
広島旅行、3日目です。
前日に広島まで移動し、お好み焼きを食べて終わりました。
翌日は7時半頃に東横インを出発。一路、倉敷の児島を目指します。目的はジーンズ・ストリート。国産デニムの聖地です。前から一度行きたかったのですが、行く機会がないので行けていませんでした。児島は岡山駅から電車で移動になります。そもそも岡山へ出張で、半日のオフがないと行けません。この日は夕方に名古屋の友人宅に泊まる予定だったので、それまでは時間が自由に使えます。そんなわけで、一路児島を目指します。
広島から児島まではひたすら山陽道で移動です。前日の素晴らしい燃費に気が良くなり、この日も燃費重視の走行。と言っても普通に走るだけです。何かを気にしてはしるクルマじゃありません。ただ朝の早い時間(8時台)なので、空いてて自然wpアクセルを踏んでしまったのは事実です。軽く吹き上がるエンジンなので、走ってて気持ちいいですよね。足回りも素晴らしく乗ってて快適!不愉快なのは追い越し車線をいつまでも走るホリデードライバーですかね。ホントの今回の旅行の間、ホリデードライバーには泣かされました。
なぜ走行車線に戻らないのか、いかに後ろを見ていないのか、イライラしましたね。イライラすると疲れるので気楽に走るようにしましたが、70km/hくらいで走り続けるホリデードライバーと、そのクルマを抜こうと走行車線に入ってきたトラックが並走し続ける場面に何度も出くわしました。最高速度の上限設定は必要かもしれませんが、最低速度の設定も必要ではなないでしょうか。遅い車のせいで渋滞が発生しているのであれば、公害でしかないと思います。何をしてもいいわけではないと思います。最低速度で走ることができないのであれば、それは問題です。
なんてことを考えてはいましたが、基本的には快調です。途中はお馴染みの高坂へ。
この高坂を過ぎたあたりだと思いますが、福岡ナンバーのレクサス・RCと並走を楽しみました。まぁ向こうはそんな意識はなかったと思います。私が勝手に楽しんでいただけです。楽だったのは、RCが何台かのクルマを追い越し車線から走行車線に戻してくれたこと。おかげで私も気持ちよく走れました。なおRCはいわゆる煽り運転ではなく、ちゃんと車間距離を保って走っている中、前車が移動していったことを追記しておきます。
そんなわけで児島に到着。まだ9時半くらいだったので、瀬戸大橋でパシャリ。
まぁこれくらいじゃ時間が有り余っているので鷲羽山へ。

駐車場にて①

駐車場にて②

山頂付近から瀬戸大橋

児島競艇場。ちょうどレース開催日だったのか、練習をしてました。
30分くらい散歩をしてリフレッシュ。2日間、ひたすら移動で散歩もしていないので、軽い運動です。
そして10時も回ったのでジーンズ・ストリートへ!

ジーンズ・ストリートへ入るとこにあった看板

ジーンズ・ストリートのロゴ(?)

メイン通りにはジーンズが飾られています。

トイレだってジーンズ。

そして今回、一番来たかった
桃太郎ジーンズの本店。私が今、愛用しているのも桃太郎ジーンズで、出陣レーベルというものです。以前はずっとエヴィスを履いていたのですが、エヴィスは太めなので、少しスッキリしたサイズ感のジーンズがほしいと思い、桃太郎ジーンズにしました。その中で、出陣レーベルは右のバックポケットにペイントが入り、これがかっこよかったので購入。2年位前のことです。そこから週末メインで履いて、やっといい感じにシワ感が出てきました。そして本店でTシャツだけ購入したのですが、店員にもシワ感は褒めて貰えました。好きな人は分かりますが、ノンウォッシュやワンウォッシュのデニムは持ち主の使い方に合わせて色落ちしていきます。私がそれが好きで、エヴィスもワンウォッシュで使ってきました。でも今の桃太郎ジーンズのほうがシワの出方がキレイだと思います。やっとかな、という面もありますが、もう1年くらいで最高の状態になるように思えます。まだ濃淡が足りないかな(笑)

