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しげ爺太のブログ一覧

2020年10月21日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の6/完結)

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の6/完結)4日前にUPした「その5」の続きです。…もう1か月ほど昔の話になってしまいます。書くのが遅くてすみません。(笑

9月20日の昼下がりに「瀬戸内シーライン」さんのフェリーで、50音順巡行の「や行」の「え」で始まる名前の「江田島市」にある三高港から広島市の宇品港に渡ったところからのお話再開となります。天候は雲が多めの晴れで、ドライブには好適な状況が続いています♪





ただ…広島市の周辺はとにかく混雑がひどい印象があるので…生まれて初めて広島都市高速を存分に使ってしまおうと企み、宇品港から近い出島ICから、颯爽と都市高速に乗り込みワープ巡行としゃれこみます。^^





でもまぁ…中国道か山陽道でも使わない限り、あんまり遠くまでは走り抜けられないんですけどね。(でも、この都市高…快適でいいですねぇ♪





ともあれ、急いで次なる「や行」の「よ」の街へたどり着かねば…愛車と自治体庁舎の撮影記録がロクに画になりませんので、ナルハヤで急ぎ走り続けます。



中央分離帯でゴルフする人なんているの?…とか思いながら西へ西へ。(笑




そのうちに広島市境を超えて廿日市市に突入し、国道2号経由で宮島口駅前を通過。しかし…夕暮れ時のこの辺りの国道2号は、相変わらず混み具合が最凶なご様子です。><;







でも、これに我慢しつつなんとかかんとか広島県から山口県へと渡り、岩国市街を抜けたあたりで今度は国道187号に折れて中国道の六日市IC方面へと転進ー。





という感じで、「や行」の最後はさくっと島根・山口・広島の3県境にひっそりと佇む「吉賀町」で〆ることにします。かつては「六日市町」と「柿木村」として存在していた2つの自体が合併して15年ちょい前に誕生した自治体なようです。…あぁ、先輩方…貴重な「よ」の名前にしてくれてありがとうございました。(笑



暗くなる前に何とか到着したいなぁと思いながら、すぐ脇を走る「錦川鉄道」もガン無視しつつ…道なりにガンガン走って山口県から島根県へと突入したら、吉賀町役場はもうすぐそこ♪






多分、今でも世間的には「六日市」の呼び名の方が通っていますよねー。道の駅の名も高速のIC名に合わせて「むいかいち」ですしー。





そのまま中国道の高架を抜けて、六日市病院の脇の味がある商店街をするするっと抜けたらば…目指すゴールの「や行」5か所目、「よ」の吉賀町役場に到着です!!





はい。夕暮れ前に一丁上がり!お疲れさまでしたー♪^^




ちょいっと手抜きが過ぎますが、辿ったルートはこんな感じです。…なんだか上手い具合に中国・近畿地方の中で回すことができました。…この雑な絵はいずれ差し替えるかもです。^^



庁舎の周りはこんな感じで、とっても長閑です。…なので…、この後どうしましょうかと、しばし途方にくれてみます。さすがにこの後で「ら行」巡行に突入する元気は、これっぽっちもありませんww



とりあえず、町役場のお隣にあった消防署なんぞをちらちらと見学しつつ、このあとのアディッショナルな帰り道ツアーの行程をPentiumにも劣りそうな頭のシナプス回路で、一生懸命に組み立ててみます。トヨタ、日産、いすゞが生んだいいお年頃な小型消防車両のきれいな姿にうっとりしつつ。






でも、ちんたらと考えていても何も生まれなかったんでw、ひとまず近くの道の駅に移動して続きを考えることに。…あんまりここに長時間留まっていたら、単なる不審者にしか見えませんので。^^;



そんなこんなで5分ほど走って道の駅についたら…まぁ綺麗な建物なんでびっくり。





そういえば車中泊した昨夜からお風呂に入っていなかったんだった!と、これ幸いに温泉へと突撃します。うっほほーい。すんごく大きな温泉施設っぽいですよー。





お客さんがたっくさんで浴室の中は撮れませんでしたが、真新しくて清潔で最高でした。泉質がどうこうというよりは、スパ的な良さを備えたところですよ。環境にも優しい仕組みなようですし。






ほっかほかになって表に出てみると、もう真っ暗。光害が少ない漆黒の空には大きな三日月がくっきりぽっかりと浮かんでいました。いつか天体もきれいに撮ってみたいものですが…今のデジカメではこれくらいが精いっぱい。




