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しげ爺太のブログ一覧

2020年09月23日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「ま行」後編の2)

市町村名の頭文字追跡巡行(「ま行」後編の2)一昨日UPした「後編の1」の続きです。

市町村名の50音順巡行も佳境に入り、「ま行」の後半「め」の街を目指して九州の北端・門司の新門司港からチート的に大阪府の泉大津港に渡り、奈良県をかすめて三重県に向かう経路の途中からの再開となります。…なお、前回の中で橿原市を「奈良県南部」という表現で書いてしまいましたが、それは全くの嘘で、むしろ「北部」にあたります。

つつしんでお詫びして訂正いたします。^^;

いやぁ…奈良県…縦に長い!!w

…それでは改めて、9月17日の金曜平日の早朝に、順調な流れで橿原市のお隣にある桜井市内の国道165号を東進する様からの続きを。




さてさて…のっけからではありますが、道路標示の「長谷寺」の文字に強く惹かれてしまったので、さくっと寄り道してみます。地場の観光協会もイチオシっぽいですし、看板たる石碑も立派。そして、おあつらえ向きに市の駐車場も用意されているとくれば、寄らない手はありませんよね。^^




ただ、有料という表示がありながら受付にはどなたもいらっしゃらなかった(何時にオープンするのかも不明)ので…とりあえず車を置いたら門前町の中へと歩み始めます。風情があってよい街並みです♪






しかし、お寺までの道のりが遠いw



こちらの市営駐車場から長谷寺までは、だいたい1.5Kmほど離れているようですんで、暑さが増す前にえっちらおっちら歩いていきます。





で、ようやく見えてきたのがこちらの仁王門。さっすが、立派ですね。





ただ、8時半までは拝観できないようですんで、今回はお参りを諦めます。あぁ…残念ですがここはおとなしく引き返します。元来た道は1.5Kmなので、朝っぱらから健康的に往復3Kmのウォーキングしただけとなりました。(笑





でも、なんだかもったいないので沿道のお店をじろじろと見物しながら、脇道の奥ににおわしたお社さんにもちょいとご挨拶を。





こちらの「長谷山口坐神社」は、かの延喜式で定められた祈念祭祝詞の中にも出てくるという由緒あるお社さんのようです。…ただ、境内には大量に蚊が飛んでいたので、上って撮って1分で撤退しました。いわゆる「大和六山口社」の巡礼をお考えの方は、是非虫よけを携行くださいませ。(笑






さて、そんな感じで寄り道を終えて(最後まで駐車場が無人だったので…そのまま失礼しつつ)運転の続きに戻ったら、これまで走ってきた国道165号とは宇陀市内でお別れし、369号へと舵を切ります。この道は、酷道として名高い166号と並行して走る山超えルートのよう。御杖(みつえ)や曽爾(そに)なんていう…これまた古式ゆかしそうな地名の村々を通って三重県側へと抜けることにします。

…そういえば…たしか前回、国道165号で一気通貫に三重県へ…とか書いていた気がしますが、それも嘘です。すみませんww





想像以上によく整備された道を延々と走り、高原の中の曽爾村を超えて県境の御杖村に達したのは8時半前。ここいら一帯は大和高原と呼ばれる丘陵地で、気温も低めで爽やか。エアコンはもちろんOFFで疾走します。






脇を流れる青蓮寺川の水もとってもきれいですよ♪なんでもこの川辺には紅葉の名所が点在しているようなのでこれから先の紅葉シーズンは結構混むのかもしれません。ただ、この日は1分に1台対向車とすれ違うかどうか…程度の交通量でしたけど。




そのままさらに直進を続けると、国道369号の終点となる交差点で目に飛び込んできたのが「北畠神社」の文字。こちらは、かの伊勢国司・北畠家のお城跡です。こんな山奥にあったんだねー、とびっくりしつつ、せっかくだからとこちらにも寄って見物していくことに決定~♪




最初に看板を見かけてから折れた国道368/442号を4-5分ほど走り、三重県との県境を越えて津市に突入したら、10分ほどで鳥居前に到着できました。やっぱ平日早朝の、こういった山の中はスイスイ走れていいですねぇ。^^






では、いざ北畠氏の館跡に侵入!!




しかーし…いわゆる「城跡」となる霧山城跡が麓から距離にして1.3Km、標高は500m以上の彼方の山の中にあるという看板を見かけ…あっさりと攻城は断念しました。(笑





その代わり、お館跡と庭園はじっくり拝観しますよー。





凛々しい顕家公(北畠家4代の嫡男)の像や顕能公(同5代)の歌碑に列して佇む「留魂社」の祭られかたに、なんというか三重県民の北畠家志士への崇拝ぶりが垣間見えたり…。





苔むす庭園にほっこりしたり…。いやー、なんというか…戦う公家・北畠家の凛々しさと猛々しさとをまとめてざくっと体感できるこちらの北畠神社は、いい史跡ですよぉ。たまたま(…なんてシチュエーションは…そうそうないか…)お近くを通られる際には、是非お立ち寄りを♪





ただ、霧山城跡を訪れようと考えていらっしゃる方は…くれぐれもご安全に。



して、そんな感じで南北朝の空気に触れたらば、もう少し近世の付近の雰囲気を感じるために、すぐ近くの「美杉ふるさと資料館」へも立ち寄ってみます。





こちらにおわした館長さんが、とてつもなく人当たりのよい関西のおっちゃんだったこともあり、すっかりこの辺の歴史のとりこになってしまいました。ここ、お勧めです。(笑




北畠氏の栄華の歩みの片鱗を、とってもコンパクトに学べるいいとこですのでー♪






この辺りは津市の「美杉町」という山間地域なんですが、その名のとおり杉が名産品のようです。道の駅も、ほら…このとおりの木工品推し。






そんな美杉から国道368号を逸れて県道710号に渡ってもう少し南の方へと走って行くと、松坂市の西隣に当たるのどかな街に行き当たります。…そこには、かの有名な「森本モータース」があるといいます。

ここ1-2年で登録者数を二次関数的な勢いで伸ばしているYoutuberの本拠を、少し覗いてみたくはなりませんか?…おっさん的にはその好奇心を抑えることができないので寄ってみることに♪^^







最奥部では見事なまでの酷道っぷりを見せてくれた山間道を4-50分ほど我慢して抜けたら、そこは秘境の大台町。…ご本人も仰ってますが、なかなかの奥地っぷりですね。










しかして、このあと大台町の中心部にある森本モータースの工場を記念撮影したのちに、ようやっと「ま行」巡行の後半第一の目的地である明和町に向かうのですが…奈良県広すぎなのに加えて三重県奥深すぎなせいで、ここいらで3万字制限を迎えてしまいましたので…続きは次回へ持ち越しとさせていただきます。><

6万字近くを使っても書ききれない奥ゆかしさを備えた紀伊半島の奥地は…なかなかにミステリアス♪


ということで、引き続きお付き合いのほどをお願いします。m(_ _)m






Posted at 2020/09/23 22:07:17 | コメント(11) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記

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