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しげ爺太のブログ一覧

2019年07月21日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「あ行」編の4/完結)

市町村名の頭文字追跡巡行(「あ行」編の4/完結)3日前にUPした「「あ行」編の3」の続きです。

台風接近の影響もあって、ここ1週間ほど雨が続いている九州地方ですが、7月15日の「海の日」は、梅雨の谷間の青空が顔をのぞかせてくれました。あぁ、ありがたやー。

…という感じで、ウキウキ気分で「あ行」最後のポイントである「お」の自治体に向けて、早朝から車を走らせることにします。「え」のえびの市を発って福岡市に向けて帰還する際に立ち寄る「お」としてふさわしいところはどこかいなー、と考えながらの出発でした♪



そんな道程で、まず最初に目指したのは、国道268号に沿って流れる川内川(せんだいがわ)沿いで異様に映える佇まいを見せる、コカ・コーラの工場です。一度じっくり見てみたかったんですよねー。…ま、堪能できたのは外観だけでしたけど。




敷地内には格好いいデモカーも。シルビアですかね。イカシテます♪



えびの市の奥に広がる山々の谷間で生まれ、川として雄大な流れをなすまでに育った川内川上流の、きれいなお水を大掛かりな取水口から汲み入れて工場の用水として利用しているようです。素敵にさわやかな清涼飲料をこれからも提供してくださいー。




…と、川の流れに癒されていたら、近くに名水があることを思い出しました。かつて名水百選に選定された「丸池」の湧水です。所在地は隣の鹿児島県湧水町ですが、ちょうど国道268号を経て国道3号に至る道すがらですから、ここは是非見ておきましょう、ということで。ここに立ち寄るのは、高校生の頃以来です。




この「丸池」ってば、湧水町のJR栗野駅のすぐ裏に整備された公園内ありますんで、とってもアクセス良好なんですよ。





さくっと駅裏に回ると駐車場がありますんで、愛車を停めてちょっと公園散策を。




園内に歩き出すと、すぐに目に飛び込んできたのは、醒めるように澄んだほの青い湧水の流れと、レンガ造りのおしゃれな橋。…と、可愛らしいイトトンボさん。





そして、その奥に広がるのが大きな池「丸池」です。




池の最深部には水汲み場もあるんで、ちょっと飲ませてもらいました。朝から冷えた水を体内に取り入れると…しゃきっとして目が覚めますねぇ♪




いい感じに満足したら公園を後にし、国道268号を伊佐市経由で水俣市方面へと向かいます。前日に通過してきた国道447号とはうって変わって、こちらはとっても快適な山間路です。





あまりにも快適で、ちょっと単調になってきたので、すかさず寄り道してみます。看板が目を引いた「楠本川渓流自然公園」へ、ふらっと。





ここのメインはキャンプ場のようですね。





管理棟の奥に楠本川の渓流があるようですんで、てくてくと5‐6分ほど歩いてみます。丁寧に管理された杉林から差し込む朝日がきれいで、ますます目が覚めます♪





そうしてたどり着いたるが、楠本川のほとり。さすがに雨後で水量も豊富だったということで、なかなかに迫力のある流れを見せてくれていました。





もう少し奥のほうまで歩いて行けそうだったので、さらに立ち入ってみます。





ついでに、動いている絵も載っけちゃいます。うーん、すがすがしい♪



再び国道268号に戻って伊佐市内で快走を続けていると、水俣市の香りがする標示が出てき始めました。あと少しで、国道3号に合流できます。



だがしかし、時間はまだまだ朝の8時半です。このまま伊佐市を通過してしまうのはもったいないということで、がんがん寄り道していきます。(笑




次に訪れたのは、戦国最強と名高い島津家中でも猛将で鳴らした「新納忠元公」を祭った神社です。その名も「忠元神社」。時期になると桜がきれいな忠元公園の奥に鎮座しています。江戸末期の天保の頃に創建されたお社です。