で、真っ暗とはいえ時刻はまだ19時と早い時間帯ですんで、晩御飯どころを求めつつ至近の六日市ICから中国道で西へワープを敢行。途中、いわゆる集中リフレッシュ工事が行われていてしばしば通行制限に出くわしましたが流れ自体はいたってスムーズで、あっという間に山口県西部の小郡ICまで駆け抜けました。





そうして21時ごろ、今宵の停泊地はここ!とばかりに勢いよく飛び混んだのは、毎度おなじみのこちら。でも、連休中だからなのか…やたらと混んでいますね。><





しょうがないので、道すがらにつまんできたおつまみで胃とのどと心を潤したら、車中でいったんお休みー。(だるだるでもうこれ以上走れませーんw







そのまま朝の4時までぐっすりと寝て起きて、再度店内を覗いてみると、さすがに空いてて作戦成功♪もう腹ペコなので、朝っぱらからガッツリいっちゃいますよ♪






GI値の高いホルモンうどんでガツーンと血糖値を上げて目を覚ましたら、後は惰性で福岡市へ。ああ、いつも美味しい料理に感謝。ごちそうさまでした。





明るくなって道が混んでくる前に少しでも福岡市に近づいておくために、食後の眠気覚ましBGMはTUBEでキメて、爆走する大型車の後ろを丁寧にフォローしつつ、あっという間に関門トンネルをくぐり、ばびゅーんと九州島へ上陸ー。







こうして、「ま行」の残り「め」を求めて走り出した今回の4日間にわたる行程も、なんとか無事に終えて帰ってくることができました。津々浦々の神様、今回も安全運転を見守っていただきありがとうございました。お世話になりました♪






これにて、足掛け2年目となる50音順の市町村名頭文字巡行の残りスポットも「ら」「り」「る」「れ」「ろ」「わ」「(ゐ→)い」「う」「(ゑ→)え」「(を→)お」の10自治体のみとなってしまいました!!…さぁ、先は見えたが…これは死ぬほど長い道のりだぞ…、と気を引き締めつつ話を終えます。



毎回恒例の統計データの提示もせずに、これにていったん締めますけど、書けてないところについては「ら行」の予告編などで拾っていきますのでご容赦くださいませ。m(_ _)m



それでは!
とっても長い間おつき合いいただきまして誠にありがとうございました!!
やっと終わったー!!
…文中のアンカーリンク付けは…後でやりますwww


(了)









Posted at 2020/10/21 06:40:37 | コメント(15) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記
2020年10月17日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の5)

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の5)2日前にUPした「その4」の続きです。

9月20日の午前中から伯耆大山の麓を駆け回り、JR芸備線に沿って昨年7月の豪雨被害を受けた地域を通って広島市方面へと向かう途中からのお話再開となります。50音順市町村名巡行の「や行」も、残すところあと「え」と「よ」の2自治体を残すのみ。一方で、秋のシルバーウィークの残りは、当日含めてあと3日間。

…余裕のよっちゃん状態で快晴の備後・安芸路を快走していきます♪





あぁ…なんだか楽しくお食事できそうなドライブイン…でもまだ開店前だなぁ、なんて考えながらも黙々と国道183号を走り続け、庄原市から三次市まで辿ってきたところで国道375号へスイッチ。





その後しばらく走ると眼前に現れる中国道の三次ICに…は乗らず、一途に南下して90キロほど先の呉市方面を目指します。





はてさてそして、現在どこに向かって走っているかというと、大阪府以西では2か所しかない貴重な「え」の自治体の一つとなる、広島県の「江田島市」。ちなみに、もう1か所は宮崎県の「えびの市」で、そちらには「あ行」巡行で訪問済み。…ゆえに、50音巡行のセカンドラストな自治体となる「わ行」の「え」への訪問に際しては、ちょいと遠出が必要になるということになりますです。><;



で、話を戻して国道375号について。この道は結構な田舎地帯と峠を縦貫する3桁国道ではあるんですが…走っていて気持ちがいいくらいの直線多めな快走路なんです。途中で何組もの2輪乗りに遭遇しました。…この道、覚えておこうっと♪^^





ただ、この道を快適に走れるかどうかにはタイミングもあるようです。とりあえず、ドライブに好適な秋晴れの休日の午前中にこの道を北上しようとすると…都市部からの車で結構渋滞するようなのでご注意ください。

