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ぽおる・ぶらっくのブログ一覧

2024年10月17日 イイね!

久々に、、、

自分用の部品をいーべーで買ったのですが、それが今日、届きましたぁ。



相変わらず、配達時に外せとの指示のある青い付箋は付いたままですな(笑)。

んで、中身はというと、、、



箱の大きさの割に中身は小さく、ブツはラジエターキャップで御座いました。

このラジエターキャップ、冷却水量の点検で開けようとした時に、
心棒が腐食で突然死する事があるのですが、
ボチボチ気を付けておいた方がイイ時期かなぁなんて思っていて、
前回2個買って、1個はラジエター修理に合わせて使ったから、
1個スペアで残っている筈だなァ、、、なんて思っていたのですけれども、
いざ探して見るとそれが見つかりませんでした。

おかし―なぁと思いつつ、んじゃ、いーべーで買う?って思って見た所、
その時点で出ていたBEHR製の物が全て高くて、
えっ?純正っていくらすんの?と思って調べてみると、まさかまさかの供給終了。

最近、一寸、消耗部品の供給終了が多くない?って思うんですけど、
ホント、MBもどうしちゃったんですかねぇ?

で、とりあえず数週間放置していたのですけれども、
またいーべーを覗いてみた所、その際にはまぁまぁ、納得のいく値段の物があったので
逝ってみたという訳でした。

でね、購入に踏み切ってすぐになんですけど、、、



在庫していたものが見付かったんですよねぇ(苦笑)。
それも陰には隠れていましたけれども、いつも座っている場所の
目と鼻の先にありました(苦笑)。

なんでいつも買ってから見つかるかねぇって思いますが、
MB純正が無くなったという事は物が全く同じBEHR製の物もその内どうなるか判らないんで、
これでイイっちゃぁ好いのですけどね(笑)。
Posted at 2024/10/17 21:47:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年10月17日 イイね!

300SE2枚扉の最終減速比

先日のルディ・クラインさんのジャンクヤードコレクションの話の中で
300SEのメーターの話をチョイと書きましたが、その絡みで調べ物をしていた時に
その最終減速比に思ったより種類があるのに気付き、
それがどういう流れになっているのかがよく判らなかったので
整理してみる事にしました。

で、なんとな~くですが、判ったので一寸書いてみようと思います。

本当は300SE丸ごとで書こうと思ったのですけれども、
何故か部品の管理の方法が4ドアと2ドアで違って、
前者はリアアクスル番号、後者は車体番号で管理しており、
具体的な時期に転用しやすいのは車体番号の方なので
2枚扉の方を見て行こうと思った訳であります。

4ドアに書かれているリアアクスル番号の変更時期は2ドアの車体番号のそれよりも
数字の比較で少しずつ上回っていっているのですが、
リアアクスルの方は修理用部品としてチョイチョイ抜かれていたのだろうと思われるので
恐らくその分、数が多くなっていっているだけだと思われますから、
実質的に変更時期は両者で殆ど同じと見做しても良いとは思うのですけどね。

先ずはテクニカルデータブックを覗いてみたのですが、
1963年版のそれによると
MTに関しては3.92のみ、
ATに関しては1st~3rdバージョンまでの記載があり、
それぞれ4.10、4.08、3.92となっていました。

それが1966年版、1969年版ではMT、AT共に
1965年8月までは3.75でオプションとして3.92が設定されていて、
1965年8月からは3.69でオプションとして3.92が設定されているとの記載になっていました。

お次はサービスマニュアルを覗いてみたのですが、
これはエンジンに絡めて書いてあったのですけれども、
160馬力の189985エンジンの場合は
1st version 4.10
2nd version 4.08
3rd version 3.92
170馬力の189987エンジンの場合は
1965年8月までは3.75と3.92、1965年8月からは3.69と3.92とありました。

この2つの情報にEPCのリアアクスルassy.の品番と該当の車体番号を組み合わせると
次の結果になりました。

●160馬力の189985エンジン世代

1st version 1123501000 4.10 (車体番号~002647⇒62年11月頃?まで)
2nd version 1123501700 4.08 (車体番号002648~003482⇒62年11月頃?から63年3月頃?まで)
3rd version 1123501300  3.92 (車体番号003483~005137⇒63年3月頃?から64年1月頃?まで)