恥ずかしながら、ここで新納家の家紋をはじめて覚えました。こんなんなんか。






今の世でも…というか、今の自分が意識すべきことがびっちり並んだ「二才咄格式定目」の教えをしっかりと心に刻んだら、次の寄道スポットへ。



昭和の時代とともに幕を閉じた国鉄・宮之城線の跡に整備された県道を通って向かった先は、鉄道公園と一緒に整備されている「大口ふれあいセンター」です。いわゆる地域の文化ホール的な建物なんですが、ここの4階には「薩摩大口駅」や旧国鉄がらみの記録展示があるんで、20年ぶりくらいに再訪してみたところです。






綺麗なホールを抜けてエレベータで4階に上がっていくと…いきなり締め出されます。(笑)歴史資料館を訪れる際は、必ず1階の受付で見学を申し込みましょう。




受付後に鍵を開けてもらって案内された資料館は、鉄道コーナーと土地の風俗風習、新納忠元の歴史コーナーの3部構成になっています。







もう、貸し切りなので存分に満喫しちゃうことに♪








そうこうしていたら、もういい時間です。急いで国道3号方面へ。この辺は地域の国道が3本も集中しているところなので、道路標示も若干気持ち悪いことになりますが、間違えないように。(笑)




ここで間違わないように国道268号をトレースすると、次の経由地・国道3号の水俣市まではあと20数キロの1本道です。さくっと走破していきます。






というわけで、無事に国道3号に合流です。いやー、気持ちのいい道路でした。





今回は、折角なので「湯の児温泉」にでも…と一瞬だけ思ったんですが、この後の行程を考えて、端折っちゃいました。代わりに向かうは、海です。





細い住宅街の生活道路を抜けて、小さくて可愛らしい「梅戸港」を抜けた先には、水俣湾と連なる東シナ海が広がっていました。天気もいいし、よき風景なり♪




そうして海風に吹かれてまったりしていると、時刻は間もなく11時に差し掛かってきたので、再び市街地方面へと戻ります。




今回のお昼は、水俣市街地のど真ん中で営業する「M's CITY」(えむずシティ/寿屋跡地)5階にあるバイキング処「スカイレストランえむず」さんでいただくことにします。なんだか、Webでもの凄く評判が良かったもので♪





屋上庭園がちょっと残念な感じになってはいましたが、見晴らしも良く、いい気分で食事にありつくことができます。






開店直後のスタートダッシュから混雑気味な店内には、7-80種類くらいのメニューが並んでいます。これで850円(お代わり不可コースであれば650円!)というのは、かんなりお得♪当然、お代わりして満腹になるまで堪能しちゃいます。





地場の生協が運営しているだけあって、お野菜豊富の健康的なバイキングですねー。しかも、11時の開店から最長4時間も滞在できてこの価格。…神ですね。



というわけで、これ以上プラプラしていると永遠に帰りそうにないので、意を決してお店を出ます。ごちそうさま♪




ときに、最後の「お」の自治体は、福岡県の「大川市」に決めました。何故かというと、帰り道の途中にあって都合がいいから。(笑)なので、高速道でガンガン北上をかけていきます。満腹になった後は、眠気との戦いですんでとにかく急ぎます。はたして、無事に熊本県を縦断して、明るいうちに大川市役所までたどりつけるでしょうか。






さすがにこの日は三連休の最終日ということもあってか、お昼過ぎから九州道の上り線はあちこちでスローダウンが見られますが…何とかかんとか福岡県境を超えて、大牟田市の有明海沿岸道路まで到着。ここから一気に大川市役所まで特攻です!!






気持ちよく突き抜けた晴れの空の下、若干混雑が煩わしかった沿岸道路を大川東IC(終点)で降りたら、大川市の市役所はもうすぐそこです。





という流れで、実にスムーズに「大川市役所」に到着しました!




なんか、若干「移転した後の旧庁舎」感がぬぐえないところはありますが、ここが本庁舎で間違いないはずです。(よね?





