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2023年01月09日

最高さ!な年の初日の出ハンティング(その4)

最高さ!な年の初日の出ハンティング(その4) 一昨日UPした「その3」の続きです。これをUPしている9日(祝)は急遽出社仕事となったので、昨晩から大急ぎでまとめに励みましたが終わらず。仕方がないので帰宅後に書いている始末です。すんません。

というわけで、無事に令和5年の初日の出を鑑賞してから志布志湾をさくっと発って…錦江湾の右の先っちょあたりまで移動したので、これからフェリーで薩摩半島へ渡ろうかとしているところからのお話再開です。山川~根占の「なんきゅう」航路を使うのは久しぶりなので、気分はランランで天気は燦燦♪

積み残しの憂き目に遭わないように、出港の1時間前にはターミナルに着いてお船の到着を待っているんですが、それも苦にならないほどのすがすがしい気分で先に進めていきます。





なお、この航路は…21世紀に入ってからは複雑で禍根も残るような運営母体の交代劇を経験していて、現在は「なんきゅうドック」という船会社が運営しています。そんな歴史の片鱗がターミナルの建屋の入り口扉の取っ手に残されてたりして…なんだか萌えw



てな具合になんやかやと見物していたところ、沖合から船が近づいてくるのが見えてきました。12月の頭にドックから帰って来たばかりで、直した化粧がまばゆい船体と海の色とのコントラストが映えますー。^^





港内でくるっとターンしたら、慣れた感じで着岸。やっぱ海の男たちはカッコイイ(・∀・)





対岸からやって来たお客さんたちが降り終えるのを待って、ようやく乗船が始まります。係員の指示に従ってキワキワを攻めながら無事に乗船完了~♪





でも、キワを攻めすぎて運転席側からはドアを開けられず、車から下りられなかったので助手席側からよいしょよいしょと下りて客室に上がることに。こりゃ失敗w



その後間もなく船は薩摩半島・山川港へと出航しました。対岸までは50分ほどの航海です。このときは風が強く、航路も大洋に近い錦江湾の南端を走っているためか、結構揺れました。…まぁ船体が大きくないので致し方ないことですけど。




残念ながら、同じ湾内を航行する桜島フェリーや垂水フェリーのように、船内でうどんをすすることはできない(売店すらない)んですが、成層火山好きにはたまらない「開聞岳」を正面に見据えながらの船旅も、なかなかにオツなものです。



して、対岸の山川港に無事到着したらば、まずはその開聞岳方面に向けて走り出しましょう。以前に訪れた時よりもターミナル付近が少し寂しくなっている気もしますが…正月休みか気のせいだと念じながら、一気に西へ。





薩摩半島の南側の外周をぐるっとトレースするように走る国道226号は、交通量も多くなくてとっても快適。





昭和的なコンクリ造りの建物がやたらと目立つJR開聞駅近くの街並みを眺めながら走り続け、やがて見えてきた頴娃地区のビュースポット「瀬平自然公園」でひと休み。何度通っても、ここからの開聞岳の姿には見惚れてしまいます♪






いやはや、あっぱれ薩摩富士!!



そうして満足したら、ここらで国道226号と海辺とはおさらばして県道27号へとスイッチ。一気に北上していきます。





そのまま27号の道なりに走っていくと、武家屋敷群や特攻隊の資料館で有名な南九州市の知覧地区にたどり着くのですが…そちらには向かわずに、再び道を乗り換えて隣の川辺地区の方へと走っていきます。今回はお茶畑を見て知覧の雰囲気を感じるだけで我慢の子。





改良工事が進んでいる県道263号は、南九州市内のメインストリートの一つ。かつての頴娃・知覧・川辺の3町が合併してできた人口3万ちょいのこの市の内側には国道が走っていないので、頼りの県道が異様にきれいに整備されているんでしょうね。





で、ようやくたどり着いた川辺の街で何をするのかというと…これ。





このダリが描いた絵の世界に紛れ込んだかと錯覚に陥りそうな造形の建物は、なんと温泉。この稀有な摩訶不思議世界を教えていただいた ユノコ さんに感謝~♪





ただ、開店まではまだ1時間ほど間があります。これは残念!!また今度。




というわけで…お次に目指すは西隣の南さつま市。たまーに頭の中で南九州市とごっちゃになっちゃうことがありますけど、左側の「さ」が南さつまだと覚えておけば大丈夫。(なのか?w