EPCではこの3つの品番が全て3.92の1123502100に品番変更という事になっている為なのか、
それぞれのの品番に最終減速比の表記がなかったのですが、
スピードメーターの品番を調べてみると、003482までが220SEb2枚扉と同じモノだったので、
2nd versionが4.08と見做して間違いないだろうと判断したのですよね。

あと、その003482までのスピードメーターにはMTとATでの区別が無く、
それ故MTの3.92のみというテクニカルデータブックの記述はおかしいと思うので、
それは無視しています。

●170馬力の189987エンジン世代

1965年8月まで(車体番号005138~008909)

標準    1123502200 3.75
オプション 1123502100 3.92

1965年8月から(車体番号008910から)

標準    1123502500 3.69
オプション 1123502400 3.92
5MT    1123502600 4.08

でもね、ここまで調べてみて一つ疑問なのがLSDの導入時期との絡みでして、
私も割と近年に知ったのですけど、300SE系って最初からLSDが装備されていたわけじゃなくて、
1962年の3月から標準化されたのですよね。

まぁ、W112の2枚扉に関してはおおよそでその頃が車両自体の導入時期だから、
全車LSD付きと見做しても良いと思うから良いのですが、
セダンでも160馬力時代の1stバージョンは品番が同じでその前が無いんですよね。

ひょっとしてその辺りは、最初からLSD無しのリアアクスルの存在がなかった事にするという、
EPCお得意の品番抹殺が行われているって事なんでしょうかね?

なにしろ、うちの220君に付いているファイナル4.10のリアアクスルも
確か抹殺されていましたからねぇ。

んで、面白いなと思ったのは170馬力時代から始まる、
200km/h達成用に設定された3.75及び3.69のファイナルです。

今までそれらがオプションなんだろうと思い込んでいたのですが、
それが標準だったとは…という感じです。

しかしW112の4枚扉とその後の300SEb&W109の300SELでは
これが逆転してそれぞれ3.75と3.69がオプションという事になっているのですよね。

私なんかは、200km/hなんて出ててくれても使う事は無いから、
常用域の加速が少しでも良くなってくれた方がありがたいけど、、、と思うので
セダンの設定が正解でしょ、、、って思うのですけど、
2枚扉の方は高性能なイメージ作りの為に、最高速が出る方が良いと考えたのでしょうね。

あとスピードメーターですけど、
恐らく160馬力時代の1stバージョンと2ndバージョンは
ファイナルが0.02違うだけなので多分共通で、
恐らく160馬力の3rdバージョン(ざっくり1963年一杯位まで)と
170馬力時代に入ってから1965年の8月までのオプションの3.92は
同じ最終減速比でありながらメーターの品番が違うので、
断言は出来ませんけれども恐らく160馬力時代までが210km/hスケール、
170馬力時代から、つまり1964年の頭頃からが
220km/hスケールになっているんじゃないかと思われます。

実際の物件でも検証してみましたが、概ねそんな感じになっているようです。

220時代の300SEは全て210km/hスケールかと思っていましたが、
そうじゃなかったのですね~。

まだまだ知らない事が沢山ありますなァ。
Posted at 2024/10/17 07:54:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年10月15日 イイね!

再告知:第19回中部縦目MBお駄弁り会

再告知:第19回中部縦目MBお駄弁り会今回のお駄弁り会は11月17日の日曜日の午前10時から、
場所はいつもと同じ新東名上り線のNEOPASA浜松で行おうと思います。
※上り線のNEOPASA浜松の駐車場はGSを境に東西に分かれていますが、
広い東側(進行方向で奥側)の駐車場で行います。


いつもと同様に雨天決行・荒天中止であります。

今回もまた終わりの時間は特に設けずに
最後に施設内で一緒にお昼ご飯を食べてから、流れ解散という事にしようと思います。

国のコロナ対策の方はマスク着用を個人の判断に委ねるということになってはいますが、
ここ最近、またコロナ、インフルが流行してきていますので
お互いが気分よく過ごせるような配慮をしてご参加くださるようにお願い致します。