そんな感じで、1泊2日かけて「市町村名の頭文字追跡巡行(「あ行」編)」を見事にコンプリート致しました!走行距離は、おおよそ740キロでした。




で、道程のBGMはTHE ALFEEと西脇唯。西脇唯は5回転以上聴きました。(笑)



さて、お次は「か行」です。コンパクトにまとめる予定です♪



それでは、長いことお付き合いただきましてありがとうございました。皆様がお住まいの街にも、いつかきっと訪れます。その時は、よろしくお願いします♪


Posted at 2019/07/21 15:04:21 | コメント(11) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記
2019年07月21日 イイね!

大雨洪水警報下の国道3号・筑後路

とんでもない雨にさらされている、7月21日の福岡地方です。ちょいと現状レポを。

国道3号はかろうじて通れますが、渋滞が上り下りともひどい状況です。



高速道は、閉鎖されたり50キロ制限になったりと忙しく状況が変わっているようですので、路程に組み込むのはお勧めしません。きっと予定が狂います。



所用で、土曜の夕方に福岡市から鳥栖市まで行ったときにかかった時間は、約40分。本日、久留米市から福岡市まで戻ってくるのにかかった時間は2.5時間でした。行動には、ものすごーく余裕をもたせてください。きっと遅刻して怒られます。><



国道3号以外の南北に縦貫する幹線道路は、ほぼ水没していると思います。そんなわけで、皆さん国道3号に流れてきていて、渋滞がひどくなっている状況です。



以上、異常気象下の道路状況のレポでした。ご安全に!!

Posted at 2019/07/21 13:02:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 予告とか雑多 | 日記
2019年07月18日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「あ行」編の3)

市町村名の頭文字追跡巡行(「あ行」編の3)一昨日UPした「「あ行」編の2」の続きです。

頭文字追跡の巡行ルールについては前の投稿をご覧いただくとして、この回では7月14日の午前中早めに「雲仙市」の市役所を発って「えびの市」に至るまでの道中後半から再開していきます。今回も全編だいたい雨模様です…。

時はすでに夕刻。ちょうど、三和フェリーで熊本県の天草市牛深港から鹿児島県の長島町蔵之元港へと向かうところからになります。




渡航時間が約30分と短い「牛深~長島・蔵之元」航路でさくっと県境を超えたら、ひたすらに国道389号の長島路を阿久根市の国道3号との交差点まで走り抜けます。これまでにだいぶ寄り道をしてしまいましたからね。できるだけ明るいうちに「えびの市」に到着して、この日のうちにえびの市役所を撮影できるよう頑張ってみます。





蔵之元港に到着して甲板を出ると、直後に現れる長ーい上り坂を駆け上がって、そのまま山間のワインディングに入ります。この道路自体はよく整備されているので、気持ちよくかっ飛ばすことができます。(とはいえ、速度違反の取締りには十分にご注意くださいねw)






生憎、続いている雨のせいで景色もよろしくないので、がんがん走って行きます。小半時ほどで長島海峡の「黒の瀬戸大橋」を渡ったら、阿久根市に入ります。国道3号までは、ここからもうひと踏ん張りです。





んで、無事に国道3号との交点である「多田交差点」に着きました。ここから、整備中の「南九州道」を通って出水市のはずれの国道328号の端っこまでワープしてみます。(雨で特に見るところもないので…、とにかく急ぎます。)






そして、ちょっとくたびれた感が隠しきれない出水市の旧市街をそそっと抜けたら、今回の行程の中では一番の「酷道」となる「国道447号」に入っていきます。ただ、途中の伊佐市まではとっても快適な道路なんですけどね♪





九州新幹線の高架をくぐったら、本格的な山間部ルートの始まりです。





でも、あっさりと快走して、鹿児島県と宮崎県と熊本県の三県境に位置する「伊佐市」の市街地まで無事到着。長島・蔵之元港からは小一時間。とっても気持ちのいい走りが堪能できました♪




