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しげ爺太のブログ一覧

2022年10月13日 イイね!

鹿児島県境のちょっと向こう側巡り(その2)

鹿児島県境のちょっと向こう側巡り(その2)3日前にUPした「その1」の続きです。

ふと思い立って、早朝から鹿児島県最北部の出水市に向かって、コスモスを愛でたのちに県境を跨がって、とっても趣のある水俣市奥地の温泉でひとっ風呂浴びたところまでが前回のお話し。

今回は、そこから少し東側に走って霧島連山の向こう側まで抜けていくところ辺りの話が中心となります。3連休の2日目にあたる9日の天気予報は曇り→雨でした。この先、その予報に違わず…だんだんと雲が厚くなっていきますが、負けずに走っていきます!!




ちなみに…前回書ききれなかったんですけど、ここ「湯の鶴温泉」の郷では、手作りのホスピタリティ溢れるおもてなし精神が随所に見受けられます。鹿児島県や熊本県南あたりをめざして走る機会があったらば、是非一度お立ち寄りを♪




では、そろそろ次なる場所へと発つところから始めていきます。

水俣市街地から離れた県道117号沿いの奥地から東に向かおうとすると、いったん西側の市街地に出てから大回りして国道286号(A)か219号(B)を使っていくのが平常時のセオリーなんですけれども…九州島民ならご存じのとおり、2年前の大水害以降は国道219号を容易に通行できませんので、必然的に286号を選択することとなります。でもー…いったん西側に回ってから東に戻ってきて出るってのは…ちかっぱ面倒ですよねー。



なので、今回は市道(たぶん)を伝って国道286号にショートカットで渡る方法を採ってみます。直線距離だと4キロも無いように見えますが、カーナビを200m縮尺まで拡大すると見えてくる灰色の細道を使うと10キロ超えになるという。どげな道なんざんしょ^^;




でもダイジョブです。何とかなります。九州には熊はいませんし厳冬でもないですし。





そして、実はこの道で行こうと決めた理由がもう一つあります。決め手は、沿線に点在する滝。なんでも、近くを流れる湯出川上流には大小さまざまに7つもの滝が存在するらしく。


(画像は「でかくっか水俣」サイトから拝借)

それらの滝の中には、車でアクセスしやすいところから、しっかりと装備して山道を歩いていかねば拝めないものまで多様な立地があるようですけど、今回はとりあえず案内看板が目にとまった「のれん滝(母滝)」を鑑賞してみることに。





道路脇の駐車スペースから延びる遊歩道を少しだけ歩いて下っていくとすぐに、柔らかに流れる滝とご対面。自然の浸食で物理的に最適化された水路が魅せるしなやかな曲線の美しさにしばしの間うっとり。





真夏だったら間違いなく掬って飲みたくなるほどの水の透明度にもにんまり。





ここ、個人的にドストライクで素敵だったので動画も置いておきますね。



こちらの遊歩道からもう少し頑張って奥地に入り込むと、ほかにも素敵に流れる滝鑑賞ができるようですけど、なかなかどうして大変な道のりが待っているようなので…今回はパスw




そんな感じでマイナスイオンたっぷりに英気を養ったら、国道268号目指して峠道に戻ります。





で、地図上では結構えぐいグネグネ度を示していたので心配していたものの、実際に走ってみると沿道の集落も結構大きくて…険道・死道というほどもない単なる市道だったという。




なので、特段の見せ場もなくあっという間に国道へ。





しばらく道なりに走っていくと鹿児島県境が現れますんで、「ただいま鹿児島県」と心の中で呟きながら、更に東へと走り続けます。




位置的には出水市の東隣にある伊佐市は、平成の大合併で「大口市」と「伊佐郡菱刈町」が合併してできた街。時間もいい頃合いなので、休憩がてらに旧大口の街中で少し休憩を。





大口ふれあいセンターの脇に陣取って、トイレ休憩を済ませてほっとしたら、ついでに鉄分補給をば。昭和の終わりまで国鉄宮之城線・山野線の乗換ターミナル駅が建っていた当地の片隅に、往時の貨車が青空展示されていますんで少し見てみましょう。





割れてしまったのか、あるいは敢えて割って開けているのか定かではありませんが、後部扉の窓枠から車両内をじっくりと観察することができて、ちょっとラッキー。こういう武骨なメカメカしさって、昨今ではなかなか身近には触れられる場所が無いので、やっぱ萌えます♪





次いで、旧山野線跡にできた道路を走ってみると、普通の風景がなんとなく鉄道沿線っぽく見えてくる不思議。…まぁそれは個人的な妄想が働いているだけかもしれませんけどw





して、その妄想力が尽きてきた頃合いで適当に農道に折れて、国道268号に復帰。引き続いてこの道をえびの市方面へと走行していきます。





途中で霧島連山の西端をかすめるように、いったん南東に下って延びていく国道は、やがて湧水町の栗野の街へと連なります。ここは霧島市の北にあって、湧いて出てくる水がきれいで美味しいと名高いところ。





という感じのところで、時刻もお昼に近くなってきましたんで、今回は栗野の街の美味しいところを堪能していこうと思い立ったので寄り道を。とりあえずJR栗野駅に車を停めて駅チカエリアを散策してみます。





なお、湧水町に来たならば一度は見ておくべき駅ウラの「丸池」は…以前に見たので今回はパスw



さてさて、一見住宅街にしか見えない栗野駅前には…どんなお店がありますかね。曜日が日曜日だったこともあって、お休みの店も目立ちます。





なので…グーグル先生に聞いてみたところ、駅前のメインストリートから町役場の方に折れてちょいと行ったところに和風なお店があることが分かったので、そそくさとそちらに急行。





店に入っておかみさんに話をうかがってみたところ、地元で40数年営業している老舗だということが分かりました。以前は駅前にあって、数年前にこちらに移転してきたのだそう。…ということは、高校生時分だった30年前にここいらでM氏におごってもらったお寿司は、もしやこちらのもの?などと個人的にワクワクしながら配膳を待ちます。^^



こんな山奥の街でなんで刺身?と思うなかれ。そんな土地で地元民に愛され続けてきた板さんの粋な腕前は相当なもの。最近ではあまり見かけなくなった、分厚く切ったイカの甘みには…思わず頬をほころばせることウケアイですよ♪




ちょうど正午に差し掛かっていたからか、お客さんも次々に暖簾をくぐってきたので、もう少しおかみさんと昔話をしてみたい衝動に駆られながらも、そそくさと退店。あぁ美味しゅうございました。



店前の用水路も水量豊富で透明だし。こりゃ米も美味しいわけだ。いやー素敵な街ですねぇ、湧水町。過疎化が進んでいるとはいえ、10年前に作った町総合計画の中でうたっていた「おおむね9,000人維持」の人口計画もほぼほぼ達成できているというところにも頑張りが見えて好感♪応援したくなります。




そんな感じに満足したら、またまた国道268号に戻ってさらに東へ。いざ宮崎県。




…と、一気に宮崎県境を超えていこうかと思っていたのですが…少し気になる案内板が沿道にちらほら見えていたので、またまたまた寄り道をー。




今度は県道103号に折れて、栗野岳方面へと転進していきます。








ただここで、そろそろ出勤の用意をせねばならない時限もとうに過ぎてしまっているのに気づいたのでww、いったんキーボードを打つのを止めて話をぶった切ります。続きはまた近日~。


引き続き、暖かい目で道中紀行を見守っていただければ幸いです。


m(_ _)m








Posted at 2022/10/13 06:16:00 | コメント(7) | トラックバック(0) | 高回転でちょいと遠乗り | 日記

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