中部地区の縦目MB乗りの方、
それ以外の地区だけど、そこまでお駄弁りしに行ってもイイよという縦目MB乗りの方、
はたまた縦目MB乗りじゃないけど、それに興味を持っていてちょろっと覗いてみたい方等々、
参加表明などは特に要りませんので、お気軽にお立ち寄り頂けると嬉しいです~。

尚、NEOPASA浜松にはスマートICがありますが、
一般道からSA内には入れませんので要注意です~。

つまりNEOPASA浜松以東の地域から来られる場合は
新東名で一旦NEOPASA浜松を通過して浜松いなさ北で引き返すか、
東名で三ヶ日JCTまで行って浜松いなさJCTから新東名を東に向かうかのどちらかになります。

天候に恵まれ、多くの方にご参加頂ける事を期待しております~。
Posted at 2024/10/15 20:02:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年10月14日 イイね!

凄いコレクションですな(汗)。

この動画になっているジャンクヤードコレクション、メッチャ凄いですね(汗)。



実はこのコレクションに関するオークションが行われる事は
結構早い時期から知っていたのですけれども、
いくつかの長編ブログを書くのに手間取っておりまして、なかなかそれに触れることが出来ず、
それ故、ネタにするにはかなり出遅れた感がありますが、ここでひとつ上げてみようと思います

それは10月26日にロサンゼルスで行われるRM Sotheby'sのオークションで
そのコレクションの内のエンジン等の部品や車両が計208点出品されるのですけど、
1967年から集め出したというこのルディ・クラインさんという方も、
まぁ、これだけよく集めたものだなァと思います。

動画の中で凄まじい量の中古部品がストックされていますが、
色んなお宝がありそうで、そちらにも興味がある所です。

調べていませんが、ひょっとするとみんカラで他に上げている人も居るかもですので、
私はMBだけピックアップしてみる事にしました。

因みに
Please note that this vehicle is being offered as parts only.
と注意書きがされている車輛があり、
恐らくそれは書類が無いという意味だと思うので
その注意書きのあるものにはタイプ名の隣に★を付けておく事にします。


1968年 600



右ハンドルのようですね。
ボディ&ペイントナンバープレートの下から2列目の最後に5とありましたので、
ヨーロッパ向けですから、きっと英国仕様ですね。

ESTIMATEは10000~15000ドルだそうです。

1968年 600プルマン★



見るからにUS仕様ですね。

ESTIMATEは40000~50000ドルだそうです。
書類が無い割にちと高くないかぃ?

600はねぇ、エンジンが掛けられない期間が続くと、
油圧機構のアキュムレーターに蓄えられた油圧が落っこちちゃうんで、
油圧で作動するドア窓がだんだん開いてきちゃうから、
こうして部品取りとして置いておくのには非常に厄介なんですよね。

さらに前期のモデルにはドアにクロージングサポーターが付いているので
(実は前期だけに付くのは最近Wさんに教えてもらって知りました)
それだと更にドアも閉まらなくなっちゃいますからねぇ(苦笑)。

因みにどこが境目なんだろうと思って調べてみましたが、
キャッチの境目の時期とそこに入る油圧ラインの終了時期からして、
どうやら001704までが、クロージングサポーター付きで
その車体番号からして恐らく1970年の半ば近辺までという感じみたいですね。

あれ?ここまで書いて、2台とも1968年との事なのにドアが開いてないじゃんと思い、
車体番号を確認すると、上の600は1968年式のようでしたが、
600プルマンの方は1965年式(RM Sotheby'sも年式判定がしっかりしてないとは情けないなぁ)で、
やはりどちらも1970年以前だからどちらも付いてる筈なのに
ちゃんとドアは閉まっているじゃないですかねぇ(苦笑)。

もしかすると、現役時代に調子が悪くてクロージングサポーターを止めちゃってるのかもですね。
(それ用のキャッチも弄るとちゃんと普通に閉まるようになるらしいです)

1968年? 280SEクーペ★



RM Sotheby'sが横着して年式はもとより車体番号すら書いていないのですが(苦笑)、
ホッホキューラーである事から1969年の7月ないし8月以前、
フロアATのシフトパターンが逆である事から、1969年の4月頃以前である事が判るものの、
それ以上は攻められず、
ボディ&ペイントナンバープレートの5桁のボディナンバーの頭の1桁が8になっているので、
(W111クーペで年間5桁の製造はあり得ないので)
多分、それが1968年式という意味だろうと判断して年式はそれとしました。