何気に、セブンイレブン不毛地帯を延々走ってきたので、長崎県の南島原市以来となる伊佐市の店舗で飲み物を補給したら、休憩がてらにちょっとだけ街中で寄り道してみます。



旧大口市街のど真ん中あたりでお店を構える「新富大生堂」さん謹製のチーズサンドを賞味してみようかと、数年ぶりに訪問した次第で。





以前も書いたかもしれませんが…これがまた美味しくてですねー♪宮崎県下で広く親しまれている「チーズ饅頭」とはまた違った、フレッシュなチーズと鮮度が売りのお菓子なんです。消費期限も3日しかないため、現地に来ないとなかなか味わえない逸品なんです。



そんな感じでそこそこに小休止したら、国道447号に戻って、本来の目的「市町村名の頭文字追跡巡行」のポイントである「えびの市」方面へと向かいます。日暮れまでにはまだ少し時間がありますんで、何とか明るいうちに着きたいなぁ、と。





如何せん、この国道447号は狭いし曲がるし高低激しいですから…暗くなる前に酷道部分を抜けておきたいところ。





感覚的にはだいぶ走ってきたなぁ…と疲れが出始めたところで、宮崎県境標とご対面できました。えびの市の西端・京町の温泉街まではもう少しですね。





普段は敬遠しがちな道路工事の案内も、「鹿」しか見かけず寂しかった酷道の道中にあっては「人の気配」が感じらる気がして、なんだか嬉しくなります。(笑




ぼちぼち道路改良も佳境なんでしょうか。この酷道もいずれ記憶のかなたに埋もれていく運命なんでしょうねぇ。走れてよかった。(笑)



そんなわけで、存外に長く感じられた酷道部分を走破して一服していると、道路の下のほうから列車の走行音が聞こえてきました。





ちょうどここはスイッチバックで有名なJR肥薩線の「真幸駅」のすぐ近くだったんです。こりゃラッキー、とばかりに急いで「真に幸せになる」ために真幸駅舎を探しに行きます。






国道脇の小径を駆け上がったところに、ちょこんと可愛らしい老駅舎が佇んでいました。さすがは100年以上の歴史を持つ駅だけあって、趣深さがはんぱないです。






思わぬ収穫にほっこりしながら、再度国道に戻って、えびの市街に急ぎます。日暮れまで残された時間は、もうそんなにありません。何とか暗くなる前に市役所へ。






でも、市役所って鹿児島寄りの「京町温泉地区」ではなくて、東側の「加久藤地区」にあるんですよね。…というわけでくるっと付近を一回りしたら、いざ市役所へ。






そして、撮影するだけの光量が遺ってるかなぁ…と若干心配になりながらも、ついに「えびの市役所」に到着しました!「う」の雲仙市役所から走ってくること約10時間!!





雨も上がって、なんとか愛車との記念撮影も終えて、安堵したとたんに疲れがどっと出てきました。(笑)しかし、これにて「あ行」の4つ目を無事ゲットです。

この日は、えびの市内で逗留して続きは翌日に回すことにしました。何とか宿も確保できたので、文化財にも指定されている「えびの駅舎」を見学しつつ、「飯野地区」にある宿に向かいます。






途中で地場スーパーに立ち寄り、酒と肴を購買することも忘れません。




今回のお宿は、いっつも郊外の幹線沿いに建っているのは見ていたものの、泊まったことがなかった「AZ」さん。綺麗で安くて、一人旅には重宝するとこです。



早速、広めのシングル部屋にて宴会をば。南九州といえば、やっぱり地鶏の刺身。でも、安さにつられてハンバーグも♪お酒には、見かけたことがなかった焼酎ハイボールなんてものも選んでみました。(これは…やっぱ普通のハイボールのほうがいいかなぁw)





というわけで、「あ」から「え」までの4自治体をクリアした初日の夜は更けていきます。…とはいえ、翌日もあるのでこのときだいたい21時と時間は早めです。「お」を残す2日目の行程に備えて、ちゃちゃっと飲んで寝ちゃいました。

次回、感動の?wwラストに続きます。


Posted at 2019/07/18 06:23:41 | コメント(5) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記
2019年07月16日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「あ行」編の2)

