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しげ爺太のブログ一覧

2022年04月10日 イイね!

別れの律動 in 2022・春

別れの律動 in 2022・春…とはいえ、みんカラから去るわけではありません。(笑

これまで4年間ほど、毎月最低でも2-3回程度、そして多い時には十数回くらいはblogを上げるように努めてきていたのですが、ついにその記録も2022年2月で途絶えてしまっていました。

なぜかというと、まぁ忙しかったということもあるのですが、実はワタクシ…トラバーユ(←死語?)すべくいろいろあくせくと動いておった関係で、他はそっちのけで人生の選択作業に全集中していたんですw

つけたして言うと、ワタクシったら今時点ではプータローでございます。でも、ニートではありません。健康保険は(再手続き前なので)ありませんが何とか生きていますってな感じです。^^;



てなわけで、頑張って就職活動を行った日の翌日・4/9に、ちょいちょい寄り道しながら福岡市へと戻っていくときの様子をつれづれに綴っていこうかと。今回のblogの行程の出発地は快晴の鹿児島県の川内駅前で、時刻は午前9時前といったところです。



よく晴れていたので東シナ海沿いのオーシャンビューがまばゆい国道3号をえっちらおっちらと上っていこうかとも考えたんですが、今回はとあるものを補給して帰らねばならないことに気づいたので、伊佐・人吉経由で九州島のど真ん中から北上をかましていこうと思います。



そんな感じで早速出発を。まずは川内駅の脇をすり抜けて、川内川沿いに走る国道267号へ。この国道はこのまま走ると自動的に人吉市に到着できるという便利な道なんです♪





そして国道267号に入って少し走ると、そこはお隣さつま町。霊峰紫尾山や川内川沿いのいくつかの温泉地、竹製品などで昔から賑わっていて、1587年の九州平定の帰路にあった豊臣軍に島津歳久の軍勢が矢を射かけた逸話も残っている古い街です。



余裕があったらば温泉に入って川魚や山菜の膳で舌鼓でもといきたいところなんですが…そんなことをしていたら当日中に帰福できなくなりそうなので、泣く泣くパス~。><;


(画像はさつま町HP観光ページから拝借)

やがて合流して重畳してくる国道328号との2連おにぎりを眺めつつ、数ある観光地へのいざないから必死に目をそらして誘惑を振り切りながら駆けていくと、やがて鹿児島県の最北端・薩摩の小京都とも称されることがある(冬は寒くて凍てつくからw)伊佐市に入っていきます。





伊佐市は、2008年に大口市と菱刈町が合併してできた市で、域内には金鉱山(現役)や旧宮之城線の記念館、そして個人的には日本で一番美味しいと思っているチーズ饅頭(produced by 新富大生堂)などなど…立ち寄って行くべきところが多いんですけど、当然ながら全部は巡れないので…せめて一か所だけ寄道を。^^





というわけで、やってきましたるは「曽木の滝」。川内川の流域の水がめたる「鶴田ダム」の上流にあって、昔から流域民には名が通った滝のある自然公園です。学校遠足での定番スポットでもありますね♪



ただ、今回の目的は滝見物ではありません。何がきっかけなのかはわかりませんが…昨今とみに有名になってきた発電所の遺構を見ておきたくてやってきた次第。滝の駐車場の脇から延びる道を辿っていくと着けるようなので、そそくさとそちらへ。





曽木の滝にある曽木発電所なんだから、てっきり近いものかと思っていたら…1キロ以上離れているとわかって…車を置いてきたことを後悔し、服装も夏仕様に(道の脇の物陰でw)着替えつつ、えっちらおっちらと歩みを進めていきます。



そんな道中、最初に出会える素敵な景色がこちらの様子。




公設の展望所の少し下流から見やる曽木の滝もなかなかオツなものでして。人が少ないので、野鳥観察も存分にできちゃいます。





ひと通り観察して気が済んだらば、県道404号沿いに約1キロの遺構ハンティングへの道へとリターン。この県道は鶴田ダムのダム湖「大鶴湖」に沿って走っている道なので、頑張って15キロほど歩いていけば平成の大改修を終えた鶴田ダムの堤体を拝むことができますけど、んなことはしませんww




しばらくすると展望所への遊歩道があることを示す案内が目にとまったので、そちらへ。




林立する竹の隙間から水面が見えて来たら、めざす遺構まではもうすぐなはず。




そうこうするうちに、湖の彼方になにやら趣のあるレンガ造りの何かが見えてきましたよ。あれこそが「曽木発電所遺構」!




湧き上がってくるわくわく感を抑えながら、最後の200mを滑って転ばないように気をつけて歩み続けると、なんだか唐突感のあるアニメ看板が。…なるほどー、見ごろは5月以降なんですね。こりゃ勉強になりました。…でも、全見えじゃないチラリズムってのも想像を掻き立ててくれていいものだと思うんですけどねww





そんなこんなでようやく出会えた遺構がこちら。朽ち方が…たまらんですな♪





ただ、こちらの遺構は昨年の大雨の際に大ダメージを受けたようで…このまま毎年異常な降水が続いたらば…もしかすると全壊して消えてしまう恐れも微レ存…。><;


(画像は鶴田ダム管理事務所HPから拝借)