さてさてところで、こちらの中心部は旧加世田市域です。なので、生活にはわりと困らないほどに街が拓けてます。そんな加世田といえば、その昔はタバコ生産と養蚕で大いに栄えて、南薩鉄道という私鉄が鉄道のターミナル駅を構えていたほどの旧い街でもあるわけで。





県道31号のどん詰まりに加世田駅の跡があるようなので、ちょいと見学を。





今はバスのターミナルと車庫に化けてしまった駅跡のど真ん中には、鉄道省の1760形と同じとされる「南薩鉄道4号機」が鎮座していました。敷地の入り口からまっすぐに見える位置なので目立ちます。ただ…野ざらしなので朽ち果て感がハンパないところにもシビレます。





きちんと再塗装すればもう少し長生きできそうなので…なんとかならんもんかねーと悩んでみたり。「南」のエンブレムなんて、こんなにもかっこいいのに。





あと、その奥にはDD12形も鎮座してます。「1201」ということは初号機??帰宅後にちょいと調べてみたんですが、謎のままです。うーむ、南薩鉄道の奥深さは…実に奥ゆかしい…。




ほかにも、かつては工場内でメンテナンスに活躍していたであろう機械類が…生活に溶け込む形で展示?されていたり。むむむむー…いとおかし。^^;










と…あれ?ふと気がついたらもう2.3万字…。

初日の出の鑑賞後に帰っていくだけの話なので「その4」だけで書ききろうと思っていたものの、話題が豊富な南薩マジックに引っかかってしまったようで書ききれませんでした。m(_ _)m

このあとに「その5」を書き起こしてみても、尻切れトンボ的にすぐ終わっちゃう予感しかしませんけど、いったんぶった切りますww


次には間違いなく完結させていきます。実は最後に一番書きたいネタを残していますので…今しばらくだけお付き合いくださいましー。






ブログ一覧 | 高回転でちょいと遠乗り | 日記
Posted at 2023/01/09 20:11:02

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この記事へのコメント

2023年1月9日 20:32
お疲れ様です!
開聞岳は美しいですね。南薩のほうは人生でまだ行ったことがない地域で、いつかは砂風呂や枕崎の魚を食べたいなと思っておりますが、いかんせんうちから遠いですからね💦
コメントへの返答
2023年1月10日 4:08
どもですー♪

全国津々浦々に成層火山はありますが、開聞岳のように等高線が年輪のように広がる綺麗な山は貴重な存在。これからも崇め奉っていきます。^^

もし砂風呂に行かれるなら、指宿の街中のは高いので、山川のをお勧めしまーす♪
2023年1月9日 21:07
開聞岳、27号の道なりの並木、直近では2014年に行きました。懐かしいです。鹿児島交通鉄道、1983年に乗りました。懐かしい。
開聞岳に最初に行ったのは1974年でしょうか。私の鹿児島ファンはその頃からかな?
コメントへの返答
2023年1月10日 4:12
どうもでございます!

南薩は、なんとなく(用事でもなければ)足が向きにくいところですが、今回久しぶりに巡ってみて、またその奥ゆかしさに触れられて幸せでしたー♪

鉄道乗ってこられたんですね!!うらやましいです。1983年といえば、まだ国鉄が生き延びていた時代…。あの頃は電車の中で喫煙できましたね。なんだか郷愁そそります。

鹿児島ファン歴が半世紀近い44Loveさんに満足してもらえるよう、今年は県内をガンガン走り続けます。^^
2023年1月9日 23:20
懐かしい航路です!
私の父は生涯免許無しだったので、旅行は公共交通機関か知人に便乗。
小学生の頃に両半島を公共交通機関で制覇(?)したのを懐かしく思い出しました。
根占を読めるようになって、開聞岳の美しさに魅了されたのは良い思い出です。

廃墟で有名になった西の離島もなかなか味のあるフェリーで、今も少し残ってるはずなので如何ですか?
便乗したい…
コメントへの返答
2023年1月10日 4:16
喰いついていただいてありがとうございまーす♪^^

公共交通機関だけであの辺を巡ったという体験は貴重だと思います!!…たぶん、鹿児島県民でもそうそういらっしゃらないはず。いまでもバスを使えばなんとかなりますが、太川陽介もびっくりするくらいの難行程になると思いますんで躊躇しますww

廃墟のある西の離島…甑島ですか?ちょっと気になるので調べてみまーす。^^
2023年1月10日 0:43
こんばんは(*^ー^)ノ♪

川辺温泉の建物の造形はもはや人間の理解を超えてますね…(笑)

というか、失礼ながら倒壊しているのかと思いました…(汗)

普通に温泉入っても平気なんですよね!?
コメントへの返答
2023年1月10日 4:18
おはようございます!!