市町村名の頭文字追跡巡行(「あ行」編の2)昨日UPした「「あ行」編の1」の続きです。

市町村名の頭文字を辿って「あ」の自治体から「わ」の自治体まで辿って行ったらどうなるかの小旅行の続きとなります。前回は「う」で始まる長崎県の雲仙市まで到達しました。…お次は宮崎県のえびの市です。その距離直線で約100キロメートル。…直線ならね。(笑)

というわけで、そそっと雲仙市役所を発って、天草半島から鹿児島県の長島を渡ってーので、えびの市に向かうところから再開します。



自身は朝食をとっていないものの、愛車の燃料は大切!ということで、長崎県なのに福岡市内と大して値段が変わらないGSさんで給油をしつつ、次に向かいます。

(やっぱ福岡市ってガソリン代高過ぎな…w)

道向かいにはおいしそうな立派なレストランの建物がありましたが、たぶん時間的に物販しかやってないだろうと踏んで、先を急ぎます。




この日、7月14日の日曜日は、なかなか雨が上がらず、折角雲仙市内にいるというのに普賢岳の雄姿を拝むことができません。うーむ、神様のイジワル。




でも、いいんです。このルートをとったのには訳があるんです。島原半島の西側ルートには有名な温泉場「小浜温泉郷」があるので、そこに立ち寄ってみようと思った次第。( け~たん さんがすんごく良さげな温泉レポをされていたので、ついw)




湯けむりに彩られた雲仙市役所の支庁脇の駐車場に愛車を停めたら、徒歩1分の共同浴場に向かってみます。今回の目的地・市営の「浜の湯」さんです。ちなみに、浜の湯を使う際は、駐車場の管理人さんに告げると駐車料金が無料になります。




…晴れていればほんとうにいい景色だったんだろうなぁ、とかぼやきつつ、早速浜の湯さんのお湯を堪能してみます。嬉しいことに、入湯料僅か150円です。(雲仙市民は100円!)その代り、シャンプー・石鹸の備え付けはありませんので持ち込みを。





館内は、昔からふつーにある銭湯のような無駄のない作りです。





温泉自体は、かけ流しで浴槽も広く、温度も2種類用意されているので、お子ちゃんからご老体まで幅広く湯を堪能することができる作りになっています。…うーむ、さすが市営温泉。心配りがニクイ。(お湯自体も特筆するようなとがった印象がない、普通に良い湯です。)





「あつめの湯」でしっかりと茹ったら、旅の続きにそそっと戻ります。実は、2件隣にものすごーく気になったちゃんぽん屋さんがあったんですが、あいにくの休業ということで…泣く泣く次に向かうことにします。(バラクだけに豚ばら肉が豪快にのってるとか??)




さらば名湯の温泉街。湯けむりを脇目に、天草半島に渡るためのフェリー乗り場・南島原市の口之津港に急ぐことにします。



ああ、結局島原そうめんすら食べなかったなぁ…とちょっと後悔しながらも、車軸を流すような雨の中、海沿いの国道251号を南に下ります。





で、しばらく快走していると唐突に口之津港に着いたので、鬼池行きフェリーの出発時刻を確認したところ…あと10分もありません。でも、普通に乗れました。島鉄フェリーさん、すごいっす。しかし、あまりにも時間がなかったので乗り場の写真は無いっす。すんまそん。




さらば島原半島。またいつか島原そうめんを食べにくるよ♪





さて、フェリー自体はというと、普通にきれいな船体です。客席も(空いていたからか)十分に広くて申し分ないです。…ただ、売店がなかったのがちょっと残念でした。…といっても、たったの30分の航路なんで致し方ないです。






そういえば、フェリーにサイドミラーがついているのを見てちょっと驚きました。(笑)



そうして、うたた寝する間もなく、フェリーは天草半島の鬼池港に入港していきます。さすがは鉄道インフラも担う「島鉄」さんというべきかなんというべきか、いともあっさりと入港していきます。(珍しいことに、完璧に着岸するまで車両甲板に立ち入れないシステムでした。うーん、さすが安全第一のインフラ屋さんがすることです。)