東広島市境辺りから急に対向車が長い車列をなすようになってきて、ちょっとびっくり。




しかして、そのまま山陽道の西条IC入り口を超えたら、ぼちぼち国道2号が横断する東広島市西条の市街地に突入です。江田島市への陸路入り口にあたる呉市まではもう少しといったところ。





仕上げに大根坂峠をさくっと超えたら、ようやく呉市に突入~♪






さすがは旧海軍の拠点都市だっただけあって、結構栄えています。呉市といえば、これまで呉港の大和ミュージアム辺りをスポット訪問したくらいで、あまり詳しく知らないんですが…空が高くて住みやすそうな街ですねー。





…かと思いきや、実はこの街って郊外が坂だらけでなかなか大変そう。(笑






ちなみに、国道487号を通って道路標示を頼りに江田島市を目指す場合は、とりあえず「音戸」(おんど)方面に向かってください。「江田島」という表示は、呉市の中心部で1か所出てくるだけで、その後は島嶼部に至るまで一切出てこないという鬼仕様ですからご注意を。




そんなこんなで…なんとか市の南西部に浮かぶ島・倉橋島との境にかかる「音戸大橋」を見つけたら、ぐるっと上がってきゅるっと下り、ようやく出てきた江田島の表示に安堵しながら、一時487号を離れて島の西部の県道35号へ。







すると、やっぱり島は島だと再認識させられるというか、なんとなく本土とは違う「嶼」な雰囲気がぷんぷんと漂う…いい感じの風景に出会えます♪ I love islands!!^^





しかるうちに、自然と国道に復帰すると目の前にはふたたび大きな橋がお目見えします。こちらこそが江田島市への入り口となる「早瀬大橋」。「ゆ」の島根県湯梨浜町から日跨ぎで走りきること距離約300キロで時間的には16時間。ようやく次なる「え」の目的地が見えてきました。






江田島市があるのは能見島という大きな島。行政区域的には広島市の南隣となりますが…通過してきた呉市に属する倉橋島よりも「島っぽい」香りが強い雰囲気に包まれてはいます。でも、なんだか家も多くて人口は多そう。





そんな雰囲気に癒されつつ、メインストリートのコンビニが建つ交差点をおもむろに曲がった先に現れるのが、「え」の江田島市役所。おやや、なかなかに大きくて市役所然とした建屋のようです。



というわけで、ようやっと4か所目ミッションのクリアです♪…あぁ長かった。





と、安心したところで、すかさず昼食の調達を。もう、なんだか疲れ果てていたということもあり、この先の行程の余裕度を考えて、市役所の目の前にあった「藤三」さんでちゃちゃっと旨そうなお惣菜をGetしてすますことに。^^;




調べてみたところ、江田島市の人口は総計で2.2万人ちょいなんだそう。確かに…島嶼としては人が多いほうに分類される部類なのかもしれませんが、観光地でもない生活感の溢れるスポットで行列ができるお店に出会えるとは…ちょっと意外でした。…街じゃん!!(ここ「てんてく」さんの芋、旨いんですかね。並んでなければ…試してみたかったw



で、そそっと食料を調達したらば、再び国道487号に戻って今度は能美方面へ北上します。このあと、呉市方面に戻るのも癪なので、フェリーで広島市の宇品港に渡ってしまおうという算段で。^^





江田島市~広島市間のフェリー航路はいくつかあるようなんですが、今回は三高港発の「瀬戸内海汽船」さんのグループ会社「瀬戸内シーライン」の航路で渡ることにします。



もう片方の突端にある切串港からも結構な数のフェリーが出ているんですけど、そちらの方への道すがらにある「第一術科学校」の見学も、コロナ禍のせいで受入れが中断されているので、もういいやって感じで。(笑





小一時間ほどかけて三高港に到着してみると、次の便まで生憎40分待ちとのこと。





でも、無問題です。こういうこともあろうかと、市役所前の藤三さんで買ったお惣菜はここまで温存しておいたので、適当に遅めの昼食を摂っていれば、そのうち船は来るという計算でー♪




500円とはとても思えないクオリティと量のお寿司をほおばっていたところ、係の方が待ち列の順番に従ってフェリーチケットを手売りに来ました。…うーむ初めて見るスタイル…。ワタクシもそうでしたが、初めて訪れた人ならば10中8-9は、何も考えずに営業所にチケットを買いに行くと思いますが、ここでは係の方が来るまで列に並んでじっとしておきましょう。これ、斬新ですね。