こっちはJAPAN BLUEの本店。でも味の出そうなジーンズでした。

こっちはクラウン・レーベルの本店。デニム生地のスーツなどを作っています。ジャケットを1枚、持っていても面白いかもしれませんが、6万くらいしますからね。さすがに出せない(泣)おしゃれな人はデニム地のジャケットでも似合うでしょうが、私には着こなせる自信がない、というものあります(笑)でも貴重なものを見れました。
結局2往復くらい見て回り、桃太郎ジーンズ以外にも何軒か見て回ったのですが、どこもこだわりを持ったジーンズを置いていて楽しかったですね。ALIPNAもそうですが、こだわりを持って作られた物って、味があるんですよね。店員の方も自信を持って説明をしていて、その話を聞くだけで楽しかったです。児島の本店限定のジーンズも何本もありました。やはり私はノンウォッシュ、ワンウォッシュからの色落ちを楽しみたいのですが、そういうこだわって作られたジーンズはどれも色落ちを楽しめそうな物ばかりでした。
ジーンズ・ストリートを後にして、今度は児島駅へ。1kmくらい離れているんですが、駅もジーンズ押ししているのを聞いていたので、見に行くことに。

階段だけでなく、

自動改札機のフラップだってジーンズ。街全体でジーンズ押しです。
でもね、他に目立った産業がないのも事実。児島は学生服なども繊維の街だったのが、このジーンズに移行。BIG JOHNも児島です。更に大量生産のアメリカ産から高品質少量生産の国産デニムに世界の目が向き、今の状態になりました。実際、色から染色からかなり高品質なデニムです。確かに高額ですが、1本で5年以上は使えます。トータルコストは安いと思ってます。色落ちも楽しめますしね。機会があれば国産デニムを使ってみて下さい。
結局児島で3時間くらい遊んで、名古屋へ向かうことにしました。でもまずは途中のSAで昼食。岡山名物らしいデミカツ丼。

普通のカツ丼でいいかな・・・。
なお食券を買う際に、『SOLD OUT』を明記された上にグレーアウトしている『朝定食』の食券を購入するオバちゃん。1台しかない食券機をずっと専有した挙げ句、これだもんで流石にイライラ。家族5人分の食券を買うのに、先にメニューを決めずに食券機の前で悩むんだもの。その最後がこの押せない朝定食。2回もやり直すもんだから、さすがに声をかけたけどね。食券すらまともに購入できない人も大丈夫な食券機って難しいだろうな・・・。こういう人たちの発想って、設計者達の斜め上を行く発想だもんね・・・。
そんな後はひたすら移動。途中でヴォクシー、ノア、ステップワゴンとファミリーミニバンが連なる区間がありましたが、どのドライバーもマナーが良くて気持ちよかった。というのも、走行車線にどんどん戻るんです。私がこの3台の後ろを走ってたんですが、交通量も少なく、少し前の車まで余裕があると走行車線を走行するわけです。ちゃんと流れをリードできる速度で走行車線を走り、前に追いつくと追い越しへ。これをずっと繰り返してるんです。こういうドライバーが多ければ渋滞なんて発生しないんですけどね。嬉しくなりました(上から目線)。
途中のPAで少し仮眠を取ってから新名神、京滋バイパス、新名神と駆け抜けてきました。まぁBMWの『駆け抜ける喜び』を感じられるような感じで走ることができたわけではないですが、ALPINAの素晴らしさが存分に堪能。快適に走ることが出来ました。
そして草津JCTから新名神に入るところで渋滞。通過に20分位かかったのか。理由は完全に道路設計の悪さ。草津SAの出口直後に草津JCTがあり、しかも1車線なわけです。これで一気に詰まってしまって渋滞になるわけです。道路設計ミスですね。かといってそのまま名神高速で愛知に入るよりも新名神のほうが道路がキレイなので、渋滞を我慢して新名神へ。
しかし新名神に入ってもしばらくノロノロ。広い2車線なので、交通量的には流れてもおかしくないのに・・・と思ったら原因が分かりました。50km/hくらいで走る軽トラが2台いて、この軽トラを先頭に詰まっていたんです。更にこの軽トラ2台は『夜逃げか!?』と思うほどの量の荷物満載。そりゃ速度も出ないですよ。料金所で止めて欲しいレベル。分かりやすく言うと、こんな感じ。