ESTIMATEは3000~5000ドルだそうです。

1967年 250SEカブリオレ★



1967年の250SEでも最後の方の、280SEと同じ後期内装を持つモデルですね。

前からここで言っている通り、
250SEの2枚扉の後期内装は恐らく500台程度しか存在していないと思われ、
250SEのクーペとカブリオレの比率はざっくり2:1位なので
それをそっくり当て嵌めればカブリオレの後期内装は170台前後だから、
数の少ない物を穿り出して、価値がある方向に持って行こうとする
クラシック業界の傾向を考えると、
これを仕上げられるならば、ひょっとして今後、多少の加点があるかも?
という所ではあります。

尤も280SEと内装を丸ごと入れ替えちゃえば同じ話なので
その可能性は限りなく低いとは思いますけどね。

第一、これ書類が無いんですよねぇ(苦笑)。

広い世間には復活のおまじないが使える人も居るようですが(笑)、
こうして一度でも一流のオークションに出た車に関しては流石にマズそうですよね。

ESTIMATEは2000~3000ドルだそうです。

1965年 300SEカブリオレ★



車体番号から行くと、1965年の後半の車輛という感じでしょうかね?

トランクリッドにはセダンにしか使われていない筈の
枠付き300SEエンブレムが付いています。

タペットカバーを外した状態で放置されてきているようなので、
カム廻りはあまり期待できない状態ですね。

ESTIMATEは2000~3000ドルだそうです。

1963年 220SEbカブリオレ 4MT★



車体番号からいくと1963年の5月頃の車輛でしょうかね?
もう、かれこれ40年位こんな状態で寝ている車らしいです。

それなのに既に猫耳のヘッドレストが付いているのがなんとも…。
HPで用意されている画像の中で運転席側のシートバックが外れているのが見えるのですが、
それ用の受けがないようなので、
多分、オリジナルのシートに穴を開けてヘッドレストの足を突っ込んだだけなんでしょうね。

同様にマフラーが2本出しなのも個人的には×です。

ESTIMATEは3000~5000ドルだそうです。

1963年 220SEbカブリオレ 4AT



コチラの方が前のより若干古いみたいで
車体番号から行くと1963年の2月頃の車輛だと思われます。

上のは前がガッツリ逝ってましたが、こちらはお尻がガッツリ逝っちゃってますねぇ。
前の一台と次のもう一台と合わせて3個イチにすると良いかもですね。

尤もそれだけじゃ到底完成しそうもないですが(汗)。

ESTIMATEは2000~5000ドルだそうです。

1962年 220SEbカブリオレ★



何故かセダンの車体番号を書いてあるので正確な年式は判りませんが、
1963年8月以前の車輛である事だけは間違いないと思います。

220SEb3台中で、13インチを履いているのはこれだけ。

ミラーはもう一台もこれも280時代の奴だし、
長く寝ている割には既に形が崩れちゃっているのですよねぇ。

ESTIMATEは3000~5000ドルだそうです。

1936年 290ラング(W18)



この辺りは全く判らんので年式はRM Sotheby'sの言いなりです(笑)。

ただし、通常の290には長短2種類があり、
手元の文献によると短い方の4ドアはキャビンが後者軸より後ろにオーバーハングしていて
ホイールベースが短い為にいかにも窮屈そうな前後ドアが付き
且つドアの後ろにクウォーターウインドウが備わるようになっているので、
こちらはラングだろうと判断しました。

因みにラングにも同様なボディ形態で
リアドアの後ろにクウォーターウインドウが付くモデルがありますが、
それはプルマンリムジーネと呼ばれる車両で
その場合、恐らくフロントシートとリアシートの間に補助席が付く感じになっているものと思われます。