でも、とりあえず数年越しの悲願を達成したことの満足感に満たされながら、再び1.5キロの道のりを経て車を止めた場所と戻ります。途中の旧道部分で見かけた落書きを書いた「HK」さん、無事にファンモンに会えたんでしょうかね?誰だか知しらねど、もう落書きはやめようね。(笑



さて、気持ちを切り替えて人吉方面へと急ぐことにします。気が付けばもう時刻は11時半過ぎ。うかうかしていたらお昼を食べそこないかねませんので。




伊佐市の中心部は、さつま町と同じように国道が集まってくるおにぎり天国。誤って違う道を選んでしまうと…とんでもない方向に導かれてしまうので、急ぎながらも慎重に。





市街で新たに整備されたBPを通ってさくっと峠方面へと進んでいくと、目の前には九州島内の一般道では最長とされる「久七トンネル」がお目見えします。その長さ、だいたい4キロ。





このトンネルの途中で熊本県と鹿児島県を隔てる県境を越えることになります。…いやー、このトンネルができるまでは久七峠を越えなければならなかったので大変だったんですけど、ほんと楽になりました。





して、10数キロほど球磨川の方へと下っていくと現れるのが人吉市街地。




今回、帰路を人吉経由とした理由でもある「永国寺」に到着です。




600年以上の歴史を持つ古刹のこちらは「ゆうれい寺」としての伝説や、西郷隆盛が西南戦争の際に陣を敷いたことでも有名なお寺さんですが、今回の目的は個人的に大好きなお香「蓬莱香」を入手すること。…もう、自宅の在庫が切れて半年以上。ずっと渇望していたものにようやくアクセスできました♪




これですこれです。このやわらかな香りには中毒性ともいうべき艶やかさがあるんです。似たような香りをいろいろと探すんですが…ここ10年以上かけても出会えない香りでして。



福岡へと帰るまでの目的を全て達成して安堵したので、西郷さんの雄姿を記した絵巻をちょろっと眺めてから、人吉駅前へと移動します。






永国寺から人吉駅までは、球磨川を渡ってずぐそこ。




いい時間なので、ここいらでお昼をと思ったときに真っ先に思い出したのが、人吉駅の脇に開設されている災害復興の仮設市場「モゾカタウン」。こちらは2年前の2020年に発生した球磨川水害を受けて2021年2月末にオープンした仮設の商店街なんですが、かねてから市内で人気を誇っていたお店が一挙に集まっていることもあって、食事をとるにはとっても便利な場所になってます♪






美味しそうなお店が多くて…目移りして大変なんですが、ここはひとつ名店として名高い「大勝軒」さんで球磨ラーメンを堪能してみましょうか。




で…お店に入ったら入ったでメニューが多くてまた悩むんですが、無難にラーメン餃子の「Cセット」にすることに。なんでも、「球磨川ラーメン」というのは麺が恐ろしく長くて映えるようなんですけど…おっさん化して肺活量も落ちたワタクシとしては、むせるのが怖いので普通のラーメンに逃げました。(笑




しばらくして、まず最初に到着したのは艶っつやでぷりぷりの黒豚餃子。セットの餃子なので精々4-5かと思いきや、フルスペックの7個で登場!



次いで来たのがスタンダードな豚骨ラーメン。…標準で乗ってるチャーシューのボリュームにもびっくりなんですが、なんといっても麺が秀逸!!このツルツル感はクセになりまーす。いやーさすがは人気店。人吉市に来られることがあったら、ぜひどうぞ。^^




本州や九州北部から人吉市に到達するには、高速道しかない状況が続いていますけど、いつか鉄道も国道も復旧が終わってかつての賑わいを取り戻してくれるだろうと期待しつつ、福岡への帰路に戻ります。あぁ愛してます人吉市!また来ます!!





でも…奥まった場所で輸送費がかかるせいだか…人吉市のガソリン代ってめっちゃ高いっすね。しかーし、タイヤの空気圧が意図せず3キロgfもあったことを教えてくれた店員さんに感謝するためのお布施と思って素直に受け入れます。(4輪とも2.5キロに落としてもらったら乗り心地が激変してサルーン化ww



といった具合で、あとは九州道の人吉ICから太宰府ICまでひとっ飛び―♪








という感じの、久っさびさなプチロングドライブは6時間ほどで終了。

永らく続いていた西鉄電車の高架化事業の最後を見届けることは…もしかしたらないのかもしれませんが、福岡市内で慣れ親しんだ渋滞の苦汁も…なんだか愛しく感じられる気がしてきた今日この頃。



転職や移住が上手くいって、田舎生活になじんだころに…20年過ごした福岡の生活がまた懐かしくなるのかな?なんて想像しながら話を〆ます。

でもまぁ、あと2か月以上は福岡市に住む予定ですので、時間を見つけて今まで行けていなかったところを巡りながら、思い出作りに勤しんでいこうと思います。

ではでは。^o^/





あ、「別れの律動」というタイトルは、1982年にリリースされたTHE ALFEEの楽曲からパクらせていただきましたww

https://www.youtube.com/watch?v=a1gRdHF8wNA









プロフィール

「[整備] #アルテッツァジータ (備忘)過去4年の主要整備記録 https://minkara.carview.co.jp/userid/2891972/car/2502318/6676292/note.aspx
何シテル?   12/19 11:18
====================== ◆紹介 アラフィフのしげ爺太です。よろしくお願いします。2017.8ジータAS300を一目惚れ購入。 201...

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