そうこうして落ち着いていたところ、やがて対岸からフェリーが近づいてくるのが見えました。こじんまりとしながらもなかなかにパワフルな動きを見せています。




対岸からのお客さんが下りきったらば、早速乗船を。この日は、連休中ということもあってか積み残しが出そうなほどに待機車列が連なっていたんですが、係員の職人技で全ての車を積み込み完了。デッキから見ていて、良く積み込んだもんだと…ちょっと驚きました。






そんなワタクシの驚きもよそに、フェリーはさっさと出港して12キロ先の広島市南区の宇品港へと進み始めます。いやー、実にあざやか。運航便数も多いので、ベテランぞろいなんでしょうね。




びっくりついでに航海中に珍しいものを見られたので、思わず激写。さすがは軍都・呉を臨む広島湾です。フェリーで自衛隊の艦船に出会えるとは。…しかもこの船、舞鶴生まれの5104「わかさ」さんではないですか。また舞鶴まで戻ってもう一度艦船見学をしたい気持ちが、少し…ふつふつと。^^




その後も穏やかな湾を渡り続け、対岸に白亜のお城が見えて来たら、ぼちぼち到着です。(あの建物は「平等大慧会」という教団の施設なんだそうです。





そういう行程を経つつ、広島市に上陸したらば、お次に目指す「や行」最後の「よ」の街へと進んでいくのですが、キリのいいところのここらで30,000字制限到来!!

「よ」で始まる名前の自治体も、昨今ではめっきり少なくなってレア度が増しているんですが、幸いにも最終的に戻る福岡市への道すがらにいいところがありましたんで、そちらを目指すことにします。

続きは、また次回に。(次回はちゃんとフィナーレまで書ききる予定♪

もう1か月ほど前の話になってしまうんですが、今少しだけお付き合いただけますれば幸いです。
m(_ _)m










Posted at 2020/10/17 20:17:44 | コメント(11) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記
2020年10月15日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の4)

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の4)3日前にUPした「その3」の続きです。

市町村名50音順巡行の「や行」攻略の小旅行中、「や」「い」「ゆ」の自治体庁舎までをなんとか訪問・撮影し、次なる目的地「え」で始まる名前の自治体を目指して走り出すところからの続きになります。ときは、9月の20日の日曜日。

世間では秋の4連休の2日目ということで、少し浮ついて楽し気な空気に包まれた、すがすがしい早朝からの出来事を綴るところから再開していきます。





ミッションとして「え」を目指さねばならないという思いはあるものの、せっかく訪れて車中で夜明けを待った、鳥取県の名峰「大山」の麓というロケーションを無視して先に進むわけにはいきません。…というわけで、国道9号からそそっと県道171号に折れ、大山方面へと駆け上がっていくことにします。




そしてすぐに合流する県道158号に乗り換えて、真っすぐに伸びる朝焼けの伯耆の田舎の田んぼ道を颯爽と南下していくと、正面には雄大な山稜が現れます。…なんだかいちいち憎いくらいに神々しいこの辺の道路…いったいなにごとなんでしょうか。近隣の住民の方がうらやましくなるような、良い空気に包まれています。





なんというか、ヒマワリと架け干しの稲とを一緒に見られる不思議さって、神秘的ー!とか思いつつ、せっせかと山の麓の勾配を駆け上がっていきます。





すると辺りは次第に山道の様相を呈してきて、20分ほどで登山道入り口に近い駐車場に到着ー。






早朝の6時半ごろと、つとめて早く来てみたのですが…さすがは連休中ということもあり、すでに多くの車で埋まっています。人気観光地は…やっぱすごいですね。^^





周りを歩く人々の9割以上が登山装備でびしっと決めている中、普段着でふらつきまわるのはなんだか変な気もしてきましたがw、とりあえずすらっと伸びる参道をえっちらほっちらと上りつつ後ろを振り返ると、眼下には朝焼けの米子市街の様子が見て取れます。





コロナのせいなのかそうではないのかは分かりませんが、いくつかの廃屋と新規開店のお店とが混在するスティーピーな参道をひたすら10分ほど登っていくと、地区名の由来ともなっている「大山寺」にたどり着けます。







霊峰・大山の玄関口で古くから地域と登山客の安全を見守る古刹だけあって、楼門からは凛とした威厳ある雰囲気があふれ出してきています。天台宗では「別格本山」とも位置付けられているだけあって、かっこいいですなぁ。





思いのほかきつい勾配ですでにバテバテになりながらも、境内の観音堂の前に延びる最後の階段を上りきったところにあるのが本堂です。欄干の装飾や艶めかしい屋根の曲線美が美しいですねぇ。






本堂の前には「なでぼとけ」さんがおわしたので、思わずなでなで。長距離走で腰に来ないよう、入念に撫でまわしてきましたw(個人の責任で感染症拡大には注意しましょうね!)