これは極端にぶつけているような事もなく、欠品も少なそうな印象なので、
レストアベースにし易すそうな車両でした。

ただ、リアシートとして乗っけられているバックレスト(クッションは見えていません)が、
どうもこの車の物ではなさそうなのが少々気になるのですけどねぇ。

ESTIMATEは20000~30000ドルだそうです。

1957年 300SL Roadster



安いのだけではなくてちゃんとこういう大物もあるんですよね(笑)。

ロードスターで工場出荷時にラッジホイールが付いていた30台の内の一台らしいです。

そう言えばこないだある方からお聞きした話によると、
国内にある某ロードスターもその30台の内の1台だったらしいです。

一寸説明文に納得のいかない所があって、
『現在の走行距離計の17,873キロメートルは、車がジャンクヤードコレクションに保管されている期間を考えると、本物のオリジナルの走行距離を表している可能性があります。』
な~んて書いてあるんですよね。

元々がファイヤーエンジンレッド(DB534)の外装色にクリームの革内装(1060)だったというので
現在が銀赤である以上はその辺りはどちらも弄っているわけなのですが
外装だけならいざ知らず、その距離で内装も張り替えますかねぇ?って思うんですけどね。

まぁ、お金持ちが持っていれば、短い期間だけど見掛けに飽きちゃったからと
どちらも入れ替えする可能性はあるかと思いますが。

ただ、もうひとつの大きな問題として
スピードメーター がこの車のじゃないんじゃない?ってのがありまして
なんと、これ、210km/hスケールになっているので、
恐らく初期の300SE2枚扉用か、もしくは220SEb2枚扉用のメーターだと思うんですよね。
(調べると300SEの2枚扉用は003482までは220SEbの2枚扉用と共通らしいので同じモノかな?)

私が知らないだけかもですけれども、キロ表示の300SLのメーターって
今まで270km/hスケールの物しか見た事が無いですからね。

ましてやアメリカ仕様のファイナルが3.89なのに対し、これは3.42が付いていると言っていて、
そのアメリカ仕様が160mphスケールなのに
それより高速が出る方に振った車に210km/hスケールじゃ当然振り切っちゃうわけで、
そんなメーターをメーカーがオリジナルで付けますか?って話ですからねぇ。

確かに、『可能性がある』という形で濁して断言はしていないけれども、
こうして辻褄が合わないのに、ホント、判って書いてんのかな?
って思わざるを得ないのですよねぇ。

いや、判ってるのに高く売りたくてこういう事を言ってるのかも?
とさえ勘ぐってしまいたくなります。

これだけ大手のオークション会社でも割といい加減なもんだなァと思いました。

尤も、仮に300SEのメーターだったとして、それに交換した理由はともかくとして、
その時に距離だけ元のメーターと同じにした可能性だって無いとは言えませんから、
私の言う事も正しいかどうかは判りませんけどね。

ESTIMATEは800000~1000000ドルとの事でした。
ひえ~、この状態で1億2千万~1億5千万が予想されるわけ???

最初から仕上がった車を買った方が良くない???

1938年 230クーペ(W153) by Baur★



MBでは比較的珍しい社外コーチビルドモデルですね。

このBaurというのはBMWのマルニやその後の3シリーズのカブリオレを造っていた
あのバウアーなのだそうです。

説明文によると、戦後、コーチビルダーは
自分達の作るボディを載せる新しいシャシーを入手するのが難しかったそうで、
この車のように戦前の中古のシャシーを利用してボディを架装する、、、
というような事をやったのだそうです。

これは恐らく1949年から1951年の間にボディが架装された物だと思われるとの事でした。

因みにこの戦前の230という車はややこしい車で
一寸時期が被った状態でW143というモデルとW153というモデルがあるのですよね。

元の形がないのでどう判断しよう?と思ったのですが、
車体番号が406732とあり、手元の資料でそれがW153の方の物だと判明しました。

ESTIMATEは30000~50000ドルだそうです。

さて、お次は私が大好きなコチラです。

1931年 Mannheim 370S Sports Cabriolet



やっぱり少しずつ出てきますねぇ。
そのうちこれも現存何台の中に入る事でしょう(笑)。

何処の時点でやらかしたのか判りませんが、
幌のランドウジョイントが左右逆に付いていますな(苦笑)。

これ、こういう取り付け方になっていると、
折れる方向が逆なので幌を降ろした時に多分折れた先が天を仰ぐ感じになって
且つひょっとすると完全に幌が開ききらないかも知れないんですけど、
それに何の不思議も感じない所が私には信じられないのですけどねぇ。