川辺温泉すごいですよね。あれ、オーナーさんが自分で作ったらしいですよ。もうびっくり仰天。

温泉の方は、普段は15時以降にしかオープンしないようですんで、ちょっと気合を入れて行程を立ててから、また突撃して湯を浴びようと思います。オタノシミニw
2023年1月10日 8:15
根占から薩隅航路が出てたのは知りませんでした。
てっきり桜島フェリーだけかと。
しかし加世田駅!良いですねー♪これは行かないと。
コメントへの返答
2023年1月10日 20:44
どもですー!

この山川~根占航路は、一時期不安定で航路が休止していたりしましたので使う人も(基本的には)少なく、穴場的なフェリーになってます。是非いつかご乗船を~♪

加世田駅、思いのほかよかったです!!後で知ったのですが、資料館はバスの窓口でお願いすれば鍵を開けてくれるそうで、バスターミナルの方の倉庫には、他にも機関車が眠っているとか何とか。また行きますw
2023年1月10日 20:29
お久しぶりです。

アクティブなジータが健在で

最高です!!

2023年もタノシミ二してます。
コメントへの返答
2023年1月10日 20:47
どもどもですー♪

嘘星くんともども、なんとかかんとか生きながらえています。今年こそ…東の国へ遠征したいと願いつつw

実は私と同じ市内に白いジータ乗りな方がいらっしゃるよう(たまに見かける)なので…お近づきになりたいと願いつつ、維持に努めている昨今です。^^
2023年1月10日 22:42
今晩は。

なんきゅうフェリーさんのカラーリング。
これぞ、シンプル美かと感銘しました。鋼板の直線感と緩やかな塗装、いいですね。

未だ未踏の開聞岳と長崎ノ鼻。船上からなの眺め、”最高”ですね。

”タバコ生産と養蚕”で栄えた加世田駅界隈、勉強になりました。
どちらも”葉”由来の産業ですね。今は見ることが減った煙草の葉、しわしわ感、大好きです。シルクの光沢、今は見る機会減ってしまいました。

良い旅、うらやましい限りです。




コメントへの返答
2023年1月11日 6:54
おはようございまっす!

なんきゅうフェリー、綺麗でかわいくていいですよね♪5m未満の車両なら運転手込みで3,400円と、お安く渡ることができます。15分で渡りきる桜島フェリーが同条件で2,000円弱なので、お得感がハンパないです。(笑

かつての加世田市には結構な規模のタバコ葉工場があったようで、現在は3万人程度まで落ち込んでいる近郊域内の人口も9万人ほどいて、たいそう賑わっていた様子です。…実際、私が子供だった時分は、加世田といえば結構な街だというイメージがありましたし。^^

田舎のいい風景発掘、これからも続けます!!
2023年1月11日 23:07
花は霧島~♪ タバコは国~分~♪
国分に20年以上通いましたが、タバコ畑は見たことがありませんでした。
いまは宮古島でタバコを栽培しています。
宮古島の畑の大半は砂糖キビで、残りはタバコ畑でした。
1983年の春、吹上浜で寝転んでいましたが、ちょどその頃、北朝鮮に拉致されたカップルがいたようで、、
コメントへの返答
2023年1月12日 5:51
どうもでございまーす♪

平成の初頭には200人ほどいた国分のタバコ農家さんも、今は一桁なんだそうですね。時代はほんとに変わりました…。そして、宮古島でタバコというのは意外でした!!いつか行きたい宮古島♪

浜辺も、昔は治安のいいところと悪いところがくっきりと分かれていて、どうしても寄り付きがたい海岸なんてのもありましたけど、最近はそういうところ減ってきた気がします。…いや、むしろ人が減って誰もいなくなっただけでしょうか?(笑

そういえば、国道10号でおはら節の歌詞を書いた道路標示があるところがあります。もしかしたらあの辺にタバコ畑が…今度機会あったら探してみますー♪

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