これまでとこれからの交通安全を深々とお願いしつつお参りを済ませたら、境内にあふれるいろんなものを愛でながら下山します。うかうかしていると、お客さんが増えてきますんで、その前に。






参道脇からは大山寺のさらに高いところに鎮座する「大神山神社」へと続く道も見えますが…今回はパスします。…もうよけいに15分歩くのは…きついっすーww





さぁ、そんな感じで大山の麓を離れ、「え」の街への巡行を再開させていきます。ここではやってきた道を戻らず、県道158号をさらに奥へと走りながら、大山の裏側・中国山地の奥の方に回るルートで瀬戸内海方面へと辿っていくことにします。






途上で見かけた農道やら駐車場やらで最後に大山の雄姿を収めたのちも延々と県道52号を下って行くと、谷あいの集落でようやく米子道と遭遇。あぁ、大山の裾野は広かった…。







ちょっと朝から走り込んで疲れてしまったので…棚田の脇で見つけた小川で小休止。




洗い越しのような小さな橋に腰かけて冷たい水で目覚めの水遊びに興じたら、続きに戻ります。そのままペットボトルに詰めて持って帰りたくなるほどの清い流れで疲れも流されました♪







そしてそのまま鳥取県の最奥部・日野町、日南町域から広島県の庄原市に抜ける国道180、181、183号あたりをうねうねとトレースし、県境の鍵掛峠を目指し南下~。







無事に峠を乗り超えたら、鳥取県ともおさらばです。






…と、そんな感じで颯爽と走って行く予定なのですが、どうもこの辺りには目移りしがちなプチ面白スポットが多くて困ります。^^






ヒバゴンの里…。確か誰かがblogでヒバゴンの映画に触れていたような…。と思いながら、ついつい脇道へ。





ヒナゴン…?…ヒバゴン…?



1970年代、この辺りで正体不明な怪獣的なものの目撃情報が相次ぎ、全国区で有名になった幻の獣の名前が「ヒバゴン」。そして、その話をもとにした重松清の小説のタイトルで謳われているのが「ヒナゴン」。さらに、2004年にそれをモチーフにしてこの辺で映画が撮影された、という流れなんだそうで。




…これは、やはり一度小説か映画に触れてみねば…。謎過ぎるw

などと考えながらも、ローカル線の駅となるとどうしても線路を見たくなるので、その辺をちゃちゃっとおさえつつ、国道に戻って先を急ぎます。




この先も、そんな感じで「え」の街へとアプローチを続けていくのですが、3万字制限も見えてきたので、ここらでいったんぶった切ることにします。^^

「え」の街…西日本では超レアですので、もうどこかお分かりの方もいると思いますが…答え合わせは次回迄引っ張ることに。

では、そんな感じで一旦閉じますが、引き続きよろしくお願いします!!






Posted at 2020/10/15 21:46:56 | コメント(14) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記
2020年10月12日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の3)

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の3)2日前にUPした「その2」の続きです。

50音順の市町村名巡行も終盤に差し掛かった「や行」の「や」から「よ」にかけて駆ける中で、琵琶湖から若狭湾に出て丹後半島にある「い」の街・「伊根町」へとやってきたところからの話の続きとなります。

9月19日(土)の夕暮れ前、せっかく風光明媚な伊根町へやってきたのだからとばかりに…役場(本来の目的地)に立ち寄るのも後回しにしてw「舟屋」の風景を拝みに走ります。舟屋というのは、海面にせり出して建っている家屋で、1階部分が船の格納部、2階部分が居住部分といった構造の建物の呼称なんだそうです。




地域には、割としっかりとした駐車場が整備されているのですが、結構な数の車が停まっています。今回は運よく何とかギリギリ1台分のスペースに滑り込むことができて一安心。ただ、おそらくこれらの半数以上は釣り客のものかと推察されます。なんだかやたらと賑わってますもん。





