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しげ爺太のブログ一覧

2022年10月16日 イイね!

鹿児島県境のちょっと向こう側巡り(その3/完)

鹿児島県境のちょっと向こう側巡り(その3/完)3日前にUPした「その2」の続きです。

鹿児島県出水市のコスモス園から熊本県水俣市の鄙びた温泉街を経て、ふたたび鹿児島県に戻ってきてからの伊佐市大口の市街地立寄り、そしてお隣の湧水町栗野の市街地お散歩という感じでふらついてきたところまでがこれまでのお話し。

今回は、湧水町を発って霧島連山の辺縁を大回りしながら鹿児島県のど真ん中あたりを通って最初の出発地である薩摩川内市方面に戻っていくところについてつづっていきます。ときは10月9日の日曜日。天候はあいにくの小雨模様といった感じで。




ただ、真剣に帰途につくまでにいろいろと寄り道をしていかねば…つまらない!というわけで、県道103号で栗野岳方面に向かって上り坂を駆け上っていくところからのお話再開でーす。





この道すがらには、近現代の名だたるアーティストたちの作品を展示している「霧島アートの森」という美術館があるんですが…すみません…センスがない私にはその道のあれがそれで、それらの善し悪しが全く分からないので…スルーしますww




で、それをスルーして何を目指しているのかといえば…これこれ。ここの地熱発電所。この先の時代の明暗は、なにげに再生可能エネルギー生産の効率化と流通の安定化にかかってますからねー。今のままだと諸々が破綻しちゃいかねません。



だがしかし、施設見学できないんですか…。うううー、ここまで来てなんという…。これぞ…限りある資源とエネルギーの無駄遣い以外の何物でもないロスになっちゃいました。ww



ただ、そんなことにもめげずに103号をさらに奥に進んでいけば、韓国岳や高千穂の峰がそびえる風光明媚な地帯に行き当たるんですけど、あいにくのこの天気ではなんにも楽しめないこと必定ですんで、やむなく後退して街の方へと踵を返すことに。





ただいま、栗野の街…。




でも、そんな姿を見た神様が不憫に思ったのかどうかは知らねど…麓の街への帰り掛けにとってもいい出会いがあったんです。その出会いの場所は「栗野岳温泉南洲館」





愛おしそうに工事中のバリケード付近で敷地の奥の写真を撮っていたところ、女将さんらしき人が中に招き入れてくれたんです。あぁ、なんという僥倖♪



なので、お礼もそこそこに、温泉成分でガンガンに変色している側溝にうっとりしながら、早速奥地へと駆けだしてみます。この奥地には…面白いものがあるんですよ。^^





そのままに勢いをつけて古い石組みの階段らしきものをトントントンと上がっていくと、開けてくる景色がこちらの湯けむり満載な源泉地帯。なんとも荒々しい自然のダイナミズムに惚れ惚れ。






そしてその更に奥には、ラスボスがひょっこりと顔を出してきそうな勢いの湯けむりモワモワ+源泉ブンブクな「地獄」が待っていました。いやはや絶景かな♪





絶景なので…南洲館さんの営業再開を心待ちにしつつ、ここの風景も動画で残しておきますー。コロナのばかー!!



これまで、当然ながらに出身県としての鹿児島が温泉大国だと思っていろんなお湯を巡ってきたところではありましたが…勉強不足が露呈してしまいました。いやー、霧島火山帯が秘めるエネルギーって、やっぱハンパないんですね。そして栗野の街がこんなにも面白いところだったとは…。いままで見向きもせずに過ごしてきてスミマセンww





しかして、若干急ぎながらも壮大な寄り道を終えたらば、巻き巻きで帰途につきます。





国道268号に戻ってさくさくっと宮崎県境を越えたら、とりあえず三州をまたにかけた形が作れたので、あとはひたすら帰りますww





えびの市まで来たのなら…京町の温泉街やら生駒高原のコスモスやら、と…魅惑的な立ち寄りスポットがわんさか控えているんですが…ここは心を鬼にするために高速道で振り切りますw