そんな感じで、あっさりと長崎県から熊本県へと渡ったのですが…さすがに朝から何も食べていないのでお腹が空いてきました。このとき、だいたい11時半。ちょうどお昼時です。何か付近に美味しいお店は無いかなー、とネットで検索してみたところ、美味しそうなお寿司屋さんが見つかったので、とりあえず天草半島の西側を下り、苓北町方面に向かって走って行くことに。



目的の地は「幸寿司」さんです。ちょっと場所が分かりにくかったんで、近くの公園で愛車を一時停めて歩いて探すこと5分ほど。開店時間の12時前にお店を発見することができました。





んで、12時ちょい過ぎの状況がこんな感じ。おいおい、ここってすごい人気店なんじゃないですか。(実は…そうでしたwww



当日は予約の団体さんとかぶったこともあり、入店してから退店するまで約1時間。うち、待ち時間が40分。ちょっと忍耐力がいる待ちでした。




しかーし、待った甲斐があるというかなんというか。ランチ上寿司2,200円の陣容はこちらです。右下はアナゴではなく鰻なんです。これは素晴らしい!(当然、技術もあって旨いです。大将はお若い方なんですが…凄いとしか言いようがないです。そして女将さんが超絶美人です!)




結局、お店を出たのは13時。旨かったーの余韻はそこそこに、さっさと旅程に戻ります。だって、もう1回フェリーに乗らねばいけない訳ですから。でも、当初は14:40発の牛深→蔵之元行きを想定していたものの、さすがに無理っぽいので16時ちょうど発のにターゲットを切り替えました。…ということは、ちょっとだけ寄道タイムができましたね♪





というわけで、ちょっとだけ「富岡城址」を散策することに。このお城は、かつて天草の乱でも重要な拠点として機能したところです。乱の後は、永いこと鉄砲隊で有名な鈴木家の諸流が治めて、よい治世が続いたということです。(島津家はディスられてましたが…仕方ないです。すんません。)






復元された石垣の上の本丸跡地から見る風景は、絶景でした。(なんで雨なの!)






遥か彼方に見える巨大な構造物は、九電の苓北火力発電所です。うーんすごい。煙突の上が雲の中だし。どんだけやねん。(笑)



というわけで、本丸跡内の「ビジターセンター」でちょっとお勉強&お遊びに興じたら、牛深港へ急ぐことにします。いうても、フェリーの出航まであと2時間弱しかないですから。急げー≡≡≡ヘ(*゚∇゚)ノ





ありゃ、急ぎ過ぎて2番目でした♪…出航まであと40分。少し暇ができたんで、付近を散策することにします。






直上に走るハイヤ大橋を撮ったり、牛深港のウラビレ具合(失礼w)に感嘆したりしながら、気長にお船を待ちます。すると、牛深市の深さがじんわりとわかってきた気がします。(いや、別に悪い意味ではないです。むしろまた遊びに行きたいですし♪)






こんなきれいな「ハイヤ節」のおねいさんとか、一度動いているところを見てみたいじゃないですか!…浜崎あゆみと沢尻エリカを足して3で割ったような…大好きです。(爆死




しばしして、三和フェリーの「第二天長丸」が入港してきました。そそっと準備を整えて、いざ乗船。天草半島の滞在時間は約4時間でしたが…とっても楽しめました!!曇っていても楽しめる。それが天草クオリティ♪(でもイルカ見るのを忘れていたのはご愛敬w





そんな感じで、ようやく次の目的地である「えびの市」の隣県・鹿児島県に渡ることになるのですが、どうやら写真を載せ過ぎたようですので…つぎに続きます。

この回、タイトルに反して1個も目的を達成せず…面目ありません。次は必ず。(笑




Posted at 2019/07/16 19:20:33 | コメント(5) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記
2019年07月15日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「あ行」編の1)

市町村名の頭文字追跡巡行(「あ行」編の1)南九州では堤防決壊などという大きな災害を残しながらも、鹿児島県の奄美地方では梅雨明けが宣言されて、何となく世間全体が三愛の水着デザインやら、かき氷の美味しいお店やらを気にし始める今日この頃。福岡地方では、遅れてやってきた梅雨の恵みに感謝しながら、「ダムの上流にだけ降れ」なんて無茶ぶりを神に向け、華麗にスルーされてしまうワタクシのような御仁が増えつつあります。…たぶんそうだろうなぁ、と妄想してるだけですが。(笑