では、早速舟屋の街並みの方へと歩みを進めていきましょうか。




天然の要害のような奥まった湾の海辺に立ち並ぶ、落ち着いた雰囲気の家屋群…これはいい。地形がいいのか、おそらく高潮の被害も受けにくい場所なんでしょうね。バリ島なんかの観光地でよく見るリゾートコテージよりも海と一体化したかに見える生活空間の様は、なんだか物語の中に迷い込んだかのようなイメージを与えてくれます。現実ですが、現実離れしているというか…。^^




集落の奥で祀られている「八坂神社」も独特な雰囲気で、目をひきます。






こちら、創建の年は不明といわれていますが、400年以上の歴史があるようで。平年であれば7月に「伊根祭」と呼ばれる漁船の祇園際のような祭りが開かれるそうですけど、その起源にかかわっているようで。





そして麓の目抜き通りたる1.5車線沿いの街並みには、独特な家紋を掲げる蔵がいくつか。







現住家屋が多いとはいえ風情ありまくりなので、もう写真撮りまくりです♪





でも、ぼーっとしてるとバスに轢かれますからご注意をw



と、そんな感じで舟屋群の風景に満足したら、本来の目的である市町村名巡行のセオリーに倣って「伊根町役場」へと急ぎます。…あぁ、名残惜しや。





とはいえ、実はこちらの役場は、舟屋群からならば車で5分足らずなんですよね。^^



そんなこんなで、「や行」2番目の自治体となる「い」の伊根町役場に到着でーす!!木造で何とも温かみのある造りの庁舎です。





庁舎正面にはなんだか意味深な円形の何かがあったんですが…何ですかね、これ。まさか、自転車置き場ではないですよね。(笑



でもまぁ、明るいうちに何とか「い」まで攻略できたので、ほっと一安心です♪…さて、お次は「ゆ」で始まる名前の自治体です。決して湯沢市ではありません。遊佐町でも由利本荘市でもないです。(…それにしても奥羽って「ゆ」が多いなぁ…。)



なにはともあれ役場で一服したら、日出地区から夕陽を浴びながらそそっと巡行の旅へと戻って次へと急ぎます。とりあえずは国道178号を伝って丹後半島をぐるっと回る形で、西へ。





その途上、道路脇の素敵なロケーションにいい感じの景観を拝めそうな展望台が用意してありましたんで…せっかくですから休憩を。




「蒲入展望所」と呼ばれるこちらからは、丹後半島の先っちょの経ヶ岬方面に向かってリアス的に複雑に入り組んだ断崖が連なる様を一望することができます。良い景色ー♪




そんな絶景で端っこ感を堪能したら、暗くなる前に再び西へ。





なんとか日が暮れ切って闇に飲み込まれてしまう前に丹後半島から抜けてしまいたいなぁと思いつつ、夕日を追いかけてひたすら国道178号を西行します。





そうして、半島西部の景勝地を強い意志で全部パスしてw急いだ結果、暗くなる前にワインディングロードを抜けて、京丹後市の街中にまで下ってくることができました。やれやれ…一安心。





と、ここらで安心ついでに、ちょいと地域の本屋さんに立ち寄りを。




今回はちょっと実験的に紙の「道路地図」を持たずにIT機器だけで走ってみようという試みもひそかに行っていたんですが…もう我慢ならないということで、急遽Get。やっぱ、情報を網羅的に一覧(一目)で確認しやすい道路地図の方が、自分の性に合っているみたい。

大塚愛と風味堂は…500円で投げ売りされていたんで思わずつまんだところ。(笑



その後、夕焼けの日本海沿いを豊岡市→香美町と順調に走り抜けたら、京都府ともお別れ。夜の灯りに照らされた鳥取市街もさくっと抜け、ひたすらに走り続けます。







鳥取県と島根県の日本海沿いの幹線は、何気に高規格化がガンガン進んでいるので、特に日が暮れた後はすいすいすーと走ることができてよいです。(こうして…地方都市のストロー現象はいっそう進行するわけですがw




…と、あまりにも快調に走れてしまっているせいか、50音順の次なる目的地「ゆ」の街がどこなのかをご紹介するのが漏れておりましたね。次に目指しているのは、鳥取県の西部にある「湯梨浜町」になります。国道9号BPで見かける「はわいIC」のある、あのあたり。倉吉市の北隣といった方が分かりやすいかもしれません。



当夜は、なんとか湯梨浜町まではクリアしたのちに、大山の麓くらいまでには到達したいなぁと頑張って走っているところなんです。これまで、フェリー泊、ビジホ泊と贅沢に過ごしてきて、ライフゲージもある程度余裕がある状況なので、今回は車中泊で過ごそうと思い、事前に夜食も調達しつつ国道9号を粛々と西へ。