そしてそのまま…全てを忘れて未練を残さないように、雨の宮崎道を一気呵成に駆け抜けて高原ICまでひとっ飛び。次いで国道223号で霧島山の東側に潜り込んで南下してやろうと試みを。





だがしかし、どこで何を間違ったのか…221号に乗っかってしまい、かといってUターンするのも面倒だったので、流れに身を任せてそのまんま東へ。んで、その先には東国原さんの出身地として有名な都城市が待っています。





当初は霧島連山の周りをちゃちゃっと小回りして鹿児島市方面に向かう予定だったんですが、想定外の大回りに。まぁ、たまには回り道するのもまた人生かと割り切って、単調な国道10号をひたすら走って鹿児島市方面へと戻ることに。



人口16万人弱の優都はさすがに混んでるなぁ…なんて思いながら、鹿児島の焼酎飲みからすると目の上のタンコブ的な霧島酒造の工場を脇目に、市街地のど真ん中をさくっと通過。





その後、強くもなく弱くもない程度にしとしとと静かに降り続ける雨のように、アガることもサガることもなく極めて単調にしばし走りつづけて鹿児島県境と何度目かのコンニチハを果たしたら、何となくダレてきた気分を変えるべく国道504号にスイッチして南進!





大隅半島の基幹国道は、ほんと走りよいなぁと感心しながらずんずん南に進んでいけば、やがて中心都市の鹿屋市へと導かれるんですが、考えなしにそっちに行くと、そのうちに内之浦のJAXAの観測所から宇宙へと投げ出されかねないのでw、いい感じのところで錦江湾(鹿児島湾)沿いに出られる県道へと折れます。





30キロで安全運転する軽トラさんと別れた後、うっそうとした杉林をしばらく走って抜け出したら、眼下には穏やかな湾が広がってきます。…晴れてたらいい景色なんだけどなぁ。雲が低い。><;





つづら折りな県道の最後を慎重に下りきって国道220号に乗ったら、そのまましゃしゃしゃーっと走って桜島に乗り込みましょうか。こういう感じで天気が悪くて眺望が良くない日には、強制的に気分をアゲていくブースター的な手段をとる必要があります。





なので、今回はそのブースターとして「桜島フェリー」を使ってみることに。





なんとなく…道の駅に立ち寄るのもおっくう…なんて思えてしまうような気分だって、フェリーに乗ればきっと一発で晴れ上がってくれるはず♪





さぁさぁ、いざ乗船。…って、ほら。やっぱり気分が上がってきましたww




デジカメの電池が切れようが、桜島を離れたとたんに山頂にかかる雲が晴れてこようがと、いろいろと不都合なことが起きたってもう大丈夫。フェリーに乗っちゃえば万事解決で身の回りの世界は平和になるのです。…航行している15分間だけの束の間の平和ですけどwww





そんな感じで気分をリセットしつつ鹿児島市街地に上陸したら、もうあとはひたすら北上してお家に帰るだけ。路面電車の邪魔をしないように気を付けながら右折して国道3号を漸うと。





…で、のんびりと流して帰ろうかと思いきや…ここからの鬼渋滞が全てをぶち壊してくれましたw



どのくらいに鬼畜だったのかというと、このくらい。渋滞していた区間の距離は4キロほどなので、ほぼ歩きと同じ牛歩速度でした。そういや、この日は「和牛オリンピック」の真っ最中でしたから、致し方なかったのかもしれません。



んなもんで、帰り着くころには日もとっぷりと暮れていましたとさw







という感じで、しめて350キロほどの小旅行はフィニッシュ。よい心の洗濯になりました…かな?ちと疑問。後半は天気もぐずぐずでしたしね。^^;

でもま、気をとりなおして11月の連休に期待をしながら、残り半分になった神無月をなかんずく上手く乗り切りっていきます。


それでは。長々とお付き合いいただきましてありがとうございました。

(^o^)ノシ


(了)






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