MBに限らず、たま~にこうなっている車を見掛けるのですけど、
レストア屋さんってそんなもんなのかな?って思ってしまいます。

比較的に部品は揃っている印象なのですけれども、
私も付いていたら良かったのにと思う、タコメーターを
何時の時代のオーナーさんか判らないのですが、
本来時計が付く位置に取り付けてあって、
それがドイツ車という事で一応VDO製なのですが、
1970年代から1980年代頃の物と思しきもので
針がオレンジ色という事も手伝って周囲から滅茶滅茶浮いていて
それが恰好悪いのですよね(汗)。

またダッシュボード上に穴を開けて追加メーターを取り付けちゃってあるので、
これは一寸余計だなぁって思ってしまいました。

ESTIMATEは100000~150000ドルだそうです。

お次はまた凄い奴です。

1956年 300SL アロイクーペ



こんな大物を隠し持っている人も世の中には居るのですね(汗)。
たった29台しか生産されなかったアロイボディの300SLクーペで御座います。

ルディ・クラインさんは1976年に
レーシングドライバーで北米のフェラーリ輸入業者だった
ルイジ・キネッティさん(ルマンウィナーだったそうです)という方から
この車を3万ドルで購入されたらしいのですが、
クラインさんの息子さん達によると、この車は購入後、
走ったり展示したりする事を一度もせずに仕舞い込まれた、
コレクションの中で唯一の車だったそうです。

そんな車なのにフォークリフトでお尻に軽く?キスしちゃうなんて、、、って感じですが(汗)。

そんな経歴の車ですので、メーターで表示されている73387キロは実走行距離なんでしょうね。

キネッティさんの所で黒から銀に塗り替えられていますが、
(なのでダッシュボードやドアの内側が黒いままです)
他はオリジナルのままのようで、アロイボディという特別な価値の部分を差し引いたとしても、
各部の本物感だけで十分に価値があるんじゃないかという気がする一台ですね。

先日300SEクーペの運転席カーペットの話をしましたが、
この車もオリジナルらしきゴム地のそれが残っているのですよね(汗)。

これを購入される方には是非ともやり過ぎないレストアを、、、
というよりも特にエンジンルームのプレートの類いと内装に関しては
出来るだけ清掃のみにして必要以上に触らない事をお願いしたい、、、そんな車です(笑)。

ESTIMATEは4500000~6000000ドルだそうです(汗)。
今のレートでざっくり6億7千万円~9億円って感じみたいですね。

恐ろしいお値段だこと(汗)。

まだもう一つ凄いのがあります。

1935年 500K スペシャルクーペ



戦前のMBの名レーシングドライバーであったルドルフ・カラッチオラの為に造られた
500Kのスペシャルクーペだそうです。

500Kのクーペは本当に少ないものの、これがワンオフだというのには少々私は懐疑的で
ひょっとすると、当初ワンオフの積りでこれを造った事で
他にも欲しいという人が出てきたから造ったという形ではあったかもですが、
とにかく手元の資料には500Kのクーペは3台とあり、
当時の写真を見るとスペアタイヤを背負っている数に違いはあれど、
形は殆ど同じように見えるので、ワンオフと言うほどのワンオフでは無かったのでは?
と個人的には思う所です。

因みに余談ですが、540Kではクーペは9台、
その内の2台は、以前320nで紹介した事があるボディ形態ですが、
コンビナツィオーン・クペーという、
ハードトップを外して折り畳める幌を代わりに取り付けられる車両だったそうです。

この車は1960年代初頭に16か月掛けてレストアされていて、
1966年のペブルビーチのコンテストで2位を受賞し、
1977年の同コンテストでは優勝しているのだそうです。

それをルディ・クラインさんが1979年の3月に購入して
その後何らかのショーに出品された後は
また例によって(笑)仕舞い込まれて44年の眠りに就いたのだそうです(汗)。

現状60年前の塗装は流石に劣化が始まっているものの、
内装は多少の清掃は必要な物の、新品のままのようなパリッとした状態を保っていると言う話で、
確かに画像でも内装は非常に好ましい感じに見えました。

ESTIMATEは4000000~6000000ドルだそうです。
下が300SLアロイクーペより若干弱気なのは何故かしらん?