そのまま走りきること1時間余りで、難なく湯梨浜町境を通過。





で、するっと役場へ到着!!(ストイックに走りすぎて、途中で書くネタが見つからず、ナッシング!…梨の街だけにwww





これで、残すは「え」と「よ」だけ。それさえ撮ってしまえば…最後に残すは「ら行」と「わ行」だけ♪あーなんだか…終わりが見えてくると、それはそれでなんだか寂しさを感じ始めてきたりして。

とはいえ、「ら行」は泣く子も黙る修羅の道。簡単には終えられないでしょうから、ま、当面はネタ終了の心配はしなくても大丈夫です。




そんなこんなで、ゆるゆると西への走行を続けていくのですが、時刻もそろそろ22時の手前となってきたというわけで、いったんこちらでお眠することにします。…当初は「道の駅・大山」を目指してい走ってたんですけど満車で「密」でしたので、国道脇PAの「大山パーキング」に逃げてきました。こっちはガラ空きでゆっくり眠れます♪^^





それでは。
以降は次回に続けます。




引き続きお付き合いいただけますれば幸いです!!^^



Posted at 2020/10/12 12:39:18 | コメント(11) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記
2020年10月10日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の2)

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の2)6日前にUPした「その1」の続きです。間が空きました!!ぼっーとしてんじゃねーよ、と叱ってください。><

9月18日の夕暮れ時に「や行」最初のスポット「や」の野洲市役所を発ち、次なる「い」の伊根町役場(京都府)を目指しながら、琵琶湖畔で長浜のお城やラーメンを堪能しつつ、日をまたいで国道8号と303号で福井県入りし、国宝の「明通寺」で心を洗い中…なところからのお話再開となります。

天気は、前日とはうって変わっての晴天です。ワタクシ自身これまであまり走ったことのない若狭エリアがこの入境を歓迎してくれているかのような天候に、なんだか嬉しくなって…寄り道しまくりな道中となっております。(笑

というわけで、明通寺の境内をふらついているところから、つらつらと。





ちなみに…こちらの威厳ありまくりな外観の本堂には、どっぷりと立ち入って本尊の薬師如来様を拝観することができます。^^






して、その荘厳な本堂の奥の一段上がったところに佇むのが、渋さ漂う三重塔。




塗装やニスなどの艶やかさは無くとも…朽ちずにどっしりとたたずむお姿に…惚れずにはいられません。なんでこんなに堅牢なんでしょうね。これぞまさしく「ロストテクノロジー」をふんだんに活用した建造物の鏡…なんでしょうかね。良いものを拝観しました♪





そんな感じで満足しつつ境内を下りたら、時刻はちょうどお昼時。駐車場内にあった看板に惹かれつつ、昼食どころを目指します。





なんだか温かみのある玄関にたどり着き、ランチについて尋ねてみたところ…無情にもNGをくらってしまいました。いや、確かに4連休初日たる9月19日の土曜の昼時ではありますが…宿泊客で手一杯だとは。なんだかんだ言って、地方の観光も潤いを取り戻しつつあるんじゃないの?と、悲しさの中にも嬉しさを感じたところで。



ま、仕方ないので伊根町行きの行程へと戻ることにします。





国道27号に乗り、お城で有名な後瀬山のトンネルを抜けたらば、そこはもうバラク・オバマ氏のおかげで知名度の上がった小浜市の町はずれ。ついにやってきましたよ、敦賀湾。このままついついっと舞鶴市まで走り抜けて、早いうちにお昼にありつこうかと。





大飯原発で有名な「おおい町」域に入ると、原発施設よりも何よりも、目前に絵に描いたようなほどにシュシュシュッとした、コニーデ的な何かが目に飛び込んできて、心をわしづかみにしてくれます。こちら、青葉山という山で、別名「若狭富士」とも呼ばれるものです。




ただ…しばらくそのまま走って行くとわかったんですが、あの山影は…裏側から見るとシュッとしていません。あれ不思議だなぁと思い、後から調べてみたところ、この山ったら成層火山ではなくて、土地の隆起と浸食だけでたまたまあんな形に育ってしまったものなんだとか。



