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2022年05月12日 イイね!

住めば都、になるとこ探し@川薩(その4~復路でfinish)

住めば都、になるとこ探し@川薩(その4~復路でfinish)5日前にUPした「その3」の続きです。

サクサクっと渋滞しそうな道を避けながら鹿児島県の川薩地方入りしたのち、いい感じに住めそうな古民家がないかなんて思いながらいくつかの物件を見て回るも…決断しきれずに問題先送りの儀を経ながらいくつかの散歩と寄り道を繰り返して飲んで寝たw…というところがこれまでのお話し。

今回は、5月初日にようようと九州の南の方から北の方へと帰っていく過程の様子をお伝えしていく段となっております。あいにく、天候はすぐれず曇り。まぁでも、そのうち何とかなるでしょうという心持ちで、颯爽と薩摩川内市の川内駅前を後にして北上を開始するところからの再開です。



かつて、秀吉の九州平定の際の最終決戦の場となった「平佐城」の跡地に建つ小学校のカッコイイ石垣を眺めながら少し走ると、その先には改築中?の温泉場「平佐城温泉」が。以前はたしか食堂や宿泊施設も備えた大きな共同浴場だったんですが、時勢を反映してなのか…ちんまりとした可愛らしい施設に生まれ変わり中なご様子です。^^





そしてそのままに(前々回の中で紹介した)寺山の南側を沿うように北西へと向かうと、お隣・さつま町の山崎という地域にたどり着きます。





ここは、さきの平佐で講和を終えた秀吉公が帰路中に入城した「山崎城」が建っていたあたりなんです。しかし、かの日は街道のコンディションがすこぶる悪かったらしく、そこで不興をかったせいで島津歳久公の首を差し出すことにもつながった…とかいう話も残ってたりして。^^;




…という感じで、わりあいに秀吉公との縁が深い川薩地域の歴史のお話しは以上でおしまい。ここから先は「沿道で見かけたお食事処などなど」メインの話にシフトチェンジします♪





などといいつつ…最後っ屁的に街中の神社にお参りなんぞをして、疫病退散と帰路の交通安全を神頼みしてみたりw





数多のすてきな温泉をスルーすることに後ろめたさを感じてみたりww





で、後ろ髪を何本も引かれつつ、さつま町の北隣の伊佐市へと突入していきます。伊佐市といえば、島津家中興の原動力でもあり重臣でもあった新納公が治めた…(以下略






また、伊佐市といえば…やはりたまにはこれを拝観せねば罰が当たりますので…国道が交差する交差点ををぐるっと回ってレアな青看板に一礼を。三方開花ではありませんが、おにぎりがたくさん並んでいるさまを目にすると、自然と頬がリフトアップしてきますねー♪





そんな伊佐市で一度は訪れてみたいと思っているお店たちはこちら。




2店とも前提知識は全くないので店内の雰囲気は分かりませんけど、とくに旧宮之城線・羽月駅の思い出を呼び起こす店名の「ラーメン駅前」さんは、是非とも立ち寄りたいと思っているところです。…今回は時間が悪くて開店前だったので、泣く泣くスルーしますがww



でも、10時台でお食事処が開いていない時間帯だとしても、ここは開いてるやろうというスポットへdrop-inしてみましょうか、と…ちょいとだけ国道267号を逸れて田舎道へ。





その先で出会えるのは、牛尾という地区の共同浴場「高熊荘」。





おそらく来客の9割以上が地場の方だと思われるこちらのお湯は、少しだけ黄褐色を帯びた優しい感じ。前夜の飲みからの車中泊でたまったアクをゆるりと抜くのに最適な湯加減でございました♪





んで、そんな感じで北薩エリアを満喫して…さらに北上を続けていけば、そこはもう熊本県域。さて、これから先はどちらの方向に抜けていきましょうかと悩むこと5分ほど。




今回は人吉市方面(国道267号)ではなく、水俣市方面(国道268号)へと抜けてみることにします。すると、そんな判断を見ていた神からのプレゼントかと思うようなスポットと邂逅。





なんということはない市道で不意に現れたこの踏切は、どうやら出水市北部・米ノ津の踏切から移設されてきたブツなご様子。その理由や経緯は調べ切れていませんけど…奥深いww