しかし、どうかなぁ。
数はコチラの方が少ないとはいえ、
姿の好ましい本物のシュペツィアールロードスターが大体10億ですから、
果たしてどこまでそれに近付けるのかなぁという感じですね。

もう時間が経っちゃったのでこれに付いて上げるのやめようかなって思っていましたが、
朝、YOUTUBEで上の動画を見付けたばっかりに書く事になってしまいました。

そのお陰で今日は結局、このブログを書くのに丸一日掛かっちゃったので、
ヤレヤレという感じです(苦笑)。

まぁ、たまにはこんなお休みもイイですかね(笑)。
Posted at 2024/10/14 20:22:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年10月13日 イイね!

台無し

今日はお会い出来るかどうか判らなかったけれど、
ドライブがてらTさんを訪問しに隣県まで220君で行って参りました。

ってなわけで県道25号線。



普通なら、国道139号から精進ブルーラインでしょ、、、って感じなのですが、
余り邪魔するのも邪魔されるのもイヤな気分だったので、
多少時間は余分に掛かっても、富士川沿いを北上していくルートを採ったのですよね。

本日の気温計は25度。



車外でじっと立っていると暑かったですが、
窓全開で車に乗っている限りは快適でした。

芝川スカイブリッジ。



県道398号線?





城山トンネル



県道10号線。



調査した内容について今朝メールでやりとりさせて頂いていた絡みで
途中、昨日降臨したMBのオーナーさんからお電話があり、
あのミラー画像だと(W187の)220に見えるね、、、と仰っていました。

確かに見えなくもないかなぁとは思いますが、
多分、同じように220クーペを写したら、もっと可愛らしくなっちゃうと思うのですよね。
(って言ったら、もう、あれしかないですよね…笑)

国道300号線に入ってお約束の、、、



下 部 温 泉 郷 サイン。

なんて、毎回取り上げている割には
しょっちゅう、あそこの温泉って何て名前だったっけ?って言ってます(苦笑)。

国道300号との並走区間を抜け、再び9号の単独区間。



ハンコの街、六郷経由ルートを採ったのですよね。

ってな具合で、程好い気候の晴天の中、220君の調子も良好で、
後からバイク、車が来れば先を譲ってのノンビリ走行を楽しんでまいりました。

で、Tさん宅を伺ったのですが、残念ながらお留守でした。

そもそもTさんのお留守は上述の通り覚悟の上でしたのでそちらは良かったのですが、
その後で滅茶苦茶気分の悪い出来事がひとつ発生しまして、
ここまでのせっかくの楽しい気分が全て台無しになりました(苦笑)。
(具体的には書きませんが、220君が壊れたとか傷ついたとかではないのでその点はご心配なく)

で、暗い気持ちで、まだ前半の部には間に合いそうと、ビーズさんのお店に向かいました。


※画像は帰る前に撮影したものです。

ざっくり、1年2ヶ月振りの訪問で楽しくお話をさせて頂きつつ、
チャーシュー麺と半チャーハンを頂きました。





前回は夏カレーだったので判りませんでしたが、
恐らくラーメンの麺がモデルチェンジしていたんじゃないかと思います。
(それについて聞くのを忘れました…汗)

それから家路に就いたわけですが、
けっこー引き摺るタイプなので(苦笑)、気分の悪かった出来事の事を考えて
運転は楽しくはあったけれども、半減な感じでした。

故に途中の画像はほぼ無し。
取り立てて帰りの道中に何らかの出来事もありませんでした。

で、富士宮に戻って来てから身延線第二羽衣踏切で撮り鉄タイム。



って、どこにピントが合ってるか判らないし(苦笑)。

ってなわけでそんな気分でも無事に車庫に到着する事が出来ました。

帰りは窓全開ではやや寒いくらいでした。
中部横断道の身延山インターの入り口近くの気温計は20度位でしたからねぇ。

ってな感じで大いにガッカリしちゃったので、本日は不完全燃焼でした(涙)。

明日はお休みになったので、さて何をしてやろうかと考え中で御座います。
少なくとも220君で出掛ける事はしないと思いますが(笑)。
Posted at 2024/10/13 21:26:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「E9レジストリージャパンミーティングの見学中。因みに220君、絶不調。無事帰れるか?」
何シテル?   05/18 10:31
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