そして、そんな自然のイタヅラにきゃっきゃと喜びながらもさらに走り続けると、いつの間にやら舞鶴市内にまで至っていました。目指す伊根町までは、あと60キロほど。




しかして…海自屈指の拠点港でもあるこの港町をお船も見ずにスルーしてしまうのは、あまりにももったいないですよね。ここはやはり、昼食がてらにちょいっと寄り道していくことにします。今回たまたま見つけた湾岸の市営駐車場は、海自の舞鶴教育隊校舎の目の前にありました。




…でも、お船が1艘も見当たりません…。



それもそのはず。艦艇が係留しているのは、実はこの湾の西側の埠頭なんだそう。駐車場からほど近いところにあった、今回のランチ処「よこ田」さんの大将に教えてもらいました。いやー、やっぱ地元の話は地元の人に聞くと早いです♪





そんな親切なお店で食したのは…海鮮ではなく、海軍カレーwww




実はこれ、おみやげ品でも持ち帰れるご当地のレトルトなんですけど、旨いんですよ♪…お土産で4つ買っちゃいましたw




で、カレーで満腹になったら、さくっとお船を見に行きます。ここから西側の「赤レンガパーク」と呼ばれるあたりの波止場までは歩いていけないこともない距離ではありますが…あとでまた帰ってくるのが面倒いので、車でさくっとw





少し高台にある駐車場の麓には、海自・舞鶴地方隊の工作部の拠点港が広がっています。コロナ禍以前の週末には、こちらもよく公開されていたようなんですが…あいにくと昨今は、その重そうな門扉は閉ざされたままなご様子で。




なので、鉄柵の隙間から無理やりお船を撮ります。688と記してあるので、こちらは掃海艇の「あいしま」さんのようです。ブリッジで前を向くバルカン砲が…厳ついですね。




その奥にも、4301「ひうち」や425「ましゅう」さんなんかがお休みされています。いやー、絶景かな絶景かな♪海自の街とはあまり縁がない生活を送ってきたので、こういう艦船が集合した光景は…惹かれます。




そして、そのさらに奥は南極観測船の「しらせ」も。艦番号5003と記されています。…あの船って海自の船だったんですね…知りませんでした。(文科省で建造→海自で運用)



港の脇には、ここいら一帯の公園の名の元ともなっている赤いレンガの倉庫群と博物館も。





今回は公開地にあるレンガの展示だけで満足してしまったので、博物館内には立ち入っていません。またいずれ来ようっと。^^






と、そんな感じで舞鶴港の軍靴の音を脳内再生しながら、伊根町への行程へと戻ります。




港を出てすぐのところで、海風にさらされてちょっとくたびれているように見えたマクドナルドの2階建てバスに、ほーっとため息をつきながらも、混雑する国道27号を西へ。




なんで混雑するのかといえば、この道の先にはかの有名な「天橋立」があるから。しばらく我慢の子状態で27号から178号に入って、丹後半島方面に抜けていきます。





ついでに、この辺りを走るドライバーを惹きつけてやまない「ダルマ」さんにも記念撮影ながら一寸だけ寄って、先を急ぎます。…ちょいと寄り道が過ぎましたからね。まだ先は長い!急げー!





と、そんな感じで急いで走っていると、なんだか海辺のワインディングに差し掛かってきて…あぁ丹後まで来たんだなぁ…なんて、ちょっとだけ感慨にふけりながらも休まず走り続けます。…混んでますけど、そして陽も陰ってきてますけど、ひたすらに。






「よし乃や」…確かどなたかがお勧めされていたような…なんて思いながら、天橋立ケーブルカー乗り場前をするっと通過して、ひたすら急ぎます。…「や」の野洲市を出てからまだ200キロちょいしか走っていない、こんなところで日暮れを迎えるわけにはいきませんからね。






だがしかし…日暮れ前に30,000字制限の方が早く来そうな頃合いとなってしまいましたw





伊根町までは…たぶんあと1キロもないはず。…と念じていたら、市町境を超えてなんとか伊根町域に入ることができました。道路標示には、いつか訪れようと憧れていた「伊根浦舟屋群」の文字が見えます♪



そんな感じで日没の前になんとか伊根町域まで達する(そして書ききるw)ことができて安心したので、ここいらでいったんぶった切ります。



次回以降、舟屋群の景色でほっこりしつつ、役場との逢瀬も無事に経たのち、次なる巡行の拠点「ゆ」の自治体へさっさかと向かっていきます。^^

引き続きお付き合いいただければ幸いに存じまーす。(次はなるべく間を開けずに書きます!!)









Posted at 2020/10/10 02:18:08 | コメント(11) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記

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