ぎんがめ家は年に2回実家に集合します。
一回は正月。
そしてもう一回が長良川の鮎が解禁になってからしばらく経っての今頃の季節。
というわけで、今週末は愛知にある実家に帰省しておりました。
新幹線で行ったんですけどね。
岐阜羽島でピックアップしてもらい、なぜかここで車の鍵を渡されるので、私の運転で、岐阜の山奥、白鳥(しろとり)を目指します。
愛知県人である親が購入した車は当然トヨタブランド。(昔は日産スカイラインの時代もあったんですが)
こんな地味なデザインの車、誰が購入するんだろう? と思っていたら
うちの実家が購入してました(笑)
トヨタプレミオ(1.8 銀)です。
ロードスターに慣れていると、ブレーキが甘くて焦ります。
あと、最近のトヨタ車の傾向なのか、ハンドルの遊びが意外に少ないです。ただ、いろいろな部分がねじれる現象はちゃんと残っているので、ひょいとハンドルを切ると、一歩遅れて予想以上に車が向きを変えるので、これまた焦ります。
逆に内装はさすがトヨタブランド。ハンドルは持つところが(人工)皮で、それ以外のところが(人工)木なので、ハンドルを切るときに手が滑らなくて楽です。
あと、サンバイザーのミラーに連動して自動で光るライトが着いているのには驚きました。
名古屋から車で2時間。白鳥インターを降りてしばらく走ると、「川小屋」という川魚専門の飯屋があります。
白鳥は鮎のブランドとして有名なのだそうですが、ここはプロの釣り師とプロの焼き師が居る天然川魚専門のお店です。
ぎんがめ家はここに年一回来るのを、楽しみにしています。実家の方は週末アクティブな私と違って普段は質素に暮らしているので、年に一回の長距離旅行です。(片道150kmぐらいですが)
雑魚の唐揚からスタートして、写真は手前がアマゴの塩焼き、奥は鮎の塩焼きです。素人が焼くと、たとえ清流で釣った魚でも絶対こうはならないんだよな~。
アマゴは小さいサイズの方が個人的に絶対に美味しいと思っています。
川魚に良いイメージを持っていない人はぜひお試しあれ。あまりの美味しさにびっくりしますよ。
さて、ここで私が一番楽しみにしているのは実はアマゴや鮎ではなく
オシム監督も練習の合間に食べに来たという
うな丼です。(奥に鮎の刺身が写ってます。これも美味しいです)
これは天然では無いのですが、目の前の長良川の水を流水で引き込んだ生け簀で長い間泳がせて脂肪を落としてあるのと、焼き師の手による歯ごたえ十分の焼き具合は、すさまじい快感を脳にもたらします。私の中でダントツ日本一のうな丼です。
毎年顔を出しているおかげか、今年はサービスで
鮎うるか(内蔵の塩辛)をいただきました。長良川ブランドのものは、京都の料亭や寿司屋で食べたら、かなり値がはる代物なんだそうです。
口に入れた途端、内蔵の香りと塩っぱさがすごい勢いで鼻に抜けて行きます。親父は運転しないことをいいことに、日本酒が進んでおりました。
ネットで積極的に宣伝していない店なのと、テレビ取材も懲りて受けたくないと言っていたので、詳しいことは書きませんが、調べれば電話番号も出ているので、ぜひ予約を入れて食べに行ってみてください。(値段は普通の観光地価格の倍ぐらいです)
白鳥からだと九頭竜ダムを抜けて福井に行く道や白山スーパー林道にも行けますよね。もちろん長野にも抜けられますし、皆さんドライブがてらどうですか?
帰りも私の運転で帰ってきました。
しっかし、梅雨なのにこんな天気で良いのでしょうか?
私の実家は愛知県と三重県の県境ぐらいにあります。
実家で久しぶり(と言っても年に2回帰っているのですが)に酒を飲みます。
道具箱に何故か広告用紙を加工した、ペン立てが・・・・
この器用さを間違った方向に発揮するのは相変わらずだなぁと和んでしまいます。(この器用さの血を分けてもらいたかったのですが、まったく貰っておりません。ぎんがめ家でダントツに不器用で、いつも笑われておりました)
日曜日は昼過ぎに新幹線(700系とやらが走り始めたようですが、私が乗ったのは古いのぞみ号で、両サイドに体格のいい人が座る真ん中の席でした)で東京に帰ってきました。
そのままスパイダーマン3を見に行き、その後
青山のブルーノートで
ミッシェル・カミロのライブを聞いてきました。(私がブルーノートなんて「こじゃれた」ところに行くのも年に1回です)
これまた、すんばらしい演奏で快感の坩堝でした。
というわけで、ちょいと贅沢な週末でした。
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Posted at
2007/07/02 02:15:11