そうして小さなテンションの高まりを感じつつ国道268号に渡ったら、さくさくっと水俣市方面へ駆け上がります。





しかるのちに県境の峠を抜けてしばらく走った先で妙に目立つ廃墟に惹かれ…ちょいと停車を。





「打ち捨てられた」という表現がぴったりなこの佇まいは、調べてみたところ遅くとも2018年ごろから変わっていない様子です。Google先生が返してくる回答数の多さからも(その筋では)有名であることが分かります。きっと…内部はサイケな落書きだらけなんでしょうねー。^^;





と、こういう思わぬ見つけものも惹かれる要素の一つではあるのですが、熊本県の山の中の道といえば、やっぱりこのイイカンジに開けた爽快感こそがウリです♪九州山地のど真ん中にあたっているせいなのか、阿蘇近辺ではなくても気持ちがいい道が多いのがよいですぇ。^^




国道に沿って流れる水俣川もキラキラの度が過ぎるので、ちょいと見物していきます。





最近ではめっきり見かけなくなった?この手の木筋の橋がまだ現役なんだということを見つけて、ここでも思わずにんまりしてしまいました。こういうのって「木・コンクリート合成桁橋」っていうんですかね?調べてみたんですけど、なんだかよく分からずw




続いて、おそらく…さきの「渡野橋」の1,000倍くらいは頑強であろう整備高速道の桁を眺めながらにもう少しだけ走ると、国道268号も終点を迎えます。新旧の国道3号との交差点がそれ。





そのままに新・国道3号たる南九州道でぴゃーっと駆け上がっていくと、そこはもう八代市の南端・日奈久地区。今回のGW期間中は高速道の割引が行われないという仕打ちを受けておりますので…抗議の意味を込めて、無料区間だけ乗って下りちゃいますww




しかして…日奈久IC至近の観光案内所でくまモンと戯れながら、そろそろ空いてきたお腹の具合をなんとかするために面白そうな食事処がないかとパンフをめくってみると、そこには美味しそうなちゃんぽんの情報が控え目に掲載されています。…あぁ、ちゃんぽん食べたい。





しかーし…水俣市はもう通り過ぎちゃってますねぇwww



なので、八代市内で美味しいちゃんぽんを探してみましょう、とばかりにとりあえず何も考えずに中心部へと突撃、突撃~♪





アーケード街を構成する本町商店街は、なかなかに立派な全長730mの屋根付きでお店も多いので…ちゃんぽん屋さんもきっとあるでしょうと念じて歩き出したら、5分で遭遇。





この歴史と手作り感あふれる佇まいです。これもう美味しいに決まってるでしょ!と断定して一心不乱に駆けよってのれんをくぐった次第。





んで、いざ入ってみたところ、実はなんだか「肉」推しな空気感を醸し出していたんですけど、ここはめげずにちゃんぽん一本でオーダーを通してみます。





そしたら…これ旨いです♪




旨味と甘みが複雑に絡んだこういうスープに出会ったのは初だったので、思わず唸ってしまった次第。塩気や出汁推しな、よくあるものとは一線を画しています。さすがは60余年の歴史ある味ですね。(画像は…雑誌棚から適当にとってきた「コミック乱twins」の単なるイメージです。







と、晩酌しながら気の向くままにキーボードを打っていたら、いつの間にか3万字の壁に到達してしまっていました。

ここから先は、まぁ普通に熊本市から玉名→大牟田→大川→吉野ヶ里→福岡と帰っていくいつもの道なので、慚愧に堪えながら泣く泣くバッサリ割愛しちゃいます。(笑



で、結局何が言いたかったのかよくわからない「住めば都」の話はこれにて終了です。…結局は、やってみなければ、住んで暮らしてみて体感してみなければ、都なのかどうなのかもわからないってことで…無理やり〆てみます。^^;





「迷わず行けよ、行けばわかるさ。」の精神でがんばりまーす♪

(了)





Posted at 2022/05/12 22:19:09 | コメント(9) | トラックバック(0) | 高回転でちょいと遠乗り | 日記

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