そんな最中の7月14日未明に、先般予告した「市町村名の頭文字追跡巡行」の「あ行」の旅に出てきましたので、そのレポを。先にルートから示すと、こんな感じの環・有明海ルートにまとまりました。行程はだいたい36時間といったところです。



ただし、実際に走ってみてからよくよく考えてみると、市町村の頭文字を五十音順に追っていこうとするこの企画、最初の「あ行」が(福岡在住だと)一番簡単だったのかもしれません。

…が、はてさてしかし、辛くも楽しい今回の小旅行でございました♪…というわけで早速レポ開始です。多分、3回くらいに分かれます。



出発したのは7月14日の未明4時ごろ。なんといっても連休中ですんで、大勢の人が移動を始める前に「混雑地帯」をすり抜けていく必要があります。



とりあえず、最初の「あ」の自治体に選んだのは「朝倉市」です。…理由といえば、しいて言えば、近いからですかね。(笑)そんな感じで、さくさくっと国道3号から国道386号に渡っていきます。



そして、出発から1時間ほどでさっくりと最初の巡行ポイント「あ」を頭文字に頂く、朝倉市の市役所に到着でーす♪





そうそう。この巡行の大きなルールの一つとして「各自治体の役場本庁舎前で愛車と写真を撮ること」を定めてみました。…そうでないと、市境をかすめて終えちゃうこともできることになりかねませんから。ということで、ゲーム的なものですが、ゲーム的なものをゲーム的に構成できるようにいくつかルールを定めてみたところです。



まぁ、そんな感じでさくっと第一関門をクリアしたならば、次の「い」に向かおうかというところですが、その前に、朝倉市といえば 416 さんということで、ちょっとご自宅付近まで潜入してみようと思いました…が、失敗。夜明け前の雨の住宅街って、もう何が何だかわからないほど…ダンジョン的様相ですね。(笑




っつーわけで、とっとと諦めて「い」の自治体に向かうことにします。(416さん、うろちょろしてごめんなさいwww。不審者通報があったなら、それはワタクシです♪)

で、「い」の自治体は…2県隣の長崎県にある優都です。夜は明けたものの強弱の雨が際限なしに襲い掛かってくる状況をしれっと受け流しつつ、久留米市から佐賀県の南端をかすめながら、長崎県へと向かうことにしました。




そこで選んだ道は、国道444号。この道ったら、放っておいたら長崎市まで導いてくれる便利な道なもんで。(笑





途中、名跡として有名な「昇開橋」に差し掛かったので、ちょっと撮影タイムに入ります。(実はこのすぐ近くに、我が愛車「白い嘘星」のべたべた病を直してくれた名工の工場があったりします♪)




では、時間は無限ではないので先を急ぐことに。



しかし、この国道444号という道路はちょっと節操がないというかなんというか…面白い道路です。県道と重畳するのは、まぁ分かります。3桁国道ですしね。



でも、ここまで乗せるはいかがなものかと。カーナビ見てる人なら意識はしないでしょうけど、昔ながらの「道路案内標識」と「路線番号標識」をメインに見ているワタクシのようなおっさんからすると…こういいうの混乱の元凶になるんで。(ローテクですんませんwww)



しかし、カーナビ地図でざっくりと経路設計をされて走っている方も、ちょっとだけ注意が必要ですよ。佐賀空港の近くのあたりは、道路敷設計画が変態的にアレだったのか何なのか分かりませんが、国道だけを通ろうとすると、だいぶ時間ロスします。(道案内機能を使え、とかいうお声もあるでしょうが…その点については至急検討方法を検討しますw)



まぁ、そんなこんなで佐賀平野をさくっと抜けて、長崎県方面へと急ぎます。



だがしかし、途中で新しくできた道の駅を見つけてしまったので、ちょっとトイレ休憩を。ここ「道の駅・白石」は今年6月にオープンしたばっかのピッカピカな施設なのようです。