グランドツアー シーズン3でピックアップトラックの回があったと思いますが、これと同じくらい荷物満載状態の軽トラです。ホントに勘弁してほしかったです。
この先、甲南PAで休憩。ここから1時間半くらい。
新名神、伊勢湾岸道はまぁ快調かな。詰まることもなく、それなりの速度で移動。まぁ3日間ずっと運転している割に、疲れはないと思いますよ。
そして友人宅に到着。私の友人は大学時代のバイト先の友人(♀)なのですが、友人はGWを利用して実家(神奈川)へ帰省中。なので友人の旦那と2人で飲みに行きました。この旦那とも何回も飲んでいて、なんだかんだで3時間くらい駄弁ってたりします。今回もそんな感じで飲みに行くことに。
行ったのは最寄りの駅前のラーメン屋。でもラーメン屋としてはおかしい品揃えの日本酒が置いてあるんです。

このメニューを見て、誰がラーメン屋だと思いますか?おかしいですよ。都内の地酒専門の居酒屋でもこんなに揃っていません。以前もここに来て、結構飲んだのでまた来てみました。
今回飲んだのは
田酒(青森)の特別純米の生酒。
花邑(秋田)の純米酒。

そして
凱陣(香川)の飲み比べ。※メニューの下のほうに見切れているヤツ。
どれも美味しかったですが、田酒はさすがに生酒なのでまだ若い感じがありましたね。舌先にピリッとくるような初々しさ。香りは素晴らしいですが舌先の感じがイマイチでした。もちろん、単純に私の好みで、この初々しさが好きな方もいると思います。花邑は安定でしたね。田酒より熟成が入っていて、香りの膨らみと味のキレがすばらしかったです。最後の凱陣の飲み比べですが、樽熟成の1年目と2年目の飲み比べでした。こちらも私は2年目のほうが熟成されていて好きでしたね。ちなみに、全ての日本酒が私達が注文したタイミングで封切りされたものでした。全てが最高の状態。日本酒は封を開けた瞬間から劣化(稀に熟成)が進んでしまいます。封切りされた直後がベストなんです。そんな状態を美味しく飲ませて頂けました。
後半になると客が私達だけで、店長(女性)とずっと日本酒談義(笑)。店長曰く、ラーメン屋は手間暇の割に合わない、と。ビールのほうがよっぽど楽で、日本酒は半分趣味らしいです。実際、大学生にはラーメン屋として認知されているそうですが、これだけの日本酒コレクションがあるので、接待で使われる例も多々あるそうです。新政や田酒、獺祭など素晴らしいお酒を取り揃えているので、日本酒好きの方の接待に使われ、しかも新政などはボトル売になってしまうので、客単価が上がるそうです。限定酒も取り揃えているそうなので、通常品よりも早く消えていくそうです。まぁこれだけ揃えてたらそうなるわな・・・。
そして、最後にはお土産まで頂いてしまいました。
新政の
Colorsシリーズ、瑠璃2017です。しかも未開封。限定酒ばかり出ていくので、通常シリーズが出ていかないし、劣化してしまうとのことでくれました。タダです。確かに2人で6合飲んで、おつまみ食べて、ラーメン食べてとしましたが、日本酒を貰えるほど飲んでもいません。実は前回行ったときもなんぜか2杯くらい、タダで飲ませて貰いました。申し訳なかったですが、ご厚意に甘えて頂くことにしました。(5/1現在、自宅の冷蔵庫に収蔵)
すっかりヘベレケになり、友人宅で就寝して3日目が終わりました。