかなって、車庫に戻ってきてから556を鍵穴に吹いておき、
それでスムーズに動くようになったのを確認しているので、
まさかまた動かなくなるとは思いませんでした。
給油機の前で5分位、それをからかっていたけれど回らないので、
GSの人に556の類いのものを貸してほしいとお願いしました。
ところが、お願いした相手が悪かったのか、その人は私に使う場所を訊くと、
私に講釈を垂れかけたので軽くブチ切れておきました(苦笑)。
私だって本来はその手の潤滑剤を鍵穴に差すべきじゃないのは判ってる所を、
緊急事態の中、それでどうにかなるかも?と思って、借りて使おうって思っているのであって、
そこって、わざわざ講釈を垂れなきゃならない所?って話ですからねぇ。
しかし、運の悪い事に借りた潤滑剤が556と比べると粘度の高そうなやつで、
うわ、こりゃ、アカンかも?と思ったら、やっぱり事態は改善しなかったので、
給油しないまま、そこを出てクンストさんに向かいました。
古MBを扱っているWさんなら、こういう時のツボが判っていらっしゃるかも?
と思ったのですよね。
最悪それでもダメだった場合、燃料の残量が地元に戻るのにかなり微妙なラインで、
行けそうな気もするけど、どうだろうかなァという感じで、
不安を抱えつつ、クンストさんに向かいました。
Wさんは私の話を聞いて、『え~~っ』と言いつつも、ごにょごにょっと弄られて、
ものの1分もしない内に開錠してしまいました(笑)。
流石ですねぇ。
というわけで、それでその後は施錠せずに蓋だけ閉めておくことにして、
無事、帰り際に給油してコチラまで戻ることが出来たわけですが、
今日までその後の処置をどうしようかなァと考えていた訳であります。
出来れば、タンクの鍵がドアの鍵と変わるのは避けたいところですし、
それを許すとしてもいーべーで出回っている新品は激高ですし、
オマケにそれは113のように外部に露出しているキャップと共通化を図られているから、
クローム仕上げの物になってしまいますし、
それを使うと普段見えない部分をケチるMBなのに、それらしくない車になってしまうので
それも可能なら避けたいなぁ、、、という所だったのですよね。
なので、まずはこれがバラせるかバラせないかを調べる事にしました。
Wさんによるとカシメてあってバラせない筈です、、、って事だったのですが、
キャップが開いたときに二人でキャップの裏側を見てみると、、、
こんな具合になにやらスナップリングが使われているので、ひょっとしてこれは、、、
って話になっていたのですよね。
で、今日の午後、車庫にキャップを取りに行って来て
スナップリングを外してみた結果がコレ。
結論を言うと、フィラーネックに引っ掛ける部分を固定しているだけのスナップリングでした(苦笑)。
フィラーキャップのシールがコルクなので、
これが外れないとその取り付けが難しいのかもですね。
でも、確かこのコルク、一度交換している筈なんですけど、
この部分を外した記憶が飛んでいるんだよなァ。
まぁ、それはそうと、これでキーの部分が分解出来ない構造なのは判ったので、
鍵屋さんに持ち込んでも修理が出来ないって話になりました。
無論、そういう事態は十分に想定しており、
その場合に作戦2としてとにかくキーシリンダーの内部清掃をしてみようと思っていたので、
鍵穴からパーツクリーナーをぶち込んでガシャガシャと濯いでやりました(笑)。
すると、鍵はなかなかイイ感じで抜き差し出来るし、回るようにもなりました。
それに気をよくしたのでDIYのお店に行ってパーツクリーナーを調達してきて、
それまでに使った分と合わせて大体2本分位使って濯ぎました。
それでDIYのお店に行く前と変わったかどうかはともかくとして、
引き続きイイ感じで動いてはいたのですが、
その後で徹底的にエアブローをして、パーツクリーナーを出来るだけ追い出し、
パーツクリーナーを使用した事で恐らく内部が露付きになっていると思われたので
ドライヤーでガンガン外から温めてやったのですが、そうすると途端に動きが悪くなりました。
って事は内部に溜まったパーツクリーナーはある程度潤滑剤的な役割をしていたのでしょうね。
GSで借りるべきだったのはパーツクリーナーだったのかもなァと思いました。
最終的にはちゃんと鍵用の潤滑剤を投入しようと思っていて
それもDIYのお店で調達してきてあったので、それを使ってみるとまた動きの良さが復活。
ただ、なにやら洗浄液が入っていて、それが乾いて粉状の物だけ残ると書いてあったのですけど、
鍵を抜くといつまでもビチャビチャと液体が付いて出てきてしまうので、
これもまたエアブロー後にドライヤー処理すると、また動きが重くなってしまいました(苦笑)。
再度、その潤滑剤を投入して鍵の回し及び抜き差しを繰り返して、
会社に放置してきましたが、明日、果たしてどうなっているかなァという感じです。
どちらにしてもその鍵用潤滑剤を車載しておけば心配なかろうと思うので、
とりあえず、このフィラーキャップを引き続き使ってみようと思っていますが、
もしまたすぐに回らない状態に戻ってしまう場合には
何らかの形で新品を調達して使うようにしなきゃダメかなぁと思っております。
でもね、これ、私の220君のオリジナルのキーで、
ドアと給油口共用なのをグローブボックスとトランクのシリンダーを改造して
それまで共用にしちゃってあるわけなんですが、
その元々共用だったドアと給油口は当然同じTUF製の鍵だから、
造りの良し悪しはどちらも同程度な筈だと思われ、
その一方で開錠・施錠の頻度を考えると、助手席はともかくとして、
私の今の使い方であっても運転席の方が遥かにフィラーキャップよりも高い筈で、
それにも関わらず、そちらはピンシャンしているわけですから、
本当なら、フィラーキャップの鍵がこの程度でへこたれる筈はないと思うので、
これで復活してくれるのではないかなァと期待しているのですけどねぇ(笑)。