ほら、トイレが超綺麗なんです。やっぱ、新参者さんはこういうとこにリキ入れますよね。使う側からすると有り難い限りです。(ありがたやー、ありがたやー。)



さて、ちょっと冗長になりすぎる感があるので、道中巻いていきます。しばしすると、道路標識に「諫早」の文字が出てき始めました。そうです。次の「い」は「諫早市」に決めていたんです。






そして、巻いたおかげでさくっと長崎県堺=諫早市境を超えることができました♪あとは、市役所を目指してフルーツバス停ロードを走り続け、市街地を目指すのみです。





さて、市街地に入ってはみたものの、市役所はどこかな?と探すところから始めねばなりません。(田舎だと簡単なんですが、都市部は若干複雑…。)まずは、分かりやすかったJRの諫早駅へと。




でも、この駅って本当に愛車と写真を撮るのが難しいです。多分、深夜から未明を狙っていかないと駅前が再開発中で駐車スペースがなく、無理です。



気を取り直して、さくっと街中を駆って市役所前に到着しました。これで「あ」と「い」をGetできたことになります。お次は「う」なんですが、これは楽ゲーですぐに終わっちゃう予定です。…だって「う」の「雲仙市」は、諫早市の隣の市なんですもの。(笑)





そういうわけで、諸々の時間調整も兼ねて、諫早市から雲仙市に向かう途中でちょっとだけ寄道を。




まだ早い時間帯で空いていた国道57号をかっ飛ばし、たどり着いたのは諫早干拓の地です。つい最近、諫早堤防については最高裁判所の裁定が出て世間をにぎわしたばかりでもあるので…、ちょっと現地現物を見ておきたくなってですね。





んで、なぜか寄り道の最初にたどり着いたのは「ゆうゆうランド干拓の里」です。





生憎、開門前だったんで、門の隙間から中の風景を盗み撮りして、次に行くことにします。(まぁ、おっさん一人で立ち入るようなところではないでしょうけどねwww)




そそくさと次に向かうは、「中央干拓地」の突端にある公園です。こちらからは諫早湾の干拓地の広範が見渡せる上に、おっさん一人でも堂々と立ち寄れます。(笑)





で、到着して実際に見てみると、まぁ…さすが国家事業として干拓しただけある広さですなぁ…という率直な感想が自然と出てきました。いやー、凄い広いっす!!これだけの広さの海を埋め立てて農作物を作ったら、そりゃぁ国家を2分するような論争も起きますよ。(河川から流れ出る栄養素を何とか有明海に流してやれないものですかね…。)







とか何とか、一人で頭の中で床屋談義を繰り返しながら、ぼちぼち雲仙市のほうに向かうことにします。途中の国道57号では高規格道の建設真っ最中といった感じで、10年後が楽しみー!とか思いながら、颯爽と走って行きます。






で、割とあっさりと雲仙市役所に到着!なんだかちょっとだけメルヘンチックな作りの庁舎に出会えたので、ちょっとだけ好感がもてます。こちらの庁舎って…今回の5庁舎の中では、一番かわいかったかな♪





と、こんな感じで1日目の午前中の5時間で、「3/5」のポイントをゲットしてしまいました…が、本当の関門はこれから先です。

次に向かうは「え」で始まる「えびの市」です。宮崎県の自治体です。こりゃあ難儀です。とりあえず、そんな感じであれば最短ルートでスピードだけ求めても楽しくないかな、と思い、これから先は寄り道多めでミッションに向かうことにしてみます。



というわけで、次回に続きます。それでは、次で。









Posted at 2019/07/15 21:31:24 | コメント(7) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記

プロフィール

「[整備] #アルテッツァジータ (備忘)過去4年の主要整備記録 https://minkara.carview.co.jp/userid/2891972/car/2502318/6676292/note.aspx
何シテル?   12/19 11:18
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利尻・礼文! 悲願「水の